JFA.jp

JFA.jp

EN

日本代表

年代・カテゴリーを選ぶ

表示したいカテゴリーを
以下から選択してください。

1.年
  • 2024年
  • 2023年
  • 2022年
  • 2021年
  • 2020年
  • 2019年
  • 2018年
  • 2017年
  • 2016年
  • 2015年
  • 2014年
2.年代別
  • SAMURAI
    BLUE
  • U-24
  • U-23
  • U-22
  • U-21
  • U-20
  • U-19
  • U-18
  • U-17
  • U-16
  • U-15
  • 大学
  • フットサル
    (男子)
  • U-25フットサル
    (男子)
  • U-23フットサル
    (男子)
  • U-20フットサル
    (男子)
  • U-19フットサル
    (男子)
  • U-18フットサル
    (男子)
  • フットサル
    (女子)
  • U-18フットサル
    (女子)
  • ビーチサッカー
  • eスポーツ・サッカー
ホーム > 日本代表 > 最新ニュース一覧 > 【恩師が語る日本代表選手】古橋亨梧選手 興國高校 内野智章監督インタビュー

ニュース

【恩師が語る日本代表選手】古橋亨梧選手 興國高校 内野智章監督インタビュー

2022年10月06日

【恩師が語る日本代表選手】古橋亨梧選手 興國高校 内野智章監督インタビュー

SAMURAI BLUE(日本代表)の一員として活躍する選手の恩師に話を伺う「恩師が語る日本代表選手」。第1回は、抜群のスピードと得点感覚でSAMURAI BLUE、そして欧州の舞台で活躍する古橋亨梧選手について、興國高校の内野智章監督に伺いました。

※このインタビューは2022年9月28日に実施しました。

日本代表や欧州の舞台で活躍する身体能力と性格を有していた

――古橋選手の第一印象を教えてください。

内野 高校入学当時は身長162、3センチ、色白で細かったですね。見た目は頼りない印象でしたが、すばしっこい選手だったのを覚えています。中学時代はアスペガス生駒FCで背番号10を着けていましたが、奈良県トレセンには選ばれなかった。大阪の強豪校の練習会に参加しても、声が掛からない選手でした。

――当時からスピードは際立っていたのですか

内野 興國高校の練習に参加してくれた際に、ミニゲームでDFの背後をとるシーンが多くて、この子の動きは独特だと思いました。10分間のミニゲームの中で、パスやキックがうまければ得点できているという場面が何回もあり、面白い選手だな、と。「指導者が教えられないディフェンスラインの裏への抜け出し方をしているし、スピードもある。興國高でドリブルを学び、一人でシュートまで行けて、DFの背後もとれる選手になったら、止めようがなくなる。君のスピードがあれば絶対プロになれる」。そう声を掛けたら、すぐに「興國高に行きます」と返事をくれました。

――高校でどのように成長しましたか。

内野 当時は体がまだできていませんでしたし、メンタルもすごく純粋な子どもという感じで、大人の選手ではありませんでした。少し弱気といいますか、自信がない感じも見受けられました。ただ、性格は真面目で我慢強く、負けず嫌い。高校3年間で劇的に伸びたわけではありませんが、コツコツと努力して成長していきました。ドリブルを仕掛けて1対1で勝てるようになりましたが、彼の能力ならもう一人、二人は抜けるはず、というのが正直な印象です。当時は高卒でプロに行った山本祥輝(元、カターレ富山)や和田達也(福井ユナイテッドFC)の方が目立っていました。

――高校卒業後は中央大学に進学しました。

内野 1年目から関東選抜に選ばれ続け、全日本大学選抜にも入りましたが、周囲からちやほやされ過ぎて良くない時期がありました。大学のコーチから「亨梧が良くない。ハードワークが売りなのに、全くしない」と連絡をもらい、試合を見に行きました。そうしたら、中盤に下がってボールをさばくだけで、仕掛けてもボールを奪われたらふてくされている。試合後に「周りを生かすプレーもできるようになってほしいと思っていたけど、お前の良さはがむしゃらなところとハードワーク。何のために無限に走れる心肺機能を持っているんだ。良さが何も出ていない」と、3000字くらいのメールを送りました。彼がプロになってから受けたインタビューで「内野監督の言葉で目が覚めた」と言ってくれ、本当にうれしかったですね。

――FC岐阜に加入後、サクセスストーリーを歩みました。

内野 彼からはさまざまな運命を感じます。大学4年生の12月までプロから声が掛からなかったのに、当時、岐阜の監督に就任したばかりの大木武さんと中央大の佐藤健監督とのつながりで練習に呼んでもらい、そこからプロになることができました。遠回りしましたが、今では、興國高の同級生で当時からスターだった南野拓実(現、ASモナコ〈フランス〉/当時の所属はセレッソ大阪U-18)と日本代表で同じピッチに立っている。興國高のチームメートは亨梧がプロになると思っていても、日本代表にまで上り詰めるとは思っていなかったはずです。しかも、セルティック(スコットランド)でプレーし、UEFAチャンピオンズリーグでレアル・マドリード(スペイン)と対戦するなんて。でも、今になって考えると、それだけの身体能力はありましたし、成長するための性格も有していました。

――では最後に、FIFAワールドカップカタール2022出場に向けてメッセージをお願いします。

内野 同じ関西の高体連出身である守田英正選手(現、スポルティングCP(ポルトガル)/金光大阪高校卒業)、鎌田大地選手(現、アイントラハト・フランクフルト(ドイツ)/東山高校卒業)と共にピッチに立つ姿が見られたらうれしいですね。そして、どんな形でもいいので、ワールドカップで亨梧らしいゴールを決めてほしい。いずれ欧州三大リーグ(イングランド、スペイン、イタリア)で活躍する日を楽しみにしています。

FIFAワールドカップカタール2022

大会期間:2022年11月21日(月)~2022年12月18日(日)
グループステージ
第1戦 11月23日(水) 16:00[現地時間] vs ドイツ代表
第2戦 11月27日(日) 13:00[現地時間] vs コスタリカ代表
第3戦 12月1日(木) 22:00[現地時間]  vs スペイン代表

大会情報はこちら

OFFICIAL PARTNER
KIRIN
OFFICIAL SUPPLIER
adidas
SUPPORTING COMPANIES
  • 朝日新聞
  • SAISON CARD
  • 大東建託
  • Family Mart
  • JAPAN AIRLINES
  • au
  • Mizuho
  • MS&AD
  • Toyo Tire Corporation
アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー