千葉県東金市でのトレーニングキャンプを終えたU-20日本代表は、7月15日（土）午前に日本を出発すると、現地時間15:00頃にAFC U-23選手権予選の試合地カンボジアに到着しました。

カンボジアの気候は、気温30度前後と最近の日本よりも低く、予想していたよりも暑さは感じません。到着した日のトレーニングはランニングやストレッチ、ボール回しと移動の疲れを取るためのメニューを実施。時折強い雨が降り、雨が止むと湿度が高くなるため、翌日以降もスッキリとしない気候が続くことが予想される中で体を動かしました。

2日目のトレーニングは試合会場を想定し、人工芝のピッチを使用しました。ウォーミングアップ後に、3対2のボール回しを行い、選手間のボールを持っている選手と持っていない選手のポジショニング（トライアングルの関係）を確認します。

その後は6グループを作り、①3対3+ゴールキーパーのシュートゲーム、②3対3のミニゲーム、③4対2のボール回しの3種類のメニューを対戦相手を替えながら90秒間で4セット実施。選手たちはリラックスしながら②と③に取り組みましたが、①の3対3+ゴールキーパーのシュートゲームでは、チャレンジ＆カバー、攻守の切り替えをテーマに、試合をイメージしながら高い集中力を持ってアグレッシブにプレーをしていました。

19日（水）の初戦フィリピン戦に向け、残り2日間のトレーニングでチームとそれぞれのプレーの質を高めていきます。

選手コメント

MF＃6 森島司 選手（サンフレッチェ広島）
カンボジアに入り、2回トレーニングを行いました。2回目のトレーニングは慣れない人工芝での練習となりましたが、少しずつ慣れていき良いイメージでプレーすることができました。予選の試合では、ベストパフォーマンスを出せるように頑張りたいと思います。

DF＃5 柳貴博 選手（ＦＣ東京）
AFC U-23選手権2018予選突破に向け、雰囲気良く高い意識を持ってトレーニングが出来ていると思います。初戦に向けてチーム全体でやるべきことを共有し、試合結果にこだわってチーム一丸となってプレーしたいです。

DF＃15 古賀太陽 選手（柏レイソル）
カンボジアに入って2日目となった今日は、ユニバーシアード日本代表との練習試合について、映像を見て振り返りチーム全体でのイメージの共有をしました。その後のトレーニングではコンディションを上げていくため、少し運動強度の高いトレーニングを行いました。カンボジアに入りチームのモチベーションも高くなっているので、試合までの残りの時間を大事にし、初戦で100%の力でプレーできるように頑張りたいと思います。

スケジュール

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

AFC U-23選手権中国2018 予選

日程：2017年7月15日(土)～7月23日(金)
会場：カンボジア

2017年1月に開催されるAFC U-23選手権中国2018に出場するのは、予選の各グループ1位（10チーム）、2位の上位5チーム、開催地の中国の計16チームです。

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