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【Match Report】U-19日本代表、コロンビアに敗れ準決勝進出はならず 第48回モーリスレベロトーナメント

2022年06月07日

【Match Report】U-19日本代表、コロンビアに敗れ準決勝進出はならず 第48回モーリスレベロトーナメント

第48回モーリスレベロトーナメント(旧トゥーロン国際大会)のグループステージ第3節が6月6日(月)に行われ、U-19日本代表はU-19コロンビア代表と対戦しました。

試合前の時点では両チームが勝ち点4で並んでおり、得失点差でコロンビアが首位。日本はこの一戦に勝利すれば無条件でのノックアウトステージ進出が決まるという状況でキックオフを迎えました。

先に決定機をつくったのは日本でした。開始4分、右サイドに抜け出したFW坂本一彩選手(#22)がマイナス方向に折り返し、MF北野颯太選手(#9)がダイレクトシュートを放ちます。ボールは惜しくも枠を外れましたが、この日の日本は相手のボールホルダーにプレスを掛けて自由にプレーさせず、セカンドボールを拾って攻撃に転じるなど、自分たちのペースで試合を進めます。

前半終了間際には中盤でボールを奪ったMF佐野航大選手(#17)がスルーパスを送り、これに反応した坂本選手が巧みな切り返しから右足を振り抜きます。しかし、このシュートも枠を捉え切れず、スコアレスで前半を終えます。

すると後半開始早々の47分、相手陣内からのロングパスをペナルティーエリア内でキープされ、折り返したボールからミドルシュートを打たれると、ボールはDF松田隼風選手(#19)の足に当たってコースが変わり、不運なオウンゴールで先制されてしまいます。

これでコロンビアにペースを握られると、61分には再びバイタルエリアでボールをキープされ、中央を破られて追加点を奪われます。

厳しい状況に追い込まれた日本は、焦りからかパスミスやトラップミスが続く時間帯もありましたが、終盤にかけて必死の抵抗を見せます。88分にはドリブル突破を仕掛けた松田選手がペナルティーエリア内で倒されPKを獲得。MF中村仁郎選手(#8)が冷静に決めて1点差に追い上げます。

同点に追い付き、PK戦に持ち込んで勝利すればノックアウトステージ進出の可能性が再浮上するところでしたが、相手に守り切られたままタイムアップを迎えました。

1勝1敗1PK戦負けの勝ち点4でグループステージを終えた日本は惜しくもノックアウトステージ進出を逃し、順位決定戦に回ることに。6月10日(金)にU-20アルゼンチン代表と5-6位決定戦を戦います。

選手コメント

MF #6 山根陸 選手(横浜F・マリノス)
コロンビアは相手もU-19で同い年ということで、ワールドカップを想定した時にとても重要な試合でした。前半は僕たちがボールを握っている時間が長かったですし、チームとしてやりたいことを表現できている部分がありました。その中でゴールに迫るシーンも増えたと思います。その良い流れの時に得点できず、さらに後半の立ち上がりで失点を許すという形になってしまいました。チームとしてもそうですが、自分自身がもっとファイナルサードでゴール、アシストという部分を突き詰める必要があると思います。まだあと1試合できますので今回の試合をしっかり振り返り、勝って今大会を終えたいです。

MF #8 中村仁郎 選手(ガンバ大阪)
後半途中からの出場となりましたが、得点(PK)をあげることができて嬉しいです。しかし、チームとしては負けて準決勝進出できず、個人としても納得できるプレーはほとんどできませんでした。今回の遠征で初出場だった第2戦のコモロ戦でも、久々の国際試合でなかなか試合に馴染めず、45分での交代となってしまいました。それでも、今日の試合でPKという形ですが得点出来たことで気持ちは楽になりましたし、チームメイトに感謝しています。今大会は残り1試合となりましたが、チームとしても個人としても納得のいくゲームにしたいので、ネガティブにならず最後まで闘いたいと思います。

FW #22 坂本一彩 選手(ガンバ大阪)
第3戦目のコロンビア戦は、グループステージ突破をかけた大事な試合で負けてしまったことをとても悔しく思います。前半は自分たちのペースでボールを動かしながら相手のゴール前まで行き、フィニッシュまで持っていけたことはよかったですが、自分を含めてゴールを仕留めきるというところに課題が出たと思います。しかし、下を向いている時間はないので、次の順位決定戦に向けて今からいい準備をして、個人としては結果を残したいです。最後によりいい順位で今大会を終われるようにしたいと思います。

ハイライト映像

第48回モーリスレベロトーナメント

大会期間:2022/5/29(日)~2022/6/12(日)

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