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FIFA U-20ワールドカップポーランド2019に向けて活動開始 ~U-20日本代表 沖縄・宮崎トレーニングキャンプ~
2019年01月30日
U-20日本代表 vs 沖縄SV
2019年1月28日(月) キックオフ時間 14:30 試合時間 75分(35分×2本)
南風原町役場 黄金森公園陸上競技場内 グラウンド(沖縄県島尻郡)
U-20日本代表 4-1 (前半0-1、後半4-0)沖縄SV
得点
11分 失点(沖縄SV)
39分 田川亨介(U-20日本代表)
42分 中村敬斗(U-20日本代表)
49分 原大智(U-20日本代表)
69分 田川亨介(U-20日本代表)
スターティングメンバー
GK:谷晃生
DF:松田陸、橋岡大樹、阿部海大、山口竜弥
MF:中村敬斗、平川怜、松岡大起、中島元彦
FW:原大智、櫻川ソロモン
サブメンバー
DF:荻原拓也
FW:田川亨介
交代
HT 松岡大起 → 田川亨介
HT 山口竜弥 → 荻原拓也
53分 中村敬斗 → 山口竜弥
※自由な交代可能
マッチレポート
昨年、10月に開催されたAFC U-19選手権インドネシア2018での激闘の末にFIFA U-20ワールドカップポーランド2019の出場権を掴んだU-20日本代表が、5月の本番に向けて開始されました。いよいよ、世界への挑戦の年が始まります。SAMURAI BLUE(日本代表)もアジア制覇まで残り一つ。上のカテゴリーにステップアップを目指すU-20日本代表選手にとっても大いに刺激になっています。
今回は育成年代日本代表として初めての試みで、Jリーグ開幕前に沖縄県・鹿児島県・宮崎県でキャンプを実施しているチーム中心に選手を招集し、沖縄県と宮崎県でトレーニングマッチを行います。1月29日(火)まずは沖縄トレーニングキャンプから開始。那覇市内のホテルに集合した選手に影山雅永監督は、「皆が世界を舞台に活躍できるFIFA U-20ワールドカップが5月に開幕する。それまでには限られた回数の遠征しか実施できない。今回所属チームで海外遠征など実施しており、招集できない選手も多い。その中でもU-20日本代表として、昨年ブラジル遠征で経験した収穫や試合の内容は大事にしていきたいし、そのレベルをさらに高めたい。初招集選手もいるし、いきなり連携面含め素晴らしい試合を実施することはなかなか難しいが、ブラジル遠征の映像を振り返り、このレベルを求めていこう」とアドバイスを送り活動がスタートしました。U-20日本代表は早速グラウンドに移動し、沖縄SVと35分✕2本のトレーニングマッチを実施しました。
試合序盤は両チームが試合を優位に進めるべく、目まぐるしい攻守の攻防から、両チームが積極的にチャンスを作っていきます。ただU-20日本代表は、さすがに連携面でミスが目立ち始め、11分には相手に左サイドを攻略され、クロスに上手く合わせられて先制点を許してしまいます。失点後は、徐々に落ち着きを取り戻し、FW櫻川ソロモン選手がフィジカルを活かし、FW原大智が相手DF背後を狙うことでチャンスを作り出します。26分には、櫻川選手が左サイドから絶妙なクロスを上げますが、原選手の決定機は相手の体を張ったブロックに防がれます。34分にも、櫻川選手からパスを受けたMF中村敬斗選手がコースを狙い強引にシュートを放ちますが、相手GKに防がれます。前半はこのまま0-1で折り返します。後半、FW田川亨介選手、DF荻原拓也選手を投入すると、一気に攻撃モードで相手を攻め込みます。後半開始早々、櫻川選手が相手をフィジカルで圧倒し、相手GKとの1対1を迎えるもファインセーブに決定機を活かしきれません。それでも39分には、右サイドを中村選手とMF平川怜選手で攻略し、中央に持ち込みながら平川選手のクロスを田川選手が合わせ同点ゴールを奪います。攻撃のリズムができると、ゴール前でボールを受けた中村選手が得意のドリブルで2人を交わし、左足で流し込み逆転ゴールを奪います。49分には、原選手がボールを受けると、絶妙なタイミングで左足を振り抜いて3点目が生まれます。前半と異なり、守備陣もDF橋岡大樹選手を中心に落ち着いたプレーを見せ、チームコンセプトである切り替えの早さも随所に発揮します。その後も田川選手、平川選手が惜しいシュートを放ちゴールを狙い続け、69分原選手のクロスを田川選手がヘディングで合わせて4点目を奪います。試合はそのまま4-1で終了しました。
トレーニングを積んでいない中でも、選手らはしっかりとチームコンセプトを発揮し素晴らしいプレーを随所に見せる試合結果となりました。沖縄トレーニングキャンプはこの日で終了し、2月1日(金)に場所を宮崎県に移し、鹿児島県・宮崎県でキャンプを実施しているチーム中心に選手を招集しトレーニングマッチを行います。
選手コメント
DF 橋岡大樹 選手(浦和レッズ)
今日の試合は、試合序盤からから良い攻撃ができていましたが、決めきれずにいると、相手に一瞬の判断ミスから決めきられてしまいました。FIFA U-20ワールドカップポーランド2019のことを考えると致命的なミスだと思いますが、それでも、皆で課題を理解し、後半しっかり立て直し4点取れたことは良かったです。特に後半は、右サイドを起点に何度もチームメートと連動して、チャンスを演出できました。まだまだゴール前での質は足りないことが多いですが、このチームでの攻守の関わり合いは理解が深まってきていると感じています。所属チームでは、素晴らしい環境で、良いトレーニングができています。フィジカルトレーニングや、トレーニングマッチを繰り返し、徐々にキレが出てきていると思います。FIFA U-20ワールドカップまで時間ないので、しっかり所属チームで成長して、日本代表で集まる度に変化を見せたいと思います。
MF 中村敬斗 選手(ガンバ大阪)
通常の代表遠征とは異なり、一日だけ集まり、初めて一緒にプレーする選手が多い中で試合に臨み、前半はなかなか上手くいかなかったものの、後半にしっかり修正することができた点は、FIFA U-20ワールドカップポーランド2019でも絶対に活きると思います。FIFA U-20ワールドカップでは相手も必死に来る中で、この修正能力はこのチームの武器になると思いますので、より磨きたいと思います。所属チームで良い準備をして、レギュラーを勝ち取り、新シーズンの活躍をバネに、今年のFIFA U-20ワールドカップでは、皆で一つの方向を向き、良い準備をして大会を迎えたいです。
FW 原大智 選手(FC東京)
今日の試合では、初めて一緒にプレーした選手も多くいましたが、試合中に何度もお互いにコミュニケーションを取り、非常に楽しくプレーできました。ゴールとアシストという形でアピールできて良かったですが、一つ一つの動きの質やパスの質などをもっと上げないと世界では通用しないと感じました。本日見せたプレーを、チームでも継続してしっかりと発揮していきたいです。FIFA U-20ワールドカップポーランド2019に招集されるよう、まずはチームでしっかりと試合に出場できるよう頑張ります。
1月29日(火)/沖縄 スケジュール
1月29日(火) | 4-1 | トレーニングマッチ vs.沖縄SV (南風原町役場 黄金森公園陸上競技場内グラウンド) |
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2月1日(金)/宮崎 スケジュール
2月1日(金) | 14:00 | トレーニングマッチ vs.テゲバジャーロ宮崎 (西都市清水台総合公園 多目的広場 B) |
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