U-22日本代表は11月12日(火)、キリンチャレンジカップ2019 U-22コロンビア代表戦（17日(日)、エディオンスタジアム広島）に向けた合宿2日目で、午前と午後の2回に渡り汗を流しました。この日、朝のトレーニングには前日の夜にチームに合流したMF食野亮太郎選手（ハート・オブ・ミドロシアンFC）が加わり、午後には9日に行われたAFCチャンピオンズリーグの決勝1stレグから帰国したMF橋岡大樹選手（浦和レッズ）も早速合流し、16人で試合への調整を進めました。

午前のトレーニング開始時刻の気温は22.6℃、湿度37％。心地よい秋晴れのもとスタート。ストレッチ、ジョギングで身体をほぐし、ボールを使った簡単なパスワークから最後に2対1のシュート練習で締めくくりました。

午後のトレーニングでは橋岡選手は合流直後とあって別メニューで調整をしましたが、残りの15人はストレッチやボールを扱ったウォーミングアップを終えると、7対7（+フリーマン1人）、6対6（+フリーマン3人）、縦パスを意識した4対3の対人メニューを集中してこなし、充実したトレーニングに励みました。全体でのトレーニング後も選手たちはピッチに残り、スタッフから終わりを告げられるまでリフティングゲーム等で仲間とピッチで過ごせる貴重な時間を存分に楽しんだ様子でした。

また、昨日に引き続きこの日も多くのファン・サポーターが練習会場に足を運び、U-22日本代表へ熱烈なエールを送ってくれました。選手たちもこの広島の地でこれだけ沢山の方が応援に来ていただけることに感激し、感謝の気持ちを心にピッチを後にしました。17日、エディオンスタジアム広島で行われるキリンチャレンジカップ2019 U-22コロンビア代表戦に向けて選手たちの熱い競争は翌日も続きます。

選手コメント

GK 谷晃生 選手（ガンバ大阪）
このチームでプレーできることを誇らしく思いますが、東京オリンピックを目指す中での競争でもありますので周りに負けない気持ちでこの合宿に臨んでいます。ライバルであるGK大迫選手は19歳のときから共に刺激しあって成長してきたので、これからも競争を続けていきたいと思っています。川口能活GKコーチから指導を受けていますが、あれだけ経験や実績も豊富な方でも基本や基礎スキルを重んじていることをとても感じますし、これからもっといろんなことを吸収していきたいです。

MF 鈴木冬一 選手（湘南ベルマーレ）
今回初めてU-22日本代表に選出されました。追加招集という形で連絡を受けた時は最初は驚き、その後に少し緊張している自分がいましたが、少しずつ周りとコミュニケーションも取ることができています。これからもっともっと自分を出していきたいと思います。明日からはU-17日本代表で一緒に戦った同年代の仲間も合流してきますので共に刺激しあえるのを楽しみにしています。まだ招集されたばかりで、正直、東京オリンピックで金メダルを取るというようなイメージはできていませんが、いろんなポジションでクオリティの高いプレーを見せられる自分の強みを徐々に活かしながら、また選んでもらえるように全力を尽くしたいです。

MF 食野亮太郎 選手（ハート・オブ・ミドロシアンFC）
昨晩チームに合流しましたが、代表チームのエンブレムを身につけるととても身が引き締まる思いで、責任を持ってプレーしなければならないと感じています。今日のトレーニングは縦パスを入れるタイミング、受けるポジション等を意識したものでした。非常に集中して臨めたので良かったです。今年海外移籍をし、先月のブラジル遠征で初めてU-22日本代表に招集されましたが、メンタル面でも成長を感じています。トレーニングや試合でも良い入り方ができているので継続していきたいと思います。17日に行われるU-22コロンビア戦でもいいイメージを保ち、ホームでしっかり勝てるように頑張ります。その先にある東京オリンピック出場も目指してさらに成長していきたいと思います。

MF 橋岡大樹 選手（浦和レッズ）
このチームにはライバルが沢山いますが自分は複数のポジションでプレーができると思っていますし、ワイドのポジションでは周りとの連携をもっとうまくとって、自分の持ち味を出していきたいと思っています。東京オリンピックは常に意識はしていますが、自分としてはまずは地に足をつけて目の前の試合に集中して臨みたいと思います。浦和レッズでの試合も沢山ある中での代表活動ですが、こういった機会は自分にとってはありがたいので、とにかく今やれることを全力でやりたいです。

スケジュール

※スケジュールは都合により変更となる場合があります。 

U-22日本代表 対 U-22コロンビア代表
開催日時：2019年11月17日(日) 12:50キックオフ（予定）
会場：広島／エディオンスタジアム広島

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