JFA.jp

JFA.jp

EN

大学 日本代表

年代・カテゴリーを選ぶ

表示したいカテゴリーを
以下から選択してください。

1.年
  • 2024年
  • 2023年
  • 2022年
  • 2021年
  • 2020年
  • 2019年
  • 2018年
  • 2017年
  • 2016年
  • 2015年
  • 2014年
2.年代別
  • SAMURAI
    BLUE
  • U-24
  • U-23
  • U-22
  • U-21
  • U-20
  • U-19
  • U-18
  • U-17
  • U-16
  • U-15
  • 大学
  • フットサル
    (男子)
  • U-25フットサル
    (男子)
  • U-23フットサル
    (男子)
  • U-20フットサル
    (男子)
  • U-19フットサル
    (男子)
  • U-18フットサル
    (男子)
  • フットサル
    (女子)
  • U-18フットサル
    (女子)
  • ビーチサッカー
  • eスポーツ・サッカー
ホーム > 日本代表 > 大学 2019年 > 最新ニュース一覧 > ユニバーシアード日本代表、ブラジルを下して金メダルを獲得。7度目の優勝を飾る

ニュース

ユニバーシアード日本代表、ブラジルを下して金メダルを獲得。7度目の優勝を飾る

2019年07月15日

ユニバーシアード日本代表、ブラジルを下して金メダルを獲得。7度目の優勝を飾る

ユニバーシアード日本代表は7月13日(土)、7度目の優勝をかけて決勝戦でブラジルと対戦しました。

5バック気味の守備的な布陣で試合に臨むブラジルに対し、日本は三笘薫選手、紺野和也選手の両サイドが積極的に1対1の勝負を仕掛けてゴールを狙います。18分には三笘選手が50メートル近い距離をドリブルで独走し、ゴール前に攻め込み会場を沸かせます。また20分には、紺野選手とのコンビネーションプレーから旗手怜央選手が抜け出し、ゴール前にクロス。これに上田綺世選手がダイビングヘッドで飛び込みますが、ボールはわずかに左に外れて得点にはなりません。その後も旗手選手、上田選手が決定機を迎えますが決めきれず、前半は0-0で終了します。

後半に入ると、早々に試合が動きました。56分、中央からペルティエリアに切れ込んだ三笘選手が、ブラジルのDFに倒されてペナルティーキックを獲得します。キッカーに立ったのは上田選手。ゴール右上に蹴り込み、日本が待望の先制点を挙げます。また三笘選手を倒したDFはこのファウルで2回目の警告を受けて退場。ブラジルは10人で戦うことになりました。

数的に優位となった日本は、しっかりとボールを回して中盤を圧倒し、ブラジルゴールを脅かします。64分には三笘選手の縦パスに上田選手が反応。ワントラップしてペナルティエリアに抜けると、左足を振り抜いて追加点を決めます。さらに70分には、三笘選手からのパスを受けた旗手選手が、GKの股を抜くシュートで3点目を挙げ、スコアを3-0とします。78分にはフリーキックの流れからクリアボールを詰められ、ブラジルに1点を返されてしまいますが、82分には山本選手のクロスに抜け出した上田選手がゴールを決めて4-1に。上田選手がハットトリックを達成し、再びリードを3点差に広げます。

その後も危なげない試合展開でブラジルの反撃を許さず、4-1のまま試合終了。日本は前回大会に続く二連覇、そして通算7回目の優勝を勝ち取りました。ユニバーシアード競技大会でサッカーが行われるのは、今大会が最後になります。日本は最後の大会で金メダルを獲得し、有終の美を飾りました。

監督・選手コメント

松本直也 監督(桃山学院大)
ブラジルはターンオーバーせず、この試合が5試合目という選手も数人いましたので、あまり動けないだろうな、とは想定していました。予想どおり5バック気味で守備を固めてきたので、ポイントとしてはサイドを攻略し、いかにディフェンスラインの背後をとるかだと考えていました。前半はブラジルのしたたかさに苦しみましたが、1点を取れば流れがくる。そう思って、選手には焦れずにしっかりとボールを動かすよう伝えました。この優勝は、大学サッカー関係者すべての力でなし得た優勝だと思っています。今の4年生たちは、1年のころから海外遠征を経験し、トゥーロン国際大会やコパ・アメリカに参加するような選手も出てきました。自分が見た過去のユニバーシアード代表と比べてみてもトップレベルの選手がそろった、非常にまとまりのあるチームだったと思います。彼らにはこの大会を通過点として東京オリンピック、そしていずれは日本代表に選ばれるような選手になることを願っています。

MF #7 三笘薫 選手(筑波大学)
相手が5バックの引き気味できたので、前半から自分と紺野和也選手のサイドを起点として積極的に仕掛けようと考えていました。PKをとったシーンは、左サイドバックの山原怜音選手が外に開いたので中に入ったところ、FWの旗手選手もサイドに開いてくれた。前にスペースができたので、そこを狙おうという意識はありました。上田選手、旗手選手のゴールのアシストでは、自分の特長であるスルーパスやアウトサイドからのパスという部分を出せたと思うのですが、最後のところを決めきれていないので、そこはこだわっていかなければ、と思います。決勝戦はトゥーロン国際大会で敗れたブラジルが相手だったので、絶対に勝ってやろうという気持ちはありました。リベンジを果たせてよかったです。今後は年代別の代表に入り、東京オリンピックに出場することが目標となりますが、まだまだ候補メンバーとしては下のほうだと思っています。もっと成長し、大きなプレーヤーとなってオリンピックにも関わっていきたいと思います。

FW #9 上田綺世(法政大学)
前半はうまくいかない時間帯もあったのですが、自分としては相手のディフェンスラインがバラバラだということが気になっていました。ハーフタイムにその点を話し合い、修正するべきところを修正しました。チームとしてはサイドからの攻撃を中心としていたのですが、僕としては横パスから不意打ちを狙う形もしたいと伝えました。3点目のゴールは、その狙いどおりというか。ボランチの2人に「ワンタッチで、横パスをつけてほしい」と伝えたとおりの、タイミングもばっちりのゴールだったと思います。2点目については、いつもどおりといえばいつもどおり。僕は常に三笘選手のドリブルしている姿を思い浮かべながら、どう走るか、どう背後をとるかを考えているのですが、その選択肢のひとつが互いに合ったタイミングでのゴールでした。結局、僕がやっている仕事は最後の1割でしかない。それを組み立ててきた9割の部分があって、結果が出せていると思います。今日のゴールについては、僕だけではない、パサーの良さが出たゴールだと思っています。

FW #10 旗手怜央 選手(順天堂大学)
ブラジルは5バックで引いてきたので、前半はなかなかチャンスがなくて苦しみました。けれど後半、三笘選手が飛び出して、相手がひとり退場してからは自分たちのサッカーができたと思います。ゴールシーンについては、三笘選手がアウトサイドからパスを出してくるというのはわかっていたので、あとはどうトラップしてシュートするか。自分の技術が試されるゴールでした。うまく決められてよかった。ブラジルが決勝トーナメントに残ったという時点で、なんとなく決勝で対戦するような予感はありました。トゥーロン国際大会では敗れていたので勝ててよかった。ひとり退場したにせよ、これだけの大差をつけて勝てたのは、みんなで積み上げてきたことが出せたからだと思っています。個性豊かなチームで、主将としてまとめるのは大変でしたが、副将の阿部航斗選手をはじめ多くの人の支えがあって自分なりにチームをまとめることができました。支えてくれた人に感謝したいです。

スケジュール

第30回 ユニバーシアード競技大会(2019/ナポリ)
7月5日(金) 3-0 グループリーグ 第1戦 対アルゼンチン代表
(Stadio S.FRANCESCO)
7月7日(日) 4-1 グループリーグ 第2戦 対ロシア代表
(San Mauro Stadium)
7月9日(火) 2-0 準々決勝 対韓国代表
Stadio S.FRANCESCO
7月11日(木) 3-3
(PK5-4)
準決勝 対イタリア代表
(Arechi Stadium)
7月13日(土) 4-1 決勝 対ブラジル代表
(Arechi Stadium)

※時間は全て現地時間です。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

第30回 ユニバーシアード競技大会(2019/ナポリ)

大会期間:2019/7/3(水)~2019/7/14(日)

大会情報はこちら

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー