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フットサル日本女子代表 年内最後となるトレーニングキャンプを実施
2023年10月30日
フットサル日本女子代表は10月27日(金)~10月29日(日)の日程で、来年2月開催予定のアジアインドア・マーシャルアーツゲームズに向けて、年内最後となるトレーニングキャンプを実施しました。
初日集合後、まずはオープニングミーティングを行い、須賀雄大監督より2025年に開催されるワールドカップを見据え、日本代表として求められることや今回のキャンプテーマ等について確認をしました。2日間のトレーニングでは、代表初招集の選手もいる中で、9月のタイ遠征に参加したメンバーが中心となって積極的にコミュニケーションを図り、戦術・セットプレーの確認も含め強度の高いトレーニングを行いました。
最終日には聖和学園高等学校(男子)とのトレーニングマッチを実施。体格・スピード差がある男子チームとの試合ということもあり、タフなゲームの中で失点を重ねてしまいます。終盤に何度もチャンスを生み出しますが得点には至らず、0-6で敗戦。この3日間で見つかったそれぞれの課題を日常に持ち帰り、個人の成長につなげていきます。
選手コメント
GK 中田凪咲 選手(SWH Ladies西宮Futsal Club)
来年にアジアインドアゲームズ、2年後にワールドカップを控える中で、9月にタイで行われた国際大会や過去に世界の舞台を経験したことがある選手たちと3日間を過ごし、自分の未熟さを感じましたが、世界へのイメージが膨らみより世界で戦うことをイメージできるようになりましたし、もっともっとレベルアップしていかないといけないと強く思いました。また、個々のレベルアップがチームのレベルアップにつながると思うので、チーム戻っても常に自分に矢印を向け成長し、またこの場に戻ってくることができるように努力したいです。
3日間という短い期間でしたが、多くの方のサポートのもと、充実した活動ができたことに感謝しています。
FP 平井成美 選手(バルドラール浦安ラス・ボニータス)
3日間を振り返ると、短い期間で色んな組み合わせでトレーニングを行ったのでチーム、個人でも成長できた合宿だったと思います。最後の試合では強度の高い相手に1点も取れなかったことは、自分自身改善していかなければいけない点だと思いました。合宿に参加できたこの機会に本当に感謝しています。ありがとうございました。
FP 藤田実桜 選手(立川アスレティックFCレディース)
まず、無事に合宿を終えられたことにホッとしています。初日のミーティングの中で監督から「一瞬必勝」というテーマで取り組もうという話がありました。一回のトレーニング、ひとつのプレーに拘る。一瞬のプレーに勝つ。そのための準備をするということを意識して取り組みました。
最終日のトレーニングマッチでは体格やスピードの勝る相手に対しての振る舞いであったり、その中で生かせる強い個性が必要だと感じました。ここで体感した課題を修正していけるようにチームに戻って努力したいと思います。
タフな3日間でしたが、ポジティブな雰囲気で切磋琢磨した仲間と、今回この合宿に携わっていだだいた関係者の方々に感謝したいです。ありがとうございました。
FP 松木里緒 選手(アニージャ湘南)
今回素晴らしい環境の中で合宿を行うことができたこと、とても感謝しています。3日間、強度の高いトレーニングを行う中で自身の課題、求められている役割が明確になりました。最終日のトレーニングマッチでは、ボールを保持しながらも得点を奪えなかったことはチームとしても個人としても大きな課題だと感じています。
チームに戻っても今回のトレーニングキャンプで体感した強度を忘れず、また戻って来られるよう、自分自身と向き合いながら練習に励んでいきたいと思います。
FP 伊藤沙世 選手(アルコ神戸)
素晴らしい環境のもと、フットサルのことだけに専念でき、とてもいい時間を過ごすことができました。3日間、強度高く、それぞれの良さを発揮できるよう多くのコミュニケーションをとり、トレーニングに臨めました。また、一瞬一瞬勝つために全力でプレー・行動できたことは良かったと思います。
私自身、代表活動に参加するたびにとても刺激を受け、通用する部分、自分に足りない部分を痛感します。自チームに戻り、課題と向き合い、この場所でまたプレーできるよう感謝の気持ちを忘れず、日々取り組んでいきます。3日間、本当にありがとうございました。