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SAMURAI BLUE、香港戦へ攻撃を確認 ~EAFF E-1サッカー選手権2019~
2019年12月13日
EAFF E-1サッカー選手権2019に出場しているSAMURAI BLUE(日本代表)は12月12日(木)、2日後に迎える第2戦の香港代表戦へ向けて練習し、攻撃の形を確認しました。
快晴による放射冷却で前日より一層の冷え込みを感じる中、チームは夕方から市内のグラウンドに向かいました。
1時間半ほど行われた練習では、ランニングやストレッチ、ボールを使ったアジリティを上げるトレーニングなどで体をほぐすと、フィールドプレーヤーは二手に分かれ、中国戦で先発したメンバーは前日に続いてランニングや体幹トレーニングなどリカバリー中心の軽めの内容で調整しました。
それ以外のメンバーは、二人一組でパス交換などを行い、その後はハーフコートを使ってビルドアップからシュートまでの動きの確認に時間を割きました。
FW小川航基選手(水戸ホーリーホック)やMF仲川輝人選手(横浜F・マリノス)ら攻撃陣は、ピッチを広く使って組み立てた味方のボールに、GKの動きを捉えながらシュートを繰り返していました。
U-22代表でもプレーするFW上田綺世選手(鹿島アントラーズ)は、「話しただけではお互いの本当のプレーはわからないので、ピッチの中で合わせていければ」と話し、FWとしてのポジション獲得へ「僕が出る試合で全力を尽くすことが大事」と語り、意気込んでいました。
14日(土)の第2戦で対戦する香港は、朝鮮民主主義人民共和国やチャイニーズ・タイペイ、モンゴルとの予選を突破して2010年以来4大会ぶりの出場です。4月に就任したフィンランド出身のミカ・パーテライネン監督の下、11日の初戦でホスト国の韓国に0-2で敗れていますが、人数を割いて守備を固めながら、速さのある鋭いカウンターも見せていました。
ちなみに、香港は9月に始まったFIFAワールドカップカタール2022のアジア2次予選では、イラン、イラク、バーレーン、カンボジアと同組。11月にはカンボジアに勝って2次予選初勝利を挙げ、その前にもバーレーンに引き分けるなどで、現在1勝2分2敗の4位です。
11日の香港戦を見たDF三浦弦太選手(ガンバ大阪)は、「香港は非常にコンパクトでカウンターは鋭い」と印象を口にし、「そういう相手に、どのように自分たちが崩していくか。常にリスク管理を怠ることなく、相手のカウンターに対応していきたい」と語っています。
また、DF古賀太陽選手(柏レイソル)も「相手は結構素早い選手が多い。今日の練習を意識しながら、うまく調整したい」と話していました。
チームは試合前日となる13日(金)には非公開練習での調整を予定しています。
香港戦は14日(土)、Busan Gudeok Stadium にて19:30キックオフの予定です。
選手コメント
GK #12 小島亨介 選手(大分トリニータ)
1試合目は中村選手が出ましたけど、GKは3人いるので常にチャンスを伺わなければいけないですし、その準備は練習の中でしています。4バックと3バックでは戦術的な部分やポジショニングは変わってきますが、相手に対峙する状況は変わりません。そこでまず負けないこと。スペースが変わってくるので、そこの把握をすることが必要です。個人としてはそこまで苦手なプレーはないですが、ストロングポイントとして飛び抜けたものを日々の中から高めていけたらと思っています。
DF #5 三浦弦太 選手(ガンバ大阪)
1戦目は練習できない中で、コミュニケーションを取りながら結果を出せたところは良かったです。試合の中やミーティングでコミュニケーションをしっかり取りながら、どういう風にやりたいかということを選手が考えてやったことがよかったと思いますが、攻撃も守備も精度やクロス対応は次までに改善しなければいけません。僕は自チームで最近3バックをやっていますが、そうではない選手もたくさんいたので、攻撃も守備もどうやっていくのか、初戦で少し掴めた感じはあったと思いますし、次はよりスムーズにやっていけたらと思います。
DF #19 佐々木翔 選手(サンフレッチェ広島)
初戦の中国戦で、ベースややり方のところはある程度理解できたと思います。それにプラスして、選手の特長はもっと主張が必要ですし、後ろの選手としてはそういうプレーを出させるためにどう支えていくのか、どんどん考えて変化させていけたら、より良い攻撃ができると思います。前の選手の力を活かせるように、僕らが意識してプレーできればと思います。香港が中を固めればサイド攻撃が非常に有効になると思いますし、セットプレーも1つ大きなカギだと思います。しっかりと準備したいと思います。
DF #21 古賀太陽 選手(柏レイソル)
1勝しましたが3試合全部で勝たないといけないと思うので、責任と自覚を持ってやる必要があります。香港戦も集中して入ることが一番大事ですし、強度のところは常に意識をしながらやりたいと思います。ビルドアップをする時に、いつもやっていない選手と組むので、リスク管理ではいつも以上にコミュニケーションを取りながらやらなければいけないと思います。昨日の香港戦を見る限り、相手はカウンターも鋭いものを持っているので、リスク管理は特に注意してやりたいです。
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菅大輝 選手(北海道コンサドーレ札幌)インタビュー
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田中駿汰 選手(大阪体育大)インタビュー
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渡辺剛 選手(FC東京)インタビュー
スケジュール
EAFF E-1サッカー選手権2019 | ||
---|---|---|
12月10日(火) | 2-1 | 対 中国代表(Busan Gudeok Stadium) |
12月11日(水) | TBC | トレーニング |
12月12日(木) | TBC | トレーニング |
12月13日(金) | TBC | トレーニング |
12月14日(土) | 19:30 | 対 香港代表(Busan Gudeok Stadium) |
12月15日(日) | TBC | トレーニング |
12月16日(月) | TBC | トレーニング |
12月17日(火) | TBC | トレーニング |
12月18日(水) | 19:30 | 対 韓国代表(Busan Asiad Main Stadium) |
※スケジュールは都合により変更となる場合があります。
EAFF E-1サッカー選手権2019 決勝大会
大会期間:2019年12月10日(火)~18日(水)
会場:韓国/Busan Gudeok Stadium、Busan Asiad Main Stadium
男子出場国:中国、日本、香港、韓国
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