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U-16日本女子代表候補 国内合宿を岡山県美作市でスタート
2019年11月20日
トレーニングマッチ U-16日本女子代表候補 vs. ベトナム女子代表
2019年11月19日(火) キックオフ時間 10:00 試合時間 60分(30分×2本)
岡山県美作ラグビー・サッカー場(岡山県美作市)
U-16日本女子代表候補 1-0(1本目1-0、2本目0-0)ベトナム女子代表
得点
9分 藤野あおば(U-16日本女子代表候補)
スターティングメンバー
GK:大熊茜
DF:丹野凜々香、小緑瑠夏、竹重杏歌理、小山史乃観
MF:井手段祐有、天野紗、佐々木里緒、箕輪千慧
FW:藤野あおば、浜野まいか
サブメンバー
GK:本多陽菜
DF:猪瀨結子、神水流琴望、平中響乃、井上麗叶
MF:吉川はなの、西郡茉優、櫨川結菜、根府桃子
FW:西尾葉音、北沢明未
マッチレポート
U-16日本女子代表候補は11月18日(月)、岡山県美作市でトレーニングキャンプを開始しました。9月に行われたAFCU-16女子選手権で優勝を果たし、2020年にインドで開催されるFIFA U-17女子ワールドカップ2020に出場するこのチームにとって今年最後の活動となります。招集された22名の選手たちは集合後、早速2時間のトレーニングを行いました。今回初招集の選手も多く緊張の様子がうかがえましたが、ピッチで積極的に動きながらコミュニケーションをとる姿勢が随所で見られます。
二日目となる19日(火)は午前、同じく美作市でキャンプを行っているベトナム女子代表チームとトレーニングマッチを行いました。試合は30分×2本で実施し、序盤から相手陣内で攻撃する時間を作ります。積極的にアクションを起こす中で日本は前半9分、藤野あおば選手が1対1のしかけから抜け出し確実にゴールを決め、先制します。続く2本目、思うような展開に持ち込めず追加点まで及びませんでしたが、コンビネーションの課題等が見え、次へと繋がるゲームとなりました。キャンプは残り二日間、岡山湯郷bellとのトレーニングマッチやフィジカルトレーニング等を予定しています。
コーチコメント
那須麻衣子 コーチ(伊賀FCくノ一)
U-16日本女子代表としての最後のトレーニングキャンプが始まりました。今回のキャンプでは9名の初招集選手が参加し、チームコンセプトの共有からスタートしました。初めて代表活動に参加する選手も多く、集合した選手の表情は緊張感で溢れていましたが、サッカーを通して少しずつほぐれてきたように感じます。
来年に行われるFIFA U-17女子ワールドカップに向けての生き残りをかけたこのキャンプでは、失敗を恐れず選手個人のストロングポイントを最大に発揮しアピールをしてほしいと選手に伝えました。そのような中でベトナム女子代表との試合では1-0で勝利し、まだまだ課題はありますが勝てたことは今後に繋がる結果となりました。一日一日を無駄にせず、来年のワールドカップに向けて、確実に積み上げができるよう今後の活動に取り組んでいきたいと思います。
選手コメント
DF 竹重杏歌理 選手(日ノ本学園高)
私はトレーニングの中で、ファーストタッチを足元に置かないことを常に意識して取り組みました。その中でボールが来る前にスペースを認識して運び出すには準備が大切だと感じました。守備の面では、相手に対して粘り強く1対1で絶対に負けないこと、失点しないためには相手のシュートを滑ってでも止めるなど、体を張って守ることが重要だと感じました。明日からのトレーニングや試合でも、大切だと感じたこと、重要だと思ったこと、できたことは継続して行い、できなかったことなどに目を向けながら、たくさんチャレンジして成長していきたいです。残り二日間、自分の良さを更に出して、戦力となるようにがんばります。
MF 猪瀨結子 選手(マイナビベガルタ仙台レディースユース)
今日のベトナム女子代表との試合は、胸を借りるのではなく勝ちに行くということで試合に臨みました。ウォーミングアップから全員で盛り上げて、良い雰囲気を作って試合に入り、1-0で勝利することができたのは良かったと思います。しかし、守備の強度や攻撃の崩しなど、多くの課題が残りました。それを踏まえて、午後のトレーニングでは、最後のところで体を張ってシュートを打たせないことを意識して取り組みましたが、まだまだ世界で通用するレベルではないということを全員が認識できたと感じました。もっと守備の強度を上げて、さらにそれを打開する攻撃ができるように明日からの活動に取り組んでいきたいです。
FW 西尾葉音 選手(浦和レッズレディースユース)
今回は初めての選手も多いので、コミュニケーションを多くとることを心がけてキャンプに臨みました。今日はベトナム女子代表との試合があり、集合してトレーニングを一回しかしていない中での試合だったので、合わない部分や思うようにいかないところも多くありましたが、結果として1-0で勝利することができました。残り二日間で、今日出た1対1での攻防の課題やパスの精度を修正し、自分の良さも出していきたいです。今回のキャンプはU16として最後の活動になるのでU17ワールドカップに繋がるように良い締めくくりができるようにしたいです。
FW 井手段祐有 選手(岡山県作陽高)
キャンプ初めは、初対面の選手ばかりの中で少し緊張がありましたが、二日目を終えてトレーニングや食事などの中でのコミュニケーションを取ることができてきました。トレーニングや試合では、アプローチの距離だったり、1対1の球際の厳しさを改めて感じることができました。ボールタッチのひとつひとつにこだわりを持ち、ゴールへの意識・ディフェンスへの意識を変えていきたいと感じました。残り二日間ある中で、トレーニングや試合で感じたことを忘れずにコミュニケーションを多く取りながら、成長できるようにしたいです。
スケジュール
11月18日(月) | PM | トレーニング |
---|---|---|
11月19日(火) | 1-0 | トレーニングマッチ vs ベトナム女子代表 |
PM | トレーニング | |
11月20日(水) | AM | トレーニング |
PM | トレーニングマッチ vs 岡山湯郷Belle | |
11月21日(木) | AM | トレーニング |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
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