U-19日本女子代表のトレーニングキャンプは2日目を迎えました。

各自でウォーミングアップを行った後にトレーニング開始です。3人1組となって1対1の間にディフェンス1人が入り、左右にあるコーンまでボールを運んで通過します。パスを出す選手、ディフェンスの選手との駆け引きがカギを握ります。その後、ハーフコートで4対4を行いました。途中、高倉麻子監督から「攻撃に緩急をつけるように」と指示がありました。

午後のトレーニング前には、7月のトレーニングキャンプ中に行ったトレーニングマッチの振り返りを行いました。自分たちの成果、課題を共有し、午後のトレーニングに入りました。ハーフコートの大きさで、フリーマン1人を追加した9対9を、最後は30分×2本の紅白戦を行い、この日の活動を終了しました。

選手コメント

乗松瑠華 選手（浦和レッズレディース）
今日は主に守備のトレーニングを行いました。ファーストディフェンダーがチャレンジに行った時には、必ず他のプレーヤーもスライドしてスペースを埋め、その中でマークの受け渡しや方向の限定、またボールを奪いに行くのか、ゴールを守る守備なのかを直ちに決断できるようにしていきたいです。これらを意識して午後は紅白戦を行いました。少人数では出来た守備でも11人となると、どこかにずれが出たり、ファーストディフェンダーが決まらなかったりすることがありました。明日はその課題も意識しながらトレーニングに取り組みたいです。

籾木結花 選手（日テレ・ベレーザ）
今日は午前中に、このチームの守備の意識を再確認し、精度を上げる守備のトレーニングを中心に行いました。とても高い意識の中でトレーニングが出来たので、守備だけではなく、必然的に攻撃の精度も上がってきました。午後の紅白戦でも午前の成果を出すことが出来たので、自分たちでレベルの高いゲームをつくり上げることが出来ました。明日も、高い意識を持ってゲームに臨み、AFC選手権前の最後のゲームをより良いものにしていきたいと思います。

森田有加里 選手（日本体育大学）
FIFA U-20女子ワールドカップに向けた大切なアジア予選となるので、優勝に向けて今回の合宿で良い準備をしていきたいです。チームとしては、シュートの意識や守備の意識も高まってきているので、このまま向上していき、改善すべきところは改善し、より良い状態にしていきたいです。個人としては、自分の良さを出し、チームの向上へ繋げていきたいと思います。

スケジュール

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。