ニュース
U-18日本代表 SBSカップ国際ユースサッカーに向けて、活動を開始
2018年08月15日
今年もSBSカップ国際ユースサッカーに出場U-18日本代表の活動が8月13日(月)、静岡で始まりました。U-18日本代表は来年5月にポーランドで開催される、FIFA U-20ワールドカップポーランド2019で活躍することを目標としたチームとなります。
本大会はU-18オーストラリア代表、U-18パラグアイ代表、静岡ユースの3チームと対戦します。
42回の歴史を誇る伝統ある大会であり、今年のロシアでのFIFAワールドカップでも活躍した日本代表選手や数多くの海外スター選手が経験した、若手の登竜門大会です。
日本は昨年度1勝2敗で3位と、非常に悔しい思いをしたこともとあり、5年ぶり9回目の優勝を狙い本大会に臨みます。今回招集されたメンバーは、FIFA U-17ワールドカップインド2017を経験している選手が6名、初招集選手が7名と2000年生まれ及び2001年生まれの選手が融合し、また2002年生まれの選手もトレーニングパートナーとして参加し、短い期間の中ではありますが、連携面や相互理解を深め、選手各々の個性を発揮し、チーム強化を図っていきます。
チームは13日(月)昼に、静岡県清水市J-STEPに集合。夕方には早速ピッチに出て、トレーニングを行いました。雷の影響を受けて長時間待機しましたが、何とか天気も回復して、ストレッチ、ランニングなどで柔軟に疲れをほぐすと、トロイカパスで早速ボールを使い、体を温めると、最後は影山雅永監督でお馴染みとなっているホーケーゲームと称し、ハーフコートで、ゴール前にポール2本をゴールに見立て、その間を攻撃陣も守備陣も跨いではいけないルールで、ポールの後ろからもシュートを打てる状況で、10対10のゲームを実施。いかにタイミングを見て背後を狙い続けるか、また前線を狙う意識を高めるトレーニングとなりました。
夜のミーティングでは、影山雅永監督からU-18日本代表としてのチームコンセプトを改めて共有するとともに、先日のFIFAワールドカップロシアに帯同したスタッフから、実際の現場で感じたこと、選手のワールドカップに対する覚悟、プロ意識、僅かな判断ミスが試合を決めることが選手に伝えられました。また、育成年代での計画的なフィジカル強化が必須なことが改めて選手に伝えられ、選手は必死に話を聞いていました。
翌14日(火)は比較的抑えたトレーニングでしたが、初戦に向けて密度の濃い2部トレーニングを実施しました。チームコンセプトを映像で確認し、トレーニングに臨みました。気温が上がる午前中、4対2、狭いスペースの中での3対3対3にて、攻守の切り替えを徹底させることを繰り返し行いました。最後には、U-19日本代表でも頻繁に行っている3分の2程のピッチでGKを含め5対5を実施。DF背後へのアクション、ボールを奪いきること、奪ったあとの推進力、意識することを多々ありますが、初招集選手も存分に自分の長所を発揮し、疲れが見える中でも選手同士励まし合い、非常に引き締まったトレーニングを行いました。午後より実践的に8対8対2フリーマン、9対9を行い判断の共有を徹底させ、クロスからのシュートで締めくくりました。
15日(水)もトレーニングを行い、8月16日(木)に、U-18オーストラリア代表との初戦に望みます。
選手コメント
DF 松尾勇佑 選手(市立船橋高)
年代別日本代表に招集されたのは初めてなので、とても嬉しく思います。このチャンスを必ず活かせるように頑張ろうと思います。平成30年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会では、悔しい結果に終わり、悔しさをバネにこの日本代表で自分の良さを最大限発揮していきたいです。この2日間濃いトレーニングをして、ハイレベルなトレーニングができてとても楽しいです。もっとコミュニケーションを活発に、連携を高めていきたいと思います。大事な初戦を勝つことでチームも流れに乗れると思いますので、良い準備をして臨みたいと思います。
DF 石尾崚雅 選手(セレッソ大阪U-18)
日本代表はずっと入りたかったところなので招集されて嬉しいですけど、入っただけで満足せずしっかりとチームメートと争っていきたいです。プレースピードが凄く早く、判断スピードをもっと早くしないといけないと強く感じました。攻守の切り替えや守備のスライドは上手くできたと思いますが、チームメートとの連携面はもちろん、状況に応じてワンタッチとツータッチの使い分けはまだまだ課題を感じました。初戦を良い形で勝利し、2戦目3戦目もいい雰囲気で全部勝ちたいです。
MF 安島樹 選手(大宮アルディージャユース)
目標の1つであった年代別日本代表に招集して貰いとても嬉しく思います。追加招集という形ですが、このチャンスは活かしたいと思います。これからも招集し続けて貰えるようにしっかりとアピールしていきたいです。改めてこの2日間だけでも、チームメートのプレースピードや判断のスピードが早いし、一人一人の個人の能力がとても高く、学ぶことが多く充実しています。スタッフのFIFAワールドカップロシアの話も非常に興味深かったです。チームでも、個人でもしっかりと良い準備をして勝てるようにチームに貢献していきたいです。
FW 榎本樹 選手(前橋育英高)
U-18日本代表に招集されて大変嬉しく思います。招集されたからには日本代表としての自覚をもち頑張りたいです。やはりチームメートとのトレーニングのレベルが非常に高く、一日一日が充実しています。ボールに絡む回数が多くなく、自分が攻撃の起点にもっとならないといけない所が課題ですが、初めてプレーするチームメートとの連携面は徐々に良くなって来ているので、明日のトレーニングではさらに追い込みたいです。厳しいトレーニングを積んでいますが、しっかりとピッチ内外で切り替えを徹底し、初戦に向けて準備していき。自分のゴールで勝利を勝ち取りたいです。
スケジュール
8月13日(月) | PM | トレーニング |
---|---|---|
8月14日(火) | AM/PM | トレーニング |
8月15日(水) | PM | トレーニング |
2018 SBSカップ国際ユースサッカー | ||
8月16日(木) | 18:30 | 第1戦 vs U-18オーストラリア代表(藤枝総合運動公園サッカー場) |
8月17日(金) | 16:00 | 第2戦 vs 静岡ユース(愛鷹広域公園多目的競技場) |
8月18日(土) | AM | トレーニング |
8月19日(日) | 17:30 | 第3戦 vs U-18パラグアイ代表(草薙陸上競技場) |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
大会日程:2018年8月16日(木)~2018年8月19日(日)
大会会場:静岡/藤枝総合運動公園サッカー場、愛鷹広域公園多目的競技場、草薙陸上競技場
大会情報はこちら
関連ニュース
最新ニュース
- 大会・試合 2024/11/15 組み合わせ決定 第33回全日本大学女子サッカー選手権大会
- JFA Passport 2024/11/15 【JFA登録者の皆さまへ】「JFA KICKOFF」アプリサービス終了のお知らせ ~選手・指導者・審判登録証の表示はJFA公式アプリ「JFA Passport」へ~
- 選手育成 2024/11/14 JFAアカデミー福島女子 14期生 木村未来選手 ちふれASエルフェン埼玉に加入決定
- 選手育成 2024/11/14 JFAアカデミー福島女子 14期生 樋口梨花選手 ちふれASエルフェン埼玉に加入決定
- 選手育成 2024/11/14 2024年JFA・Fリーグ特別指定選手に田口大雅選手(栃木シティフットサルクラブ)を認定