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【Match Report】U-19フットサル日本代表 決勝でスペインと対戦し準優勝【Futsal Week U19 Summer Cup - Porec 2022(6/21-6/26)】
2022年06月27日
Futsal Week U19 Summer Cup - Poreč 2022
2022年6月26日(日) KO時間 21:00(現地時間) 試合時間 40分(前後半各20分間のプレーイングタイム)
Finida Hall(クロアチア/ポレチ)
U-19フットサル日本代表 2-6(前半0-2、後半2-4)U-19フットサルスペイン代表
得点
4分 失点(U-19フットサルスペイン代表)
15分 失点(U-19フットサルスペイン代表)
21分 失点(U-19フットサルスペイン代表)
21分 中島圭太(U-19フットサル日本代表)
36分 失点(U-19フットサルスペイン代表)
36分 失点(U-19フットサルスペイン代表)
38分 失点(U-19フットサルスペイン代表)
39分 オウンゴール(U-19フットサル日本代表)
スターティングメンバー
GK:井戸孔晟
FP:陣川凌、中島圭太、原田快©、宇野伊織
サブメンバー
GK:川上翼
FP:中村心之佑、成田美光、伊東陽希、尾形颯志、柴山圭吾、宮下豪也、田口大雅、伊集龍二
登録外メンバー(出場停止、怪我など)
GK:なし
FP:なし
マッチレポート
Futsal Week U19 Summer Cup - Poreč 2022の決勝がクロアチアで6月26日(日)に行われ、スペインと対戦したU-19フットサル日本代表は良さを出しながらも個のレベルで上回る相手に失点を重ね、パワープレーで得点を狙うも2-6で敗戦、準優勝で大会を終えました。
世界最高峰の相手と決勝の舞台で闘うことを目標に掲げていたU-19フットサル日本代表にとって、本大会の決勝でU-19フットサルスペイン代表と対峙することは選手全員が待ち望んだ瞬間でした。試合前のミーティングでは木暮賢一郎監督は過去の全カテゴリーのフットサル日本代表とスペイン代表の歴史を選手に伝え、男子カテゴリーとして今日を初めてスペイン代表を倒す日にするため、「相手に対するリスペクトは持ちながらも、全員が本気で負けないという気持ちを前面に出して戦おう」と伝え、「この舞台までたどり着いたという事実に対して自分たちに自信を持ってプレーしよう」と選手たちに激励を送りました。
日本ボールでキックオフしたこの試合、相手に臆することなくスペインゴールに迫っていきますが相手のコーナーキックから浮き球のボレーシュートを井戸孔晟選手が弾くなど、両者先制点を奪うために一進一退の攻防が繰り広げられます。しかし、5分に相手コートからのキックインで浮き球の高いパスが前線に送られ、パスを収めた選手が日本代表選手を振り切ってシュートを決め、0-1とリードされてしまいます。失点後も果敢に攻め続ける日本は、GKに攻撃参加をさせる形で数的優位な状況を作り、相手ゴールに向かいますが得点を奪えないでいると第1ピリオドを0-2で折り返します。ハーフタイムには木暮監督よりここまでの前線に特化したゲームプランが伝えられました。
第2ピリオド、相手の攻撃を何度も防いでいましたが、21分に右サイドでボールをキープした相手選手に得点を許します。しかし、日本も左サイドでボールを受けた中島圭太選手が中央に切り返し、そのままゴールを奪って相手との差を埋めたいところでしたが、後半得点を奪うためにパワープレーを始めた日本代表は相手の強度の高い前線からの守備にパスがかかり、逆にパスカットから無人のゴールに立て続けに得点を奪われてしまいます。スコア1-6の状態で最後の得点が遠く、選手たちも連戦の疲れの表情を見せ始めます。しかし、終了間際にはパワープレーの流れから相手のオウンゴールを誘い、スコアを2-6としますが、最終的にスコアが動くことなく試合終了のホイッスルが流れ、日本はスペインに次ぐ大会準優勝で幕を閉じました。
監督・選手コメント
木暮賢一郎 監督
スペインとの決勝戦は2-6という結果に終わってしまいました。拮抗した時間帯もありましたが、力が足りなかった部分もありました。この大会を経験をしたのはここに来た14人だけです。この悔しさや感じた差を埋めて超えてくためにも、クラブに帰ってより一層の努力をしてほしいと思います。若い世代の日本フットサルのレベルを示すことは間違いなくできたと思います。引き続き日本全体で努力をして、さらなる高みを目指していきますので、日本代表チームへの応援をよろしくお願いします。
GK #1 井戸孔晟 選手(Y.S.C.C.横浜)
フットサル強豪国スペインと決勝での対戦となり、素晴らしい舞台で戦うことができました。スペインと決勝戦で戦えたことは今後のフットサル人生に大きく影響するものだと感じました。いざ試合をしてみて、世界のトップのレベルがどのようなものなのか身に染みて感じ、結果は2-6と大差で負けてしまいましたが、自分たちがここまでやってきたものは間違ったものではなく、やれることはやってきたと思います。この負けをずっと忘れることなく、この負けを糧にこれからのフットサル人生に生かしていきたいと思います。ここまで応援してくださった家族や友人、フットサルファンの皆様、ありがとうございました。
ALA #12 原田快 選手(ペスカドーラ町田)
今日の試合は、2-6でスペインに敗戦になりました。日本の男子フットサルはまだスペインに勝ったことがないので、僕たちが歴史を変えようという強い気持ちで試合に臨みましたが、個の差が圧倒的に目立ち敗戦となりました。チームとしては失点がもったいないゲームになりましたが、試合の流れ的にはとてもいい攻撃、守備ができ、最高のパフォーマンスで戦えたと思います。個人としては、ドリブルで、例え何人抜こうとシュートを打たないとゴールは入らないということがとても大事だと気づきました。U-19の代表での自分の仕事はチームを勝たせることです。チームを勝たせるためにはやはりゴールを決めないと勝てないです。まだまだレベルが低いということがわかりました。次スペインと戦う日がいつ来るのかまだ分かりませんが、もしまた当たったなら、必ず勝てるように、今回みたいに大量得点されて負けないように、日頃の練習から一つ一つのプレーを大切にして練習に取り組んでいきます。
ALA #13 宇野伊織 選手(バルドラール浦安)
スペインとの決勝は個人の能力差を痛感させられる試合でした。それと同時に自分たちはもっと上手くなれる、強くなれると感じた試合でした。今回の大会で世界のレベルを知ることもできましたし、今後の目標も明確になったので今後チームに戻って努力していきたいです。このような環境をつくってくださった方々に感謝します。応援ありがとうございました。
PIVO #7 中島圭太 選手(エスタボン)
間違いなくこの世代で世界トップクラスであるスペインと、決勝という素晴らしい舞台で試合をすることができ、個々のレベルの差を感じました。スペインが僕たちが見たこともない戦術をしてきた訳ではなく、プレーの1つ1つのクオリティで上回られました。この悔しさを忘れずに、もう絶対に負けないために、ピッチレベルで感じたそれぞれの課題に14人全員が向き合っていくことが、非常に大事だと強く感じました。
Futsal Week U19 Summer Cup - Poreč 2022
大会期間:2022/6/21(火)~2022/6/26(日)
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