U-22ブラジル代表との国際親善試合を翌日に控え、U-22日本代表は13日(日)、試合会場のArena Pernambucoで1時間の公式練習に臨みました。

この日も、連日移動をフルサポートしてくれるポリスエスコートに先導されて会場に到着しました。11対11のゲームを中心に戦術やセットプレーの確認に時間を割き、細かい雨が降りしきるなか試合に向けた最後の調整としました。

昨年12月、U-19日本代表の遠征で地元ブラジルと対戦している菅原由勢選手は「身体を投げ出して情熱のこもった守備をしてくる。やっていて嫌な相手」とブラジルを評します。招集メンバーの約半数が海外組となった今回のU-22ブラジル代表は、13名が今年6月に優勝したトゥーロン国際大会にも選ばれていました。来年1月に行われるオリンピック予選に向けて強化を進め、9月から10月にかけての親善試合はいずれもチリ、コロンビア、ベネズエラを相手に勝利しています。「相手はヨーロッパでも活躍している選手を今回招集している。我々の現在地がどこか見られる試合。トゥーロンの決勝よりも1mmでも成長した姿を」と横内昭展監督代行も意気込みます。

今遠征のU-20サンパウロFCとの練習試合で先制点を挙げた食野亮太郎選手は、「強い相手に対して、サッカーの根本的なところの球際で負けないこと。そこからリズムを作りたい」と話していました。9月の北中米遠征は無得点に終わっているU-22日本代表だけに、貪欲に得点を狙っていきます。

U-22ブラジル代表戦は、現地時間14日16:00（日本時間15日4:00）キックオフです。

選手コメント

GK #1 大迫敬介 選手（サンフレッチェ広島）
オリンピックまで一年を切ったなかで南米のチームと対戦できることはなかなかないですし、ブラジル戦は自分たちもとても楽しみにしていた試合の一つなので、内容とともにしっかりと結果を出したいです。トレーニング期間は短いですが、味方の選手と細かい戦術のすり合わせができていますので、それを試合の中で出したいです。個人としてもチームとしてもいいパフォーマンスを出して、チームとして自信をつけるためにも結果にこだわってやっていきたいです。

DF #4 町田浩樹 選手（鹿島アントラーズ）
チームとしての出来はもちろんのこと、個々がしっかりと1対1の勝負で勝たないといけない。局面局面での対応を重要視したいですし、ディフェンスラインの連携も重要です。定期的にこのU-22日本代表に呼んでもらえていることは嬉しいですが、上のレベルでやっている選手もいますし、満足してはいられません。生き残りも激しくなっていますので、いいアピールをして、いい競争につなげたいです。

スケジュール

※時間は現地時間です。
※スケジュールは都合により変更となる場合があります。

国際親善試合 ～ブラジル遠征～

日程：2019年10月6日(日)～2019年10月14日(月)

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