AFC U-23選手権中国2018予選　グループJ　第2戦 vs U-22カンボジア代表
2017年7月21日(金) キックオフ時間18:30(現地時間)　試合時間90分（45分×2）
National Olympic Stadium（カンボジア/プノンペン）

U-22カンボジア代表　0-2（前半0-0、後半0-2）U-20日本代表

得点
73分　遠藤渓太（U-20日本代表）
84分　小松蓮（U-20日本代表）

スターティングメンバー
GK：波多野豪
DF：柳貴博、板倉滉、中山雄太、舩木翔
MF：髙木彰人、市丸瑞希、伊藤洋輝、遠藤渓太
FW：中坂勇哉、田川亨介

サブメンバー
GK：小島亨介、山口瑠伊
DF：藤谷壮、立田悠悟、古賀太陽、坂井大将
MF：三好康児、針谷岳晃、原輝綺、森島司
FW：旗手怜央、小松蓮

交代
67分　田川亨介 → 小松蓮
78分　中坂勇哉 → 旗手怜央
88分　市丸瑞希 → 坂井大将

マッチレポート

グループステージ第2戦の相手は、ホスト国のカンボジア代表との試合。スタジアムは15,000人を超えるカンボジア代表サポーターが集まる中、日本は第1戦からスターティングメンバー11人全員を入れ替えて試合に臨みました。試合は序盤から日本がボールを支配し、カンボジア陣内でボールを動かす展開となります。日本のファーストシュートはMF遠藤渓太選手がペナルティエリア内中央でボールを受け、相手を交わして右足でシュートを打つもこれは相手ゴールキーパーに防がれます。その後も前線のツートップに入った、FW中坂勇哉選手、田川亨介選手がゴール前でシュートチャンスを迎えますが、相手守備陣の壁を崩すことが出来ません。前半終盤にも右サイドバックのDF柳貴博選手がドリブルで攻め上がり、そのまま右足でシュートを放つも相手ゴールキーパーの好セーブに阻まれ得点にはならず、0-0で前半を終了します。

後半に入っても日本がボールを支配し、サイドを起点にした攻撃を仕掛け、セットプレーを含めシュートまでの形を多く作ります。73分、右サイドから攻撃を仕掛け、柳貴博選手がゴール前にクロスボールを入れると、逆サイドから走り込んできた遠藤渓太選手が相手ゴールキーパーの状況を冷静に見ながら右足でシュートを決めて先制し、なかなか得点を奪うことができなかった嫌な雰囲気を一蹴します。そして追加点は84分、GK波多野豪選手がボールを受け、相手のプレスを受けながらも冷静に左サイドにボールをパスすると、途中出場のFW小松蓮選手が起点となり、遠藤渓太選手にボールを渡します。遠藤選手はそのままドリブルで攻め上がると、再び小松蓮選手がゴール前でボールを受け、利き足ではない右足の豪快なシュートで2-0とします。試合終盤にはカンボジアにゴール前でフリーキックを与えてしまいますが、これはゴールの枠を越え、得点を許すことなく試合は終了。

試合詳細はこちら

2連勝した日本は、23日(日)の第3戦でグループステージ1位通過をかけて中国代表と対戦します。

選手コメント

GK # 12 波多野豪 選手（FC東京）
今日の試合は完全アウェイの中でのプレーでしたが、楽しむことができました。その中であまりボールは触る機会は少なかったですが、自分のパスがゴールへと繋がり、チームの勝利に貢献することができたので良かったです。

DF #4 板倉滉 選手（川崎フロンターレ）
多くのアウェイサポーターがいる中での難しい試合でしたが、皆が慌てず戦った結果勝つことができました。明後日の中国戦も皆で勝利を勝ち取りたいです。

DF #19 舩木翔 選手（セレッソ大阪）
今日は第2戦カンボジアとの完全アウェイの中での試合でした。少しのミスでスタジアムの雰囲気にのまれそうになることもありましたが、みんなで声をかけあって勝利することができて良かったと思います。もっと中盤のミスだったり、最後の突破の精度を上げていかないといけないと思います。中1日ですが修正できるところは修正して3戦全勝で帰れるようにしたいです。

MF #7 髙木彰人 選手（ガンバ大阪）
この完全アウェイで独特の雰囲気のなかチームとして勝ちに出来たところは凄く良い経験になりましたし、得点が決めれない時間帯の中、自分たちから崩れることなく得点を決めれることが出来たことは良かったです。最後の中国戦もしっかり勝ちを収めて日本に帰国したいと思います。

MF #17 市丸瑞希 選手（ガンバ大阪）
まずは今日のカンボジア戦に勝てたことは良かったです。前半から得点チャンスはありましたが決めきれず、自分たちのミスでピンチを作ってしまってことは反省点だと思います。そして後半は点がとれなくても皆が焦らずにプレーできたので良い形でゴールが生まれたと思います。簡単なミスをもっと減らし、完全アウェイの状況でも自分たちのサッカーを90分通してできたらもっと高いレベルでサッカーができると感じました。次の中国戦はもっと質にこだわってプレーしないといけないと思います。

スケジュール

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

AFC U-23選手権中国2018 予選

日程：2017年7月15日(土)～7月23日(金)
会場：カンボジア

2017年1月に開催されるAFC U-23選手権中国2018に出場するのは、予選の各グループ1位（10チーム）、2位の上位5チーム、開催地の中国の計16チームです。

日程・結果など大会情報はこちら
AFC U-23選手権中国2018 予選 U-20日本代表招集メンバーはこちら