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U-19日本女子代表候補 国内トレーニングキャンプを開始
2023年07月19日
U-19日本女子代表候補は7月17日(月)、福島県内で5日間の活動をスタートさせました。
活動初日となる17日はオープニングミーティングを行い、チームの第一目標である来年3月に行われるAFC U20女子アジアカップ優勝に向けて、世界基準の選手となるために個人として日常から追求していくこと、チャレンジしていくことの必要性について確認しました。ミーティング後はコンディション調整を中心としたトレーニングを実施し、初めて会う選手同士でもしっかりとコミュニケーションを取る姿が見られました。
18日午前は、5月に参加したSUD Ladies Cup 2023の振り返りを映像を交えながら行い、チームとして向かうべきイメージの共有をしました。午後にはトレーニング後、U20東日本学連選抜とトレーニングマッチ(20分×1本、15分×1本)を行いました。1本目は19分、土方麻椰選手(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)からの鋭い左クロスを笹井一愛選手(ノジマステラ神奈川相模原)が頭で合わせ先制点を奪います。2本目では開始早々2分に小川由姫選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)が追加点を奪うと、9分に小山史乃観選手(セレッソ大阪ヤンマーレディース)が得点を重ねます。交代後や試合が終わってからも選手同士で話し合う様子が見られ、実りあるトレーニングマッチとなりました。
選手コメント
DF 柏村菜那 選手(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
今回のキャンプでは、前回の大会の反省を生かして、たくさんチャレンジし、成長して終われるようにしたいです。チームの中で、自分に何ができるのかを常に考えて行動に移していきたいです。色んな人とコミュニケーションを取りながら、たくさん吸収して成長に繋げたいと思います。素晴らしい環境で、たくさんの人の支えがあって、このキャンプができていることに感謝をして、楽しんで思い切りプレーしたいです。
最終日にはトレーニングマッチもあります。まずは、そこに向けて、1日1日の練習、1つ1つのプレーにこだわって自分の長所をたくさん出していきたいと思います。アジア予選を優勝して終わるという目標に向かって、個人としてもチームとしても積み上げていきたいです。
DF 中谷莉奈 選手(セレッソ大阪ヤンマーレディース)
まず今回の代表キャンプに参加できていることに感謝の気持ちでいっぱいです。
このキャンプでは、自分自身常に前向きなチャレンジをし続け、自信を持ってプレーすることを意識して頑張りたいと思っています。一緒にプレーするのが初めての選手もいるので、自分から積極的にコミュニケーションを取るようにしています。
前回のSUD Ladies Cupで世界と戦って、まだまだ足りないものが多く、もっと意識高く日々を過ごさないといけないと気付きを得ました。短い期間ですが、世界で戦うために常に世界基準をベースに今回のキャンプも高みを目指してプレーしたいです。
これからこの場に生き残っていく、また、もっと上にいく為には自分が持っているものを最大限にアピールすることが大事だと思っています。今、自分に出来ることに120%の力で取り組み、たくさんのことを得て充実したキャンプに出来るよう頑張りたいと思います。
MF 天野紗 選手(INAC神戸レオネッサ)
今回のキャンプは、約半年後に開幕するAFC U20女子アジアカップで優勝するために、個人としてもチームとしてもパワーアップしていく貴重な期間となっています。ミーティングではチームコンセプトの再確認や、現状の試合データを日本と世界で比較して何が日本に足りていないかを認識しました。日本がアジアカップ、ワールドカップで優勝するためには、一人一人が日常から世界基準のスタンダードで過ごすこと、またはそれ以上で過ごす必要があると思いました。キャンプ中は時間が限られている中でも、チームとして共有事を確認しつつ刺激し合い、世界で闘える準備をしていきたいです。