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U-16日本女子代表候補 AFC U-17 Women's Asian Cup 2022に向けて始動
2021年04月14日
U-16日本女子代表候補は、4月12日(月)からJヴィレッジにて活動を開始しました。このトレーニングキャンプは、2022年5月にインドネシアで行われるAFC U-17 Women's Asian Cup 2022に向けた立ち上げの活動となります。
Jヴィレッジ到着後に行われたオープニングのミーティングでは、自分たちの目指すべき方向性をチーム全員で共有し、活動をスタートさせました。初日のトレーニングではフィジカル測定を実施。この日の夜には、SAMURAI BLUE(日本代表)の前田弘アスレティックトレーナーにお越しいただき、コンディショニングについて、選手にレクチャーしていただきました。実際にプロのトップ選手がトレーニング前に行っているセルフケアの話を聞き、選手たちは大きな刺激を受けていました。
翌13日(火)、アイスブレイクやパス&コントロールを行い、ピッチ上でのコミュニケーションを深めていきます。尚志高校とのトレーニングマッチを14日(水)に控え、ゲーム形式や紅白戦といった実践形式のトレーニングでチーム戦術の理解を深めていきました。
初めての代表活動に参加することとなった選手は、コロナ禍でも自分たちのできることを探し、感染予防対策を講じながら、明日以降のトレーニングに積極的に取り組み、自身の成長につなげていきます。
選手コメント
ウルフジェシカ結吏 選手(日テレ・東京ヴェルディメニーナ)
私は、今回初めて代表候補選手として選ばれて、自分の持ち味をしっかりと発揮したいと思いました。そして、自分の課題とあらためて向き合える5日間にしたいと思います。ミーティングでは、「世界で戦う」とはどういうことなのか、先輩方の試合映像を通して知ることができました。技術はもちろん、海外の選手にも当たり負けしない体作り、環境に対応する力も必要だとわかりました。実際にGKトレーニングをしてみて、ボールの移動が速かったり、シュートが強かったりすると、ミスが起きてしまいました。このような部分もなくなるようにトレーニングを重ね、体作りを徹底し、来年のアジア予選に向けて、成長していきたいです。
大矢さくら 選手(ノジマステラ神奈川相模原ドゥーエ)
新型コロナウイルスが拡大している中、私達が何不自由なくトレーニングができる環境に感謝しています。私の今回のトレーニングキャンプの目標は、自分よりレベルの高いそれぞれのストロングポイントを持った選手が集まったこのトレーニングキャンプで、自分のストロングポイントを体現することはもちろん、良い選手のプレーを真似して自分の成長につなげることです。私は特に1日目のミーティングで時間の使い方について考えたことが印象に残っています。1日24時間あるなかで、みんな練習する時間は大体同じだが、オフの時間の使い方はみんな違うので自分のパフォーマンスを向上させるためにオフの時間に体のケアや体幹トレーニングなどを行いたいと思いました。今回のトレーニングキャンプでの経験が自分のチームのレベルアップに繋がるように頑張りたいです。
古賀塔子 選手(JFAアカデミー福島)
今回は、新型コロナウイルスの影響で大変な中、チームの立ち上げキャンプを、色々な人の協力でスタート出来ていることにとても感謝しています。2日目を終えて、トレーニングでは、特に守備の球際のところを意識して取り組みました。ミーティングでアジアの選手たちの球際の激しさや、強さを見て、もっとレベルアップしなければ通用しないと感じました。残りのキャンプ期間たくさんの人とコミュニケーションを取りながら、個人として、1日目、2日目で出来なかったことを改善して、より成長できるように頑張りたいです。
板村真央 選手(AICシーガル広島レディース)
今回、初めて代表活動に参加しました。エリート活動とは違って、チームで活動するので、チームのために何をするかを常に考えて行動しました。しかし、お互い負けないように、トレーニング中は激しくプレーすることもありました。今回のトレーニングキャンプでは、自分の良さを積極的に出して、チームのために点を取るという意気込みで臨みました。トレーニングでは、みんなで守ってボールを奪うため、1人1人の動き、スペースをみてボールをもらい、ゴールを奪うために声を掛け合いながら、常に考えて周りを見ることを意識しました。
ミーティングでは、戦術、トレーニングのコンセプト、フィジカルなどの話を聞きました。初めて知ることもあって、更にサッカーへの理解が深まりました。私は体が小さくて、フィジカルも強くないので、当たり負けしてしまうことが多いようですが、その中でも自分の良さを出して、チームのために点をとれるように全力でトライしていこうと思います。最後に、コロナで大変厳しい状況の中、たくさんの方々が協力し、この活動を行ってくださり、本当に感謝しかありません。ありがとうございます。
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