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U-21日本代表

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ニュース

U-21日本代表 国際親善試合 U-21タイ代表に勝利を収める

2014年12月15日

U-21日本代表 国際親善試合 U-21タイ代表に勝利を収める

国際親善試合 (U-21タイ代表 対 U-21日本代表)
2014年12月14日(日)   キックオフ18:00    試合時間 90分(45分ハーフ)
Rajamangala National Stadium(タイ/バンコク)

U-21タイ代表 0-2 (前半0-1、後半0-1) U-21日本代表

得点
16分 豊川雄太(日本)
90+1分 鈴木武蔵(日本)

スターティングメンバー
GK:牲川歩見
DF:亀川諒史、奈良竜樹、植田直通、松原健
MF:大島僚太、原川力、豊川雄太、矢島慎也
FW:荒野拓馬、浅野拓磨

サブメンバー
GK:櫛引政敏、吉丸絢梓
DF:山中亮輔、三浦弦太、岩波拓也、室屋成
MF:遠藤航、中島翔哉、井手口陽介
FW:久保裕也、鈴木武蔵、南野拓実

交代
HT   牲川歩見 → 櫛引政敏
HT   松原健 → 室屋成
HT   植田直通 → 岩波拓也
HT   奈良竜樹 → 三浦弦太
HT   亀川諒史 → 山中亮輔
HT   大島僚太 → 遠藤航
HT   原川力 → 井手口陽介
HT   豊川雄太 → 中島翔哉
HT   荒野拓馬 → 鈴木武蔵
60分   浅野拓磨 → 久保裕也
60分   矢島慎也 → 南野拓実

マッチレポート

U-21日本代表タイ・バングラデシュ遠征5日目、いよいよ試合当日です。
午前中、選手たちは、ホテル近くの公園で体幹トレーニングのメニューをもくもくとこなしました。「遠征の全ての活動が予選のための準備であって、試合をするためだけに来た訳では無い」という手倉森誠監督の言葉通り、試合日といえども遠征のテーマである暑熱順化に取り組みました。

U-21タイ代表との国際親善試合は18:00にキックオフ。4-4-2の布陣で試合に臨みました。U-21日本代表は、前半から試合を優位に進めます。16分、敵陣でのセットプレーからMF矢島慎也選手が右サイド深くまで攻め込みクロスを供給。中で待つMF豊川雄太選手の右足でのシュートがゴール左隅へ見事に決まり、待ち望んでいた先制点をあげることができました。その後もDF亀川諒史選手のミドルシュートや、荒野拓馬選手、浅野拓磨選手の両FWが積極的に仕掛けゴールを狙い決定機を作るも、相手のしぶとい守備に阻まれ、前半を1-0で折り返しました。

交代人数無制限(再出場不可)という今回の試合のルールに則り、後半はスターティングメンバーを9人入れ替えて追加点を狙いにいったU-21日本代表ですが、同点に追いつきたいタイの猛攻を受けます。しかし、交代出場のGK櫛引正敏選手が好セーブでゴールを割らせません。U-21タイ代表も55分、61分、63分と合計で10名の選手交代を行いました。
浅野選手の鋭い裏への抜け出しなどにより徐々に攻撃のリズムを掴んできた日本は57分にPKを獲得。浅野選手が自ら蹴りましたが、相手のGKの好セーブに合い、残念ながら追加点を奪うことはできませんでした。

60分には、昨日チームに合流したばかりのFW久保裕也選手とFW南野拓実選手がそれぞれ、浅野選手、矢島選手と交代しました。これで今回召集されたフィールドプレーヤーは全員がピッチに立ちました。両選手の出場により攻撃のギアがあがったU-21日本代表は、MF中島翔也選手の積極的なドリブル、MF井手口陽介選手のミドルシュート、久保選手の裏への飛び出しで追加点の獲得を目指します。しかし、いずれもゴールを割ることはできませんでした。

守備ではDF岩波拓也選手、三浦弦太選手を中心に落ち着いて対応し、相手にチャンスを作らせません。互いにゴールを割ることができず後半も45分が経過したその時、久保選手からのパスをゴール前でFW鈴木武蔵選手が落ち着いて左足で決め、待望の追加点をあげました。そのままホイッスルが鳴り、U-21日本代表は第一戦を2-0の勝利で飾ることができました。

選手たちは、二部練習、暑熱順化のハードなトレーニングと、体に疲労がたまっているにもかかわらず、ピッチ上で切れの良い動きと日本代表としての誇りを見せました。遠征2戦目は、12月18日にダッカでバングラデシュA代表と対戦します。

監督・選手コメント

手倉森誠 監督
前後半でメンバーを全員入れ替えましたが、後半のメンバーは力みが見られました。縦のスピードや攻撃から守備へ切り替える早さなど、チームとして意識しようとしたことを選手たちがピッチ上で表現してくれました。特にボールへ向かう姿勢はオマーン(AFC U-22選手権)の時より遥かに良くなりました。ただ、力みから体力を消耗しすぎる場面がありましたし、決めるところで決めきらないといけません。日本代表としての誇りと覚悟を示そうとする姿勢は存分に発揮されていましたし、チームとしてのまとまりも良いので、18日のバングラデシュ戦も「オリンピックのメダル獲得」という目標の可能性を感じさせるような戦いをしたいです。

FW 9   鈴木武蔵 選手 (アルビレックス新潟)
最後に点を取れて良かったですが、今日の自分自身のプレー内容はあまり良くなかったです。前半に出場したメンバーが良いプレーをしていたので、自分を含めた後半のメンバーは少し気負っていたように思います。今日の課題である、“仲間との距離感”を明日からの練習で修正し、次のバングラデシュ戦でも得点を決めたいです。

MF 17  豊川雄太 選手 (鹿島アントラーズ)
チームのみんなが繋いでくれて取れたゴールですので、みんなに感謝しています。今日の試合には、国を背負って戦うという誇りを持って臨みました。積極的にシュートを打つこと、得点することを最低限の目標としていましたので、点が取れて良かったです。
遠征の残りの日々でも、「リオデジャネイロでメダルを取る」というチームの目標に向かって自分をもっとアピールしていきたいです。まだ1点取っただけです。18日にもう一試合あるので、そこでまた得点しアピールしたいです。 

スケジュール

12月11日(木) PM トレーニング
12月12日(金) AM/PM トレーニング
12月13日(土) AM/PM トレーニング
12月14日(日) 2-0 国際親善試合 vs U-21タイ代表 (Rajamangala National Stadium)
12月15日(月)  AM トレーニング
12月16日(火)  PM トレーニング
12月17日(水)  PM トレーニング
12月18日(木) 17:00  国際親善試合 vs バングラデシュ代表(Bangladesh National Stadium)
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