ニュース
U-17日本代表 第24回バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメントに向けて活動開始
2017年08月20日
2ヶ月後に迫るFIFA U-17ワールドカップインド2017へ向けて、2000年以降に生まれた選手たちで構成されたU-17日本代表、「00ジャパン」の活動を再開しました。今回は8月22日(火)からチェコで開幕する第24回バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメントに参加します。いよいよ本番に向けて最後の海外遠征となります。先月参加した第21回国際ユースサッカー in 新潟大会では、FIFA U-17ワールドカップインド2017の優勝候補であるU-17メキシコ代表を破り優勝を果たしました。本大会もチームとして連携やコンビネーションを確認しながら相互理解を深め、チームの攻守の熟成を図ります。
バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメントに日本代表は2013年から4年連続で出場しており、今回は、グループリーグでU-17ロシア代表、U-17ハンガリー代表、U-17アメリカ代表と対戦します。昨年3位に終わった雪辱を果たし、初優勝を目指します。
「00ジャパン」は17日(水)、UAEでの乗り換えを含め約23時間をかけて、遠征先となるチェコ・プラハに到着しました。現地到着後は、中馬健太郎コンデションコーチのもと、時差対策とリフレッシュを兼ねてホテル周辺を1時間ほどウォーキング、基礎運動能力を高めることを目的としたムーブメントプレパレーションや体幹強化トレーニングを実施しました。清々しい気候と環境の中、移動の疲れを解しました。夜には、U-16インターナショナルドリームカップや第21回国際ユースサッカー in 新潟大会の振り返りを映像で確認すると共に、FIFA U-17ワールドカップインド2017へ向けて、どのように臨むか、チームでの意識を改めて共有しました。
遠征2日目となった19日(土)は、気温21℃程度の心地よい気候の中、試合に備えて2部トレーニングを行いました。午前はトレーニング強度をコントロールする狙いがあったものの、選手たちは意欲的に取り組み、戦術要素も含まれた内容の濃いトレーニングとなりました。FIFA U-17ワールドカップインド2017を想定して、ハートレートを使用し3分間50m走を走り続け、心拍数を確認、いかに現地のコンディションに慣れるかを確認していきます。その後は、すぐに7人組ボールワークに移り、いつもの4対4+1フリーマン+2サーバー、5対5+2サーバーとトレーニングメニューをこなしていきます。最後は、全て1タッチなどタッチ数に制限して10対10+1フリーマンで試合形式を実施 しました。
午後はさらに運動強度を上げて、勝利への執念を触発させるトレーニングとなりました。ムービングプレパレーションやアジリティダッシュ、4対2や6人組ボールワークで体を温めた後は、より実践形式なトレーニングに入ります。3対3対3のトレーニングメニューでは、3人でいかに考えてタイミング良く連携して相手から奪うか、また切り替えの早さを求められます。その後は、3対3+GK、6対6+GKと1対1の競り合いや勝負を意識したメニューが続きます。最後には11対11を実施し、2部トレーニングは終了しました。明日、明後日もトレーニングを積み重ね、22日(火)いよいよ第24回バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメントの初戦であるU-17ロシア代表戦に望みます。
選手コメント
DF #15 馬場晴也 選手(東京ヴェルディユース)
第21回国際ユースサッカー in 新潟大会から連続で選出され、自信になっています。本日のトレーニングでは、午前はポゼッション中心で、質の部分にこだわり取り組めました。午後は、対人中心のトレーニングで、球際の部分の弱さが出てしまったので、改善していきたいです。この遠征では、チームとしても、個人としても内容にこだわりをもってアピールして戦いたいと思います。ポゼッションのときに味方がプレーしやすいところにパスを供給できましたが、課題はフィジカルの部分の強化です。明日のトレーニングからも、チームを引っ張って失点0でこの大会を終えるよう皆で頑張っていきたいです。
MF #21 井川空 選手(コンサドーレ札幌U-18)
久々にU-17日本代表に招集されて大変嬉しく思います。移動が長く疲れが溜まっている中で、到着日に体幹などの筋トレを皆で行い、良い雰囲気でチェコ2日目のトレーニングを迎えられたと思います。2日目は2部トレーニングでしたが、対人トレーニングも入り、集中力が高く充実したトレーニングができました。自分が今できる最大限のパフォーマンスを出すためにも、明日からは今日よりも集中力を高め、常に試合をイメージしながら考えてプレーしたいと思います。この遠征で学びたいことは、自分の視野を今よりもさらに広げて、相手と駆け引きをしていきたいです。また、パスのスピードをもっと上げることと、FIFA U-17ワールドカップインド2017本番まで残り僅かなので、チームの共通認識をより高めたいです。
MF #22 椿直起 選手(横浜F・マリノスユース)
まだ移動や時差の影響で疲れもありますが、良い雰囲気で遠征は進んでいると思います。代表では常にオフでの動きの質を求められているので、相手ともっと駆け引きしてボールを引き出すようにしたいです。また、プレースピードをもっと上げることを意識して取り組みたいです。この遠征ではチームの勝利につながるゴールやアシストにこだわって、FIFA U-17ワールドカップインド2017に向けてアピールしたいです。
スケジュール
8月18日(金) | PM | トレーニング |
---|---|---|
8月19日(土) | AM/PM | トレーニング |
8月20日(日) | AM/PM | トレーニング |
8月21日(月) | AM/PM | トレーニング |
第24回バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメント | ||
8月22日(火) | 11:00 | vs U-17ロシア代表(KOBYLISY) |
8月23日(水) | 11:00 | vs U-17ハンガリー代表(OSTRA) |
8月24日(木) | AM | トレーニング |
8月25日(金) | 17:00 | vs U-17アメリカ代表(LHOTA) |
8月26日(土) | 11:00/14:00/17:00 | 順位決定戦 |
※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
【第24回バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメント】
グループA:チェコ、アイスランド、スロバキア、ウクライナ
グループB:日本、ハンガリー、アメリカ、ロシア
最新ニュース
- 大会・試合 2024/11/26 株式会社hacomonoと「U-12カテゴリーパートナー」契約を締結 JFA 第48回全日本U-12サッカー選手権大会
- 大会・試合 2024/11/26 組み合わせ・テレビ放送決定、中村俊輔氏がアンバサダーに就任 JFA 第48回全日本U-12サッカー選手権大会
- 大会・試合 2024/11/26 組み合わせ および 決勝のテレビ放送・配信、準々決勝~準決勝の配信が決定 第33回全日本高等学校女子サッカー選手権大会
- JFA 2024/11/26 移籍リスト 第25-02号
- 日本代表 2024/11/25 フットサル日本女子代表候補 国内トレーニングキャンプ メンバー・スケジュール(11.28-12.1@千葉/高円宮記念JFA夢フィールド)