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U-22日本代表 4月国内トレーニングキャンプ 午前午後の2部練習実施
2023年04月26日
U-22日本代表候補は4月25日(火)、千葉県の高円宮記念JFA夢フィールドでのトレーニングキャンプ3日目を迎えました。
この日は、午前と午後の2部練習を実施。招集された全選手(FP24名、GK4名)が同じトレーニングメニューに参加しました。午前のトレーニングは10時30分からスタート。ウォーミングアップのあとは、8人一組のパス&コントロールのトレーニングで、8人が決められたパターンで素早く連動しながらパスをつなぎ、最後は速いパスをミニゴールに流し込む一連の動きを繰り返しました。次のメニューの4対2のロンド(決められたエリア内で攻守に分かれてパスを回す練習)では、羽田憲司コーチから「楽しくやるボール回しじゃないぞ、激しく!」と声がかかると、より一層トレーニングのスピードや強度が高まった様子でした。その後2ヶ所に分かれてクロスからのシュートのトレーニングを行い、午前の最後はスモールサイズのピッチでよりプレッシャーがかかる状況でのゲーム形式のトレーニングを実施。攻守においてそれぞれタッチ数制限や時間制限を設けることで、攻撃ではボールホルダー以外の周囲の早いサポートを促し、守備では素早い切り替えで攻撃に移ることが求められていました。
昼食や休息のあと、午後のトレーニングは16時30分から始まりました。トレーニングの内容は、6対2のロンドからGKをつけての7対7+フリーマン。最後はピッチの縦幅を少し短くしてピッチ内のゾーンを前後に分けて基本的に5対5の局面が生じるような条件下での11対11のゲームトレーニングが行われました。時折、大岩剛監督がゲームを止めて、選手に問いかけや説明をしながらチームとしてのやり方を浸透させていきました。また、夕食後にはセットプレーに特化したチームミーティングを行うなど、今回のトレーニングキャンプの限られた時間で初招集の選手が多い中でも、U-22日本代表チームのコンセプトや考え方をピッチ内外で伝えていきました。
選手コメント
MF 櫻井辰徳 選手(徳島ヴォルティス)
これまで大岩監督のチームには何度か招集されましたが、今回のトレーニングキャンプにはいつも選ばれていないメンバーが多く選ばれているので、ここで自分の良さを出してアピールしないといけないと強く感じています。このメンバーの中で自分は圧倒的な存在であったり、余裕を持ってプレーができたりするくらいでないといけないとも思っています。大岩監督が求めていることも理解しています。今回初めて一緒にプレーする選手ばかりなので、連係などですぐには難しい部分もあるかもしれませんが、自分のポジションのアンカーの位置から味方を動かし、どんどんチャレンジするプレーをして、自分の良さを出していきたいです。
FW 鶴野怜樹 選手(アビスパ福岡)
以前から自分はこの年代のメンバーには(2001年早生まれのため年齢的に)ギリギリ入れることは分かっていたので、これまで怪我もありましたが、どこかで選ばれる自信はありました。ようやく選ばれたという感じです。自分が今回U-22日本代表候補に選出されて、(アビスパ福岡の)サポーターが喜んでくれたことも知っていますし、中学高校大学それぞれの監督からは“ここからだぞ”と言葉をかけられました。実際に今回プレーしてみて、みんな足元の技術は高いと思いました。その中で、自分のプレーの特徴はスピードやドリブルなので、攻撃においてはその特徴が出せた部分もありますし、守備においても速さを生かして相手GKの縦パスをカットするプレーなどを出せたりしました。最終日のトレーニングではさらに良いプレーをみせたいと思います。
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