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フットサル日本代表、ウズベキスタン遠征へ向けて始動
2023年11月17日
11月に開催予定であったアジアインドア&マーシャルアーツゲームズの開催延期に伴い、代替活動としてウズベキスタン遠征に臨むことになったフットサル日本代表は、16日(木)に高円宮記念JFA夢フィールドで直前合宿を開始しました。当初より本大会がFIFAの定めるFIFAインターナショナルウィンドウ(国際Aマッチデー開催期間)外の日程設定のため、欧州を拠点とする海外組の招集は叶わず、またリーグ戦の佳境を迎えるFリーグとの協議のもと各クラブ最大3名という条件のもと国内でプレーする16名の選手が招集されました。
2024年に開催されるFIFAフットサルワールドカップの開催地であるウズベキスタンより招待を受けて実施される今回の国際親善試合。前回は昨年のAFCフットサルアジアカップ2022の準決勝で対戦し、先制点を奪われてから劇的な逆転勝利を収めた日本代表でしたが、ワールドカップの出場権をかけて開催される来年4月のAFCフットサルアジアカップに向けて1年間積み上げてきたチームの真価が問われる試合となります。
招集された16名の選手のコンディションを考慮し、集合初日は2つのグループに分けて1時間ずつの軽めのトレーニングを実施。チームの肝となる4人のフィールド選手の連係面の確認を中心としたメニューに取り組みました。昼食後、各自で休息を取ってから17時よりチームミーティングを実施。木暮賢一郎監督はワールドカップまでの中期スケジュールを伝え、今回のウズベキスタン遠征の位置付けや細かいデイリースケジュールを伝えて、最後はビデオミーティングでチーム戦術の確認を行いました。夕方のトレーニングは馬場源徳コーチによるジェネラルなウォーミングアップを行ってから、実践的なメニューへと移っていき、最後はフルコートでの紅白戦を実施して初日の活動を終えました。チームは翌朝より韓国を経由して開催地タシュケントへと移動を開始し、11月22日と23日にウズベキスタン代表との2連戦に臨みます。
選手コメント
GK #3 上原拓也 選手(バサジィ大分)
16日からウズベキスタン戦に向けたトレーニングがスタートしました。チームとして素晴らしいトレーニングができたのではないかと思っています。
木暮監督に代わって初の招集です。日本代表が世界で戦う為に、GKのレベルアップは必要不可欠だと思ってます。特にGK攻撃は、現代のフットサルでは求められているものです。
普段一緒にプレーしない選手と試合に臨むにあたって、短い時間でしっかりアジャストしていきつつ、自分の持ち味を十分に出すことを意識したいと思います。
ウズベキスタンはアジアで素晴らしいチームの一つです。今回は国内組の選手のみですが、その中でも素晴らしい選手が揃っているので、しっかりチームとして結果を出せるように努力していきたいと思います。
FP #9 本石猛裕 選手(バルドラール浦安)
まずはこの代表活動を行えることに感謝します。
ウズベキスタン代表との親善試合はチームや自分にとっても非常に重要なゲームになります。そうした中で、今代表で取り組んでいるものを更に理解を深めて、勝利するために自分の最大限の力を発揮できるようにゲームまでのトレーニングで努力していきたいと思います。
改めて日本代表として闘えることに誇りと責任を持って、必ず勝利して日本に帰りたいと思います。日本や現地での応援よろしくお願いします。
FP #12 ナカマツ・ルアン 選手(シュライカー大阪)
今回のウズベキスタン遠征に呼ばれたことを嬉しく思います。まずは、木暮監督のやりたいフットサルを理解し、自分の特徴である攻撃の部分を出せるようにしたいと思います。チームで戦いながらも、自分の色を出せるように練習からやっていきます。
国際親善試合
11月22日(水) 19:00 キックオフ予定(日本時間 11月22日(水) 23:00) vs フットサルウズベキスタン代表
会場:ウズベキスタン/Yunusobod Sportcomplex
11月23日(木) 19:00 キックオフ予定(日本時間 11月23日(木) 23:00) vs フットサルウズベキスタン代表
会場:ウズベキスタン/Yunusobod Sportcomplex