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ニュース

U-17日本代表 第21回国際ユースサッカー in 新潟大会 強豪メキシコに競り勝つ!

2017年07月17日

U-17日本代表 第21回国際ユースサッカー in 新潟大会 強豪メキシコに競り勝つ!

第21回国際ユースサッカー in 新潟大会 第2戦 vs U-17メキシコ代表
2017年7月16日(日) キックオフ16:30 試合時間90分(45分ハーフ)
新発田市五十公野公園陸上競技場(新潟県新発田市)

U-17日本代表 1-0(前半0-0、後半1-0)U-17メキシコ代表

得点
72分 宮代大聖(U-17日本代表)

スターティングメンバー
GK:谷晃生
DF:池髙暢希、馬場晴也、小林友希、菅原由勢
MF:奥野耕平、福岡慎平、平川怜、上月壮一郎
FW:宮代大聖、中村敬斗

サブメンバー
GK:鈴木彩艶
DF:関川郁万、橋本柊哉
MF:鈴木冬一、岩本翔、桝谷岳良
FW:斉藤光毅、栗原イブラヒムジュニア

交代
67分 中村敬斗 → 宮代大聖

マッチレポート

U-17日本代表は16日(日)、「第21回国際ユースサッカー in 新潟大会」の第2戦でU-17メキシコ代表と対戦し、1‐0で勝利しました。
メキシコ代表は、FIFA U-17ワールドカップで3大会連続ベスト4以上の成績を収めており、昨年度の本大会優勝チームです。FIFA U-17ワールドカップインド2017でも優勝候補であり、日本も対戦する可能性があります。U-17日本代表は前日、U-17クロアチア代表と引き分けており、是が非でも勝利したい試合でした。

約1,000人の観客が見守る中、試合は開始します。第1戦と異なり、日本は落ち着いた立ち上がりを見せ、冷静にパスを回し攻撃の機会を狙います。しかし、メキシコも攻撃のチャンスを狙い、4分には日本のミスを誘うと、相手FWが強烈なシュートを放ちます。11分にも、メキシコは中盤でボールを奪うと鋭いカウンターを仕掛け、1対1を迎えますがシュートは枠を外れます。

リズムを渡したくない日本も、FW中村敬斗選手が左サイドをドリブルで駆け上がると、折り返しをDF菅原由勢選手が狙いますが、相手DFに防がれます。その後は一進一退の攻防が続き、相手はサイドからスピードを活かした攻撃を仕掛け、守備ではフィジカルを活かし、なかなかシュートチャンスを日本に与えません。日本も全員が攻守の切り替えを徹底し、丁寧かつ鋭いパス交換から積極的に攻撃を仕掛け、守備陣は危険な場面で体を張り、無失点を続けます。

しかし、前半終盤日本は苦しい時間が続きます。36分には左サイドを突破されて、クロスをヘッドで合わされますが、GK谷晃生選手がファインセーブで防ぎます。さらにアディショナルタイムには、右サイドを崩されて決定的なシュートを放たれますが、菅原選手がゴールラインぎりぎりでクリアします。日本は集中して守り、前半はスコアレスで終了しました。

後半も互いのチームが集中し、良い緊張感の中で試合は進みます。52分には、メキシコがスローインから鋭く逆サイドへ展開すると、決定機を迎えますが、シュートはバーの上に外れます。日本は集中して耐える時間帯が続きますが、相手は少しずつ疲れが出てきて、前線へボールが通るようになりチャンスが増えていきます。59分には、スルーパスに抜け出したFW中村敬斗選手が相手GKとの1対1を迎えますが、強烈なシュートを相手GKがファインセーブで防ぎます。

69分には菅原選手、70分にはFW宮代大聖選手が決定機を迎えますが、惜しくも枠を捉えられません。日本は攻撃のリズムを掴むと、遂に均衡を破ります。72分、MF平川怜選手が粘って上月選手にパスを繋げると、上月選手が泥臭くクロスを上げ、中央で待っていた宮代選手が合わせ先制点を奪います。その後は、反撃に出る相手の攻撃を日本は集中して耐えていきます。アディショナルタイムには、相手に崩されて決定機を与えますが、谷選手が何とか防ぎ同点ゴールを与えません。試合はそのまま終了し、1-0でメキシコとの接戦を制しました。

FIFA U-17ワールドカップインド2017出場国同士、お互いのプライドぶつかり合う一戦となりました。この日U-17クロアチア代表に1-3で敗れたU-17新潟選抜と17日(祝・月)、優勝を懸けた試合に臨みます。

選手コメント

GK #1 谷晃生 選手(ガンバ大阪ユース)
今日の試合では、ビルドアップの部分で良いテンポでしっかりと繋いでいけばチャンスは作れると思っていたので、全体をコンパクトに保ち、守備のリスク管理の部分を徹底しようと、皆で意識していました。チームとしては、前半は相手にペースを握られて苦しい時間帯がありましたが、我慢して耐えられたことは自信になりました。後半は、必ずチャンスがこちらに来ると信じていたし、焦らずに自分たちのペースでできて先制点も取れたので、良い試合運びができたと思います。まだ隙を突かれる場面があったので、改善していきたいです。先制点を取るまでしっかりと無失点でいけたことは良かったと思うし、その後も焦らずに集中してできたのでこれを継続できる力をよりつけたいです。最終戦は、得失点差等もありますが、まず勝利することだけを考えてチーム全体で勝ちに行きたいと思います。

DF #7 菅原由勢 選手(名古屋グランパスU-18)
強豪国かつFIFA U-17ワールドカップインド2017に出場するライバル国にまず勝てたことが良かったと思います。初めて左サイドバックでの出場でしたが、攻撃に参加するタイミングであったり、守備ではゴール前の守備だったりと、ポジションが変わっても自分の長所は多少出せたと思います。もっと基本技術のボールを止める、蹴る、運ぶなどの状況に合わせたプレーをすること、良いクロスボールを上げることなど質を上げていきたいです。チームとしては、後半終了間際に大きなピンチあったりとまだまだ課題が多いので、皆で反省事項を共有し、克服していきたいです。明日の試合は優勝がかかってくる一番だと思いますので、チーム一丸となって勝ちたいです。

FW #11 宮代大聖 選手(川崎フロンターレU-18) 
今日は立ち上がりからいい入りができていて、ボールを動かしながら、かつカウンターでチャンスを作れたことは非常に良かったです。メキシコの粘り強い守備に対して決めきることができなかったことは、今後の課題です。後半もGK谷晃生選手を中心に集中を切らさずに無失点で抑えたことは、チームとして成長している部分だと思います。ただし、まだまだ個人としては、最後の質が悪く、チャンスを活かせていなかったですし、シュート、パス、チームが苦しい時にもう一点取れる力はまだ無かったので、これからもっと意識してトレーニングしていきたいです。本日の勝ちを明日の試合に繋げなければ意味がないと思いますので、チーム一丸となり最後まで気を抜かず戦いたいと思います。

スケジュール

第21回国際ユースサッカー in 新潟
 7月15日(土) 1-1  vs U-17クロアチア代表(五十公野公園陸上競技場)
 7月16日(日) 1-0  vs U-17メキシコ代表(五十公野公園陸上競技場)
 7月17日(月・祝) 15:50  vs U-17新潟県選抜(デンカビッグスワンスタジアム)

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

第21回国際ユースサッカー in 新潟大会

日程:2017年7月15日(土)~7月17日(月・祝)
会場:新潟/スポアイランド聖籠、新発田市五十公野公園陸上競技場、デンカビッグスワンスタジアム

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