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【Match Report】U-18日本代表 U-20関東大学選抜にPK戦の末、敗戦 2023 SBSカップ国際ユースサッカー
2023年08月21日
2位で迎えたSBSカップの第3戦は、1位のU-20関東大学選抜との直接対決となりました。
自分たちの攻撃のリズムを掴めないU-18日本代表は、前半17分にU-20関東大学選抜の長短のパスを織り交ぜた攻撃に対応しきれず、先制点を許してしまいます。その直後にも再びロングボールからサイドを突破され立て続けに失点。自分たちのペースに持ち込めないまま前半を折り返します。
後半から神田奏真選手(静岡学園高)、神田拓人(尚志高)を投入し、なんとか流れを変えたいU-18日本代表は後半開始早々、両サイドを広く使った攻撃からコーナーキックを獲得すると、キャプテンの桒原陸人選手(明治大)がヘディングで1点返します。53分にはペナルティキックを獲得するも相手ゴールキーパーに阻まれ得点とはなりません。敵陣でボールを回す時間が多くなってきたU-18日本代表は、70分にゴールキックから裏に抜け出した塩貝健人選手(慶応義塾大)が相手DFを冷静に交わして同点のゴールを決めます。その後はお互いに得点を奪えず同点のまま、PK戦となりますが、U-18日本代表は2人目が外してしまい、5人全員が決めたU-20関東大学選抜に軍配が上がりました。
試合日時:2023年8月20日(日)15:00キックオフ
試合会場:エコパスタジアム
U-18日本代表 2-2(0-2、2-0)PK3-5 U-20関東大学選抜
<得点>
17分 失点
20分 失点
44分 桒原陸人(明治大)
70分 塩貝健人(慶応義塾大)
2025年のFIFA U-20ワールドカップを目指すU-18日本代表の船出となった2023 SBSカップ国際ユースサッカーは第2位という結果で幕を閉じました。
選手コメント
DF #2 桒原陸人 選手(明治大)
今大会は多くの課題が残る大会となりました。
チームとしてのコミュニケーションの少なさ、立ち上がりの悪さ、上手くいかない時にピッチ内で修正する力、スコアや時間帯を考えた試合の進め方などです。
個人としても背後の対応やボックス内での守備、攻撃参加の回数など全く満足できない内容でした。チームが苦しい時に盛り上げることや、試合前の雰囲気作りも自分の役割だったと思いますが、自分のリーダーシップの無さも痛感しました。
特に関東大学選抜戦では、後半盛り返しただけに本当にもったいない前半でした。
アジア予選では先制されると11人でブロックを組んで守られる事も想定されます。その中で立ち上がりが悪く失点してしまうと苦しい展開になってしまうし、連続失点は絶対に避けなければいけませんでした。試合前の準備を含めてもう一度見直さなければなりません。
一方で、セットプレーやビルドアップは試合を重ねるごとにチームとして意図が揃ってきている実感もありました。ただ切り替えるのではなく、毎回の活動で少しずつでも積み上げて前に進んでいきたいです。
チームとして2年後のU-20ワールドカップで優勝するために、個人としてもそこに生き残っていけるように、危機感を持って毎日を過ごしていきたいと思います。
DF #16 梅木怜 選手(帝京高)
関東大学選抜との試合は残りわずかな時間からの出場でしたが、そこで自分の良さを出すことができなかったのは、とても悔しかったです。PKを外してしまいましたが、あの緊張感の中でPKを蹴れたことはすごく良い経験になりました。
今回のU-18日本代表に招集され、たくさんの素晴らしい経験をすることができました。1週間と短い期間で学ぶことが多く、自分に足りないところは自チームで取り組んでいきたいです。
そして、日の丸を背負ってサッカーができた楽しさを忘れずに、これからの練習や私生活を送っていきたいです。
今回、経験したことを今後のサッカー人生に生かしていけるようにします。
大会日程:2023年8月17日(木)~2023年8月20日(日)