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【Match Report】なでしこジャパン、スペインに1-3で敗戦

2025年06月28日

【Match Report】なでしこジャパン、スペインに1-3で敗戦

スペイン遠征中のなでしこジャパン(日本女子代表)は6月27日(金)、マドリードのButarque StadiumでFIFAランキング2位のスペイン女子代表と国際親善試合を行いました。

同ランキング7位の日本は、4-3-3の布陣でこの試合に臨みました。GK山下杏也加選手、最終ラインは右から守屋都弥選手、熊谷紗希選手、古賀塔子選手、北川ひかる選手が並び、アンカーに三浦成美選手、インサイドハーフには宮澤ひなた選手と松窪真心選手が入りました。前線は藤野あおば選手、田中美南選手、浜野まいか選手が3トップを形成。この試合のキャプテンは熊谷選手が務めました。

立ち上がりはスペインがボールを保持して試合を支配しますが、日本はコンパクトなゾーンディフェンスで粘り強く対応。9分には田中選手のパスから浜野選手が右サイドを抜け出し、松窪選手が合わせる場面をつくります。18分には北川選手が負傷し、宝田沙織選手がセンターバック、古賀選手が左サイドバックに回る布陣変更を強いられましたが、守備陣は冷静に対応しました。

すると30分、田中選手が高い位置で相手のパスをインターセプトし、素早く右サイドに展開。浜野選手の折り返しを受けた田中選手が反転してシュートを放ち、ゴール右に決めて日本が先制します。しかし前半終了間際の44分、スペインは左サイドから鮮やかなワンタッチのパスワークで日本を崩すと、クラウディア・ピナ選手が同点ゴールを決め、試合は1-1で折り返しました。

後半に入ると、日本は杉田妃和選手と長野風花選手を投入し、中盤の構成を変えて流れを取り戻そうと試みますが、同じく交代でギアを上げたスペインの勢いに押され、押し込まれる時間が続きます。50分にはヴィッキー・ロペス選手のシュートが枠をかすめ、危険な場面が続きました。

62分には谷川萌々子選手、籾木結花選手、南萌華選手の3人を同時投入。直後には守屋選手がロングボールに反応し、チャンスを演出しますが得点には至りません。66分にはビルドアップの場面でミスが生じ、ヴィッキー・ロペス選手に決められ、勝ち越しを許しました。

73分には田中選手が決定機を迎えましたが、GKカタ・コル選手の好守に阻まれます。終盤はスペインがさらにフレッシュな選手を加えてテンポを上げると、88分にはアテネア選手に強烈な一撃を決められ、3失点目。反撃は実らず、日本は1-3で敗戦となりました。

監督・選手コメント

ニルス・ニールセン 監督
スペインはユーロ(UEFA欧州女子選手権)前ということもあり、非常に完成度の高いチームでした。倒すのは簡単ではありませんが、世界王者のホームで難しい状況の中でも、選手たちはプラン通りに戦い、全力を尽くしてくれたと思います。ボールを保持する時間もつくれましたが、ミスをすれば世界王者には一瞬でやられてしまうので、詳細を詰めていきたいです。攻守の判断やパスのつなぎ方にトライする中でパスを回せた場面もありましたが、ややロングボールが増えてしまいました。良い形のチャンスも作りましたが、試合を通してパワーを出せなかったと思います。失点は正しい状況判断ができていれば防げたもので、主要大会ではこうした場面を確実に防ぎたいと思っています。

GK #1 山下杏也加 選手(マンチェスター・シティ/イングランド)
最終ラインが下がりすぎていた場面が多く、ラインを上げるべきタイミングでのメリハリが足りなかったと感じています。スペインはその空いたスペースをうまく使って攻撃してくるので、なるべくラインを上げようと声をかけていました。日本がブロックを作った状態でもスペースを使って質の高いクロスを何本も上げてきて、対応が難しかったです。スペインはラインが高いので、背後を狙いたくなる場面もありましたが、その分パスの精度が重要だと思いました。2失点目は、受け手の状況をよく見て判断するべきだったと思います。結果は出ませんでしたが、レベルの高い相手と高強度の試合ができたことは、チームにとっても個人としても収穫でした。

DF #5 守屋都弥 選手(エンジェル・シティFC/アメリカ)
ワールドカップとパリオリンピックでスペインと対戦した際は出場時間が限られていたので手応えがありませんでしたが、今回フル出場して収穫と課題がありました。アメリカのリーグは縦に速く、細かいパスは少ないのですが、スペインはワンツーやクイックな動きで細かくつないでくるので、対応するには瞬発力が課題だと感じました。右サイドはサイドチェンジやロングボールが多かったですが、迷わず対応できたと思います。裏への守備のコース取りは海外での経験が生きていて、手応えもあります。ただ、深い位置での1対1はまだ詰める必要がありますし、スペインのような相手には間合いの調整も重要なので、感覚として染み込ませたいです。アメリカにいる環境を生かして、試合でもフィジカルやコンタクトの部分をさらに強化していきたいです。

FW #11田中美南 選手(ユタ・ロイヤルズ/アメリカ)
押し込まれる時間が長く、チャンスを多く作られてしまいました。ゴールは決めることができましたが、もう一つの決定機も決めきらなければいけなかったと思います。前半からもっとボールを保持しながら試合を進められた感触があり、ビルドアップの立ち位置や中盤の関わり方をもっと工夫できたと感じます。中央はそこまでタイトではなかったので、うまく使えていれば後半は自分たちの時間を増やせたと思います。ゴールは狙いどおりの守備から得点につながりました。スペインの攻撃力は圧倒的ですが、守備には隙もあるので、そこを突く意識を高めていきたいです。これまでの対戦と比べて、守備で圧力をかける場面が増えたのは収穫でした。

国際親善試合

2025年6月27日(金) 21:00 キックオフ予定(日本時間 6月28日(土) 4:00)vs スペイン女子代表
会場:マドリード(スペイン)/Butarque Stadium
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