ニュース
U-15日本代表候補3日間のトレーニングキャンプが終了
2023年09月07日
9月4日(月)から6日(水)までの3日間、U-15日本代表候補が千葉県 高円宮記念JFA夢フィールドでトレーニングキャンプを行いました。
計42名の選手(FP36名/GK6名)が招集され、14名の選手×3チームに分かれて、各チームにはJFAコーチがそれぞれ監督・コーチングスタッフとして付き、トレーニング・試合を行う活動として実施しました。
初日は全体ミーティング、フィジカル測定を実施した後、早速チームに分かれてのトレーニングを実施しました。
トレーニングでは各チームそれぞれアイスブレイクを交えながらチームとしてコミュニケーションをとりながら、チームを作り上げていきました。
2日目からは、千葉FAにU-16年代の選手を中心としたチームを作っていただき、計4チームで総当りのリーグ戦形式でのゲームを実施。全チームが、ライバル心剥き出しで、1試合目から非常に積極的なプレーを見せ、攻守に激しい展開を見せる白熱した試合となりました。試合はそれぞれのチーム、それぞれの選手が大いに特長を発揮し、全てにおいて接戦となりました。
初招集選手が多いキャンプにも関わらず最初からコミュニケーションも活溌で、ピッチ内外で全選手が自身をアピールしていました。
特に最終日の試合は、チームとしての成熟度も増していき、多くの選手が自身の力を最大限見せようと、はつらつとしたプレーが随所にみられたゲームとなりました。
3日間と短いながらも、非常に濃密な時間を過ごした選手たちは、自チームに戻って日々の環境でより一層成長スピードをあげていきながら、再び日本代表に選ばれることを目指しながら活動していきます。
監督・選手コメント
平田礼次 U-15日本代表 監督(ナショナルコーチングスタッフ)
3日間という短い時間での活動でしたが42名の選手たちは積極的な姿を見せてくれました。これまでの日常(常識)を変え成長すること、不慣れな環境や難しい状況の中でさえ賢く適応すること、各選手自身の特徴を磨くことを活動のテーマとし充実したキャンプとなりました。守備の原則の理解など次への成長の課題もいくつか見つかり、次のフランス遠征や2024年、2025年の世界での戦いを強く意識する良い機会となりました。
参加選手には関係者のみなさんへの感謝の気持ちとJFA JAPAN NATIONAL TEAM IDENTITYを胸に刻み夢を味方に力強く前進を続けてほしいと思います。
ご理解ご協力いただいた関係者の皆さま本当にありがとうございました。
GK 佐藤陸斗 選手(モンテディオ山形ジュニアユース村山)
まずは、日本代表候補トレーニングキャンプに関わってくださった方々や日頃支援してくださっている方々に感謝したいと思います。ありがとうございました。
この活動を通して、良くなったところや課題も見つかりとてもいい経験になりました。2日目の試合では、チームが上手くいかないときでも勝ちきる大切さを学ぶことができました。個人での課題もありましたが、3日目の試合では、そこを意識してプレーできたので良かったです。それでも、まだまだ自分には改善していくべきことがたくさんあり、今後のトレーニングで取り組んでいきたいと思います。
また、これからは練習だけでなく日常生活の基準も高くしていき、支えてくれる人たちへの感謝の気持ちを忘れずプレーし、これからの代表活動に選ばれ続けられるよう頑張っていきます。
DF 西村水岐 選手(ヴィッセル神戸U-15)
今回の日本代表候補に選出していただけてとても光栄に思います。
今回は2泊3日という短い期間でしたが、試合や練習だけでなく私生活のところでもたくさんのことを学ぶことができました。
試合では、普段のポジションとは違うポジションでプレーすることもあったけど自分の得意なパスであったり、パスカットはどのポジションでも通用したので自分に自信がつきましたし、チームに戻っても自分の特徴を出せるように頑張りたいと思いました。しかし、監督も仰っていたハードワークの部分や、球際の強度はまだまだ足りないと感じたので普段の練習から今まで以上に意識しようと思います。今回学んだことを自分のチームに帰って周りに共有したり、頭の中で整理して、行動に移し、継続していこうと思いました。
代表活動に関わった監督、スタッフ、選手のみなさん、ありがとうございました。
DF 藤田明日翔 選手(川崎フロンターレU-15生田)
今回の活動を通して、いろんな面での刺激を得ることができました。できたこと、できなかったことをしっかりと振り返って今後の活動に生かしていきたいと思います。食事面、サッカー面などでは新たに知ることや今までやってきたことの再確認をすることができました。なので、今までとは見方を変えて自分自身が成長できるようにしたいと思います。また、代表は選手やコーチたちと会ってから短い時間で試合があるので適応力の大事さを知れました。
今後はこの活動や、今まで関わってくれた人たちに感謝して、日本を背負えるように、この活動でした貴重な経験を忘れずに現状に満足することなく、さらなる高みを目指して日々精進していきます。
関連ニュース
最新ニュース
- グラスルーツ 2024/11/13 【参加者募集】「JIFFインクルーシブフットボールフェスタ2024」を東京都内&オンラインで開催!
- 大会・試合 2024/11/13 日程、会場変更のお知らせ 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024
- グラスルーツ 2024/11/12 「フットボールキッズ in 東京ドーム」の開催決定について
- グラスルーツ 2024/11/12 第19回全日本男子ろう者サッカー選手権大会開催
- 指導者 2024/11/11 2025年度 公益財団法人日本サッカー協会 Proライセンスコーチ養成講習会 開催要項 ※「S級コーチ養成講習会」は「Proライセンスコーチ養成講習会」に名称が変更になりました