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なでしこジャパンのメンバーを発表 MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024 韓国女子代表戦(10.26 東京/国立競技場)

2024年10月19日

なでしこジャパンのメンバーを発表 MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024 韓国女子代表戦(10.26 東京/国立競技場)

日本サッカー協会(JFA)は10月18日(金)、国立競技場で行われるMIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024 韓国女子代表戦に向けたなでしこジャパン(日本女子代表)のメンバー23人を発表し、今回、監督代行を務める佐々木則夫JFA女子委員長が会見を行いました。

なでしこジャパンはベスト8となった第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)以来の活動再開となり、同大会に出場したGK山下杏也加選手(マンチェスター・シティ)、熊谷紗希選手(ASローマ)、長谷川唯選手(マンチェスター・シティ)、田中美南選手(ユタ・ロイヤルズ)などが、今回のメンバーにも選出されました。

なでしこジャパン初招集となったのは、GK大熊茜選手(INAC神戸レオネッサ)、遠藤優選手(三菱重工浦和レッズレディース)、土方麻椰選手(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)、松窪真心選手(ノースカロライナ・カレッジ)の4人で、GK大熊選手、土方選手、松窪選手は8~9月のFIFA U-20女子ワールドカップ コロンビア2024でU-20日本女子代表の準優勝に貢献しました。

佐々木監督代行は「U-20日本女子代表で頭角を現した選手は、今後のなでしこジャパンで重要な選手に成長してほしいという願いもあり、ベテラン、中堅、若手をミックスして編成した。次のサイクルに向けて意義のある戦いをし、なでしこジャパンのイズムを若手にも注入してほしいことも踏まえてメンバーを構成した」と、新生なでしこジャパンの選出意図を説明しました。

また、浦和のWEリーグ連覇に貢献して昨季のベストイレブンに輝いた遠藤選手について、佐々木監督代行は「非常に素晴らしい運動量と動くタイミングで、浦和でもゴールに絡んでいる。守備のバランスも良い」と、代表での活躍にも期待を寄せました。

佐々木監督代行を含む狩野倫久コーチ、内田篤人コーチなどのスタッフ陣は、今回の活動期間のみのチームスタッフとなります。佐々木監督代行は、FIFA女子ワールドカップドイツ2011でなでしこジャパンを世界一に導き、同年度のFIFAバロンドールで女子年間最優秀監督賞を受賞しました。佐々木監督代行がなでしこジャパンの監督を務めた期間の日韓戦の成績は3勝2分け3敗で、「私にとって非常に緊張する試合になると思っている。負け越して人生を終えられないと思うところもある」と、アジアのライバルとの一戦に向けて力を込めました。

FIFAランキング19位の韓国はFIFA女子ワールドカップに3大会連続で出場しており、なでしこジャパンがベスト4となったAFC女子アジアカップインド2022で準優勝を収めています。シン・サンウ新監督が就任したばかりで、WEリーグからはI神戸のイ・スビン選手がメンバー入りを果たしています。

なでしこジャパンは10月21日(月)からトレーニングを開始し、同26日(土)14時20分キックオフ予定のMIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024 なでしこジャパンvs韓国女子代表(国立競技場)に臨みます。

コメント

佐々木則夫 JFA女子委員長
今回の一戦を、3年後のFIFA女子ワールドカップブラジル2027、第34回オリンピック競技大会(2028/ロサンゼルス)に向けた準備としても、意義のある試合にしていきたいと思っています。監督代行ではありますが、今回の試合の目的を各選手、スタッフに伝え、チームづくりを進めます。女子ワールドカップ、オリンピックでの反省や改善点はありますが、このチームの長所が次につながるようにアプローチして韓国戦を戦い、次の監督にバトンを渡したいと思います。

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