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U-19日本代表 U-19国際フットボールトーナメントNutifood Cup 2014 第2戦結果
2014年01月09日
U-19国際フットボールトーナメントNutifood Cup 2014
2014年1月8日(水) 現地時間18:05キックオフ 45分ハーフ
Thong Nhat Stadium(ベトナム/ホーチミン)
U-19日本代表 7-0(前半4-0、後半3-0)U-19ベトナム代表
得点者
1分 南野拓実(日本)
5分 南野拓実(日本)
17分 関根貴大(日本)
20分 三浦弦太(日本)
75分 望月嶺臣(PK)(日本)
86分 田村亮介(日本)
90+1分 北川柊斗(日本)
スターティングメンバー
GK:田口潤人
DF:広瀬陸斗、内山裕貴、三浦弦太、内田裕斗
MF:関根貴大、望月嶺臣、大山啓輔、小川直毅、南野拓実
FW:諸岡佑輔
サブメンバー
GK:高木和徹
DF:安東輝、畠中槙之輔
MF:高木大輔
FW:田村亮介、宮市剛、北川柊斗
登録外メンバー)
MF:金子翔太、松本昌也
交代
61分 三浦弦太 → 畠中槙之輔
66分 関根貴大 → 高木大輔
66分 諸岡佑輔 → 北川柊斗
69分 小川直毅 → 田村亮介
72分 南野拓実 → 宮市剛
マッチレポート
1月8日(水)
U-19国際フットボールトーナメントNutifood Cup 2014 第2戦の日を迎えました。
11:30
昼食前にホテル周辺を散歩し、体に軽く刺激を入れていきます。
16:30
スタジアムに到着。選手たちはロッカールームで試合に向けて各自準備を始めていきます。このチームでは、昨年から試合時にロッカールーム内に音楽を流し、音楽でも共有を深め意思統一をしています。
17:15
ウォーミングアップ開始。ピッチ上では第1試合が行われているため、ゴール裏で試合に向けての準備を行っていきます。
18:00
選手入場。日本の国歌が流れ、選手もスタッフも試合にかける思いが強くなっていきます。
スターティングメンバーは、初戦から4名を入れ替えてベトナム戦に挑みます。
GKは田口選手、DFは右から広瀬選手、内山選手、三浦選手、内田選手。MFは大山選手、望月選手がボランチを組み、攻撃的MFに右は関根選手、左は小川選手、中央に南野選手。そしてFWには代表初先発の諸岡選手が入りました。
18:05
前半のキックオフ。
試合は開始早々に動きます。1分、南野選手が相手陣内の中央付近でボールを受けると、ドリブルで切れ込み相手DFを交わしてGKと1vs1の状況に持ち込み、冷静にシュートを決め先制。この先制点で日本は主導権を握ります。
2点目は5分。左サイドから内田が得意のドリブルで相手DFを1人、2人と交わし、中央にクロスボール。これをゴール前中央で待っていた南野が右足で合わせて2点目。
3点目は関根選手が個人技でスタジアムの観衆を沸かせることに。17分、前がかりになり始めたベトナムチームの不用意なパスミスを、関根選手がハーフウェイライン付近でボールを奪うと、そのままドリブルで仕掛けます。相手は3人がかりでボールを奪おうとするがこれを見事にかわし、GKと1vs1の状況でも慌てずにシュートをゴール左隅に決めていきます。
日本の勢いはさらに増し、20分左からのコーナーキックを望月選手が右足でゴール前にパスを出すと、キャプテンの三浦選手が高い打点のヘディングシュートでゴールを決め4点目。
ベトナムのやりたいサッカーをほぼやらせない状況で完封し、前半終了。日本が4点のリードと優位な状況で後半を迎えることに。
後半も、日本代表選手たちのハードワークは止まりません。もう後がないベトナムは得点を奪いに前がかりになって攻撃を仕掛けてきますが、大山選手、望月選手のダブルボランチを中心に中盤のエリアでボールを奪い、カウンター攻撃で追加点を奪いにいきます。疲れが見えてくると、選手交代でフレッシュな選手たちを投入する鈴木監督。60分過ぎから、三浦選手→畠中選手、関根選手→高木選手、諸岡選手→北川選手と今大会初出場となる3選手を投入すると、さらに小川選手→田村選手、南野選手→宮市選手と攻撃的な選手を次々と投入し追加点を奪いにいきます。
すると、75分。田村選手のスルーパスに反応した北川選手が相手のペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。これを三浦選手からキャプテンマークを引き継いだ望月選手が冷静に決めて5点目。
さらに86分には、宮市選手が左サイドからドリブルで切れこんでいくと、中央にいた田村選手にパス。これを田村選手が豪快に右足で決めて6点目。
ダメ押しは、アディショナルタイムに入った90+1分。相手のコーナーキックで入ってきた中央へのボールを、田村選手が大きくクリアするとこれがハーフウェイライン付近で残っていた北川選手へのパスとなり、これを北川選手がドリブルで相手陣内に侵入しGKも交わして左足でシュートを決めて7点目。
試合終了のホイッスルが鳴ったときには大量7得点を奪い、試合を終えました。
この結果により、最終戦のAS ローマ戦に勝利すれば2位以上が確定し、トットナムvs ベトナムの結果次第では、優勝の可能性も出てきました。
監督・選手コメント
鈴木政一監督
今日の試合は狙いの通りの試合になりました。選手たちがピッチ内で良い判断をしてプレーし、相手のスペースを上手く使って攻撃することができました。そして、後半も狙い通りの展開で、相手が攻撃に仕掛けてくるところをしっかりと守備をし、素早いカウンター攻撃で得点を重ねることができました。選手は初戦から中1日の試合でしたが、素晴らしいハードワークでプレーしてくれました。最終戦のAS ローマ戦に向け、今からしっかり準備し、勝利で終われるようにしたいと思います。
望月嶺臣選手(名古屋グランパス)
ベトナムでベトナム代表と試合ということでアウェイで難しい戦いになると予想していましたが、立ち上がりいい形で入ることができて試合の主導権を握れたのは大きかったと思います。次の試合は優勝を決める大切の試合なのでチーム一丸となって優勝したいと思います。
内田裕斗選手(ガンバ大阪ユース)
今日のベトナム戦は無失点で勝ちきれたのと、決める所でしっかり決めきれ、チャンスの場面を多くつくれたのがとても良かったです。マイボールの時間も長く、守備の時チームが連動してボールを奪いきれ、セカンドボールもとれていたのでチャンスの場面を多くつくれたのが得点につながりました。まだまだ自分達のミスで相手ボールになったりチャンスをつくられた場面もあったので、しっかり修正して最後のローマ戦は、今大会個人としてもチームとしてもベストパフォーマンスできるよう、最大限準備し、内容でも結果でも勝って絶対に優勝します。
大山啓輔選手(大宮アルディージャユース)
今日は突然のアクシデントにより急遽先発になりましたが、準備は出来ていたので思いきって試合に臨めました。個人的には技術、戦術面ともに課題も多く見つかった試合ではありましたが、なによりチームとして勝てたので良かったと思います。最終戦勝つことで、首位になる可能性も充分にあるので、これからまたいい準備をして最後勝って日本に帰りたいと思います!
北川柊斗選手(名古屋グランパスU18)
今日のベトナム戦勝つことができて良かったです。ベトナムのお客さんがたくさんいる中で難しい試合でしたが、チームが一つになることで勝てたと思います。この試合は優勝するためには負けられなかったので多く得点を決め、無失点で勝ちきることができたのは、最終戦につながると思います。そしてゴールを決めたことを嬉しく思いますし、次もゴールを狙っていきます。優勝で終われるようにチームでいい準備をして最終戦に望みます。次も応援よろしくお願いします。
スケジュール
日付 | U-19国際フットボールトーナメントNutifood Cup 2014 | ||
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1月6日(月) | 15:40 | 第1戦 vs U-19 トットナム・ホットスパー |
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1月8日(水) | 18:00 | 第2戦 vs U-19 ベトナム代表 |
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1月10日(金) | 15:40 | 第3戦 vs U-19 AS ローマ |