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U-17日本代表

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ホーム > 日本代表 > U-17 > 最新ニュース一覧 > U-17日本代表チェコ遠征 第24回バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメント 強豪アメリカ代表撃破でいざ決勝へ

ニュース

U-17日本代表チェコ遠征 第24回バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメント 強豪アメリカ代表撃破でいざ決勝へ

2017年08月26日

U-17日本代表チェコ遠征 第24回バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメント 強豪アメリカ代表撃破でいざ決勝へ

第24回バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメント 第3戦 vs U-17アメリカ代表
2017年8月25日(金) キックオフ時間17:00 試合時間90分(45分ハーフ)
LHOTA(チェコ)

U-17日本代表 4-0(前半1-0、後半3-0)U-17アメリカ代表

得点
27分 中村敬斗(U-17日本代表)
49分 宮代大聖(U-17日本代表)
81分 斉藤光毅(U-17日本代表)
88分 宮代大聖(U-17日本代表)

スターティングメンバー
GK:谷晃生
DF:池髙暢希、菅原由勢、馬場晴也、喜田陽
MF:中村敬斗、平川怜、福岡慎平、上月壮一郎
FW:久保建英、宮代大聖

サブメンバー
GK:鈴木彩艶
DF:半田陸
MF:鈴木冬一、奥野耕平、椿直起
FW:山田寛人、棚橋尭士、斉藤毅

交代
69分 上月壮一郎 → 奥野耕平
69分 池髙暢希 → 鈴木冬一
74分 中村敬斗 → 斉藤光毅
82分 久保建英 → 椿直起

マッチレポート

U-17日本代表は25日(金)、「第24回バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメント」の第3戦でU-17アメリカ代表と対戦、4‐0で勝利して3連勝を飾り、決勝に進出しました。

アメリカ代表は、本大会の前年度優勝チームで、FIFA U-17ワールドカップインド2017でも優勝候補筆頭の強豪国です。今年3月のアメリカ遠征で対戦した際は、0-2、1-2と2敗しています。本大会では、両チームともに2連勝しており、勝者が決勝戦に進出する条件で試合に臨みました。

試合はアメリカのFWでキャプテンが開始2分の接触プレーで負傷退場したこともあり、前線から両サイドを起点に猛攻撃を仕掛けてきます。アメリカは、洗練された組織的ディフェンスで試合の主導権を握り、攻撃では効果的な対角線のロングボールを両ウイングに配給、日本陣内深くまで押し込む時間が続き、日本は耐える時間が続きます。しかし、日本は攻め込まれるも、全員守備で粘り強く落ち着いて対応し、決定機は与えません。両チームともU-17ワールドカップに出場するだけあり、緊張感ある攻防が何度も繰り返されます。17分には、FW宮代大聖選手が個人技で前線を打開し、シュートを狙いますがシュートは惜しくもポストに弾かれます。すると18分には、アメリカが得意の鋭いクロスからヘディングシュートで上手く合わせますが、こちらもシュートはポストに弾かれます。その後は、少し疲れが見え始めたアメリカに対し、日本は中央で落ち着いたパス交換から緩急を織り交ぜた攻撃を展開すると、流れが日本に傾いてきます。そして27分、左サイドでFKを獲得すると、FW久保建英選手のクロスにMF上月壮一郎選手が合わせ、一度は相手GKに防がれますが、MF中村敬斗選手が押し込み先制点を奪います。その後も日本は攻め続け、30分にMF平川怜選手、31分に久保選手が惜しいシュートを放ちますが、共に相手GKのファインセーブに合い追加点は奪えず、前半は1-0で終了します。

ハーフタイム、森山佳郎監督から「万が一失点しても、攻め続け、この試合必ず勝ちきり、自信を掴もう」と臨んだ後半、日本は素晴らしい立ち上がりを見せます。49分、相手が攻撃を仕掛けようと攻め込んだ所、平川選手がボールを奪って宮代選手に繋ぐと、中央で力強いドリブルで仕掛け、豪快なロングシュートが左隅に決まります。その後は、アメリカが攻勢に出て、54分、57分と1対1の場面を作られますが、GK谷晃生選手がファインセーブで無失点を守ります。その後は、暑さもありお互い消耗戦の様子を見せますが、日本はDF菅原由勢選手、DF馬場晴也選手、DF喜田陽選手中心とした安定した守備から追加点のチャンスを狙います。そして、81分には途中出場したFW斉藤光毅選手が、中央でドリブルしながら、一度はパスカットされるも、再びボールを奪うと左足を振り抜き3点目を奪います。さらに試合終了間際の89分には、途中出場したMF椿直起選手が得意のドリブルで中央に切り込むと、斉藤選手にパスが渡り、シュート気味のパスを宮代選手が上手く体を反転させながら決めて4点目を奪います。試合はそのまま4-0で終了し、日本は見事3連勝でグループリーグを1位で突破し、決勝戦に進出しました。交代選手も含め、選手たちの自信と勇気がみなぎった素晴らしい勝利を収めた日本は、決勝戦で地元U-17チェコ代表と対戦します。

選手コメント

MF #4 平川怜 選手(FC東京U-18)
今日の試合、強豪アメリカ代表を相手に臆することなく、自分たちのサッカーをすることができたと思います。先制点を奪った後も、相手の攻撃に対し粘り強く皆で守り、上手く試合を進めて、効果的に追加点を奪えたことはチームとして非常に自信になりました。明日もしっかり全員で勝ち切りたいです。U-17ワールドカップに向けて、チームとして徐々に完成度も上がってきていて、自信を持って戦うことができていると感じます。本番までの残り少ない時間を無駄にせず、個人としてはさらに成長して、本番を最高の形で迎えたいと思います。

MF #14 上月壮一郎 選手(京都サンガF.C. U-18)
今日の試合は、前線からプレスをかけてボールを取ることがチームで共通認識できており、多くのチャンスを作れて勝てたことは良かったです。良い連携から得点が生まれ、連携面でも非常に良くなっていると思います。個人的にはチャンスがあった中で決めきれず、またドリブルでもあまりチャンスは作れなかったので悔しいですし、明日の決勝戦に出場したらより積極的にプレーしたいです。苦しい時間帯にもしっかり皆で無失点で守りきったことでチャンスが来て得点に繋げることができ、攻守のバランスの重要性はとても学びました。U-17ワールドカップで活躍することを目標に上げているので、残り1ヶ月しかないですが、その場所で貢献するためにもっと成長出来るように1日1日大切にしていきたいと思います。

FW #11 宮代大聖 選手(川崎フロンターレU-18)
アメリカには3月に完敗しており、リベンジしたいという強い気持ちで臨んだ試合でした。試合前のウォーミングアップからいい雰囲気で試合に入れたと思います。試合全体を通して攻守において集中を切らさず最後まで粘り強い戦いができたと思います。ただ、多く点は取れましたが、まだまだチャンスを生かせず、質がよくない部分があり、チャンスを得点に繋げる力はU-17ワールドカップでは重要になってくると思います。アメリカ代表に勝てたことは、チームとしても自信になりましたが、明日勝って優勝することでさらなる自信をつけられると思いますし、U-17ワールドカップに弾みをつけて臨めると思いますので、まず明日、チーム一丸となって優勝できように頑張ります。

スケジュール

第24回バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメント
8月22日(火) 1-0 vs  U-17ロシア代表(KOBYLISY)
8月23日(水) 5-2 vs  U-17ハンガリー代表(OSTRA)
8月24日(木) AM トレーニング
8月25日(金) 4-0 vs  U-17アメリカ代表(LHOTA)
8月26日(土) 17:00 決勝戦 vs U-17チェコ代表(LOVOSICE)

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

【第24回バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメント】
グループA:チェコ、アイスランド、スロバキア、ウクライナ
グループB:日本、ハンガリー、アメリカ、ロシア

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