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ニュース

SAMURAI BLUE、パラグアイ戦、ミャンマー戦へ合宿スタート

2019年09月03日

SAMURAI BLUE、パラグアイ戦、ミャンマー戦へ合宿スタート

SAMURAI BLUE(日本代表)は9月2日(月)、キリンチャレンジカップ2019のパラグアイ代表戦(5日、鹿島)FIFAワールドカップカタール2022アジア2次予選のミャンマー代表戦(10日、ヤンゴン)へ向けて茨城県鹿嶋市内で合宿を開始しました。
この日集まったのは、今年1月のAFCアジアカップ以来の代表活動となるDF吉田麻也選手(サウサンプトン)やMF堂安律選手(PSVアイントホーフェン)、FW鈴木武蔵選手(北海度コンサドーレ札幌)ら13人です。
残暑の厳しさを感じさせる陽射しの中、平日の午後にもかかわらず駆けつけた約400人のファンが見守る中で始まった練習では、選手たちはランニングやストレッチ、二組に分かれてのパス回しなど軽めの内容でしたが、GK権田修一選手(ポルティモネンセSC)は、下田崇GKコーチとマンツーマンで、さまざまな角度や距離からのシュートブロックや、バックパスを受けてのフィードなどの動きに取り組みました。

全体練習のあとには、吉田選手、DF長友佑都選手(ガラタサライSK)、MF橋本拳人選手(FC東京)らは長い距離でのスプリントを繰り返し、長友選手のクロスボールに堂安選手やMF南野拓実選手(ザルツブルク)がゴール前で合わせてシュートを狙う動きなどを確認。一方、DF冨安健洋選手(ボローニャ)はコーチングスタッフを相手にショートパスを繰り返すなど、ボールを使ってフィジカルを上げる動きを繰り返していました。
また、練習前には鹿島市内のサッカー少年少女約100人と記念撮影。グラウンドで選手の到着を心待ちにしていた子供たちは、選手たちに囲まれて笑顔を見せていました。

なお、FW大迫勇也選手(ヴェルダー・ブレーメン)やMF中島翔哉(FCポルト)ら、この日集まった以外の選手たちは所属クラブでの試合スケジュールに応じて到着し、4日(水)までに23人全員が顔を揃える予定です。
初日の練習を終えた森保一監督は、いよいよ始まる2022年カタール大会のアジア予選を前に、予選は「勝って当たり前の環境」という認識を示し、「相手がどんな戦い方をしてきても、柔軟に、臨機応変に忍耐強く戦えるように準備していかなければいけない」と、就任以来繰り返してきた姿勢を改めて口にしています。
日本代表は5日(木)にキリンチャレンジカップ2019でパラグアイ代表と対戦し、10日(火)にヤンゴンでミャンマー代表とのワールドカップアジア2次予選初戦に臨みます。
森保監督はタイプの異なる2つの相手との試合に、「対戦相手が違うなかで、修正能力を持つことが大事。まず、パラグアイ戦でいい戦いをして、自信を持って戦えるようにしたい」と話しました。
「ワールドカップ予選は初めてなので楽しみ」と話す鈴木選手は、「札幌で自信を持ってできている。自分らしく、しっかりできれば」と話しています。
昨夏のワールドカップロシア大会にも出場し、今回が4度目のアジア予選となる長友選手は、「最初にうまく行かないと焦りが見えてくるが、そこでピッチの中で精神の乱れを整える役割が必要になる。経験のある選手が、みんなの意識をつなげられるような声かけなどをしたい」と語っています。
チームは明日3日(火)から非公開で調整を行います。

選手コメント

GK シュミット・ダニエル 選手(シントトロイデンVV)
ヨーロッパではサポーターの反応を見ると、とにかく結果が第一だと感じるので、結果を出すことを考えてやっています。所属チームではビルドアップを求められていて、そこを磨くことは代表にもつながると思うので、GKからつなぐことを意識してやっています。アジア予選は難しい試合ばかりで簡単な試合は一つもないというイメージです。どれだけチーム全体で気を引き締めて、自分たちのやるべきことをしっかりやれるかが大切になると思っています。

DF 長友佑都 選手(ガラタサライSK)
もうワールドカップ予選かと、時間を早く感じます。しっかりチームにできること、自分の経験を伝えて、自分も代表に残っていけるようにアピールしていかなければという強い気持ちはあります。アジアとの戦いで相手が守ってくる中で崩すことは、日本の大きな課題ですが、解決できる方法は必ずありますし、それを証明したいです。海外で経験している選手も多いので、経験や厳しさという違いを出せればと思っています。

MF 堂安律 選手(PSVアイントホーフェン)
ワールドカップ予選は、また違った緊張感がありますが、あまり構えすぎず、勢いや自分らしさを見失わずにプレーしたいです。決定力は身に着けなければいけないですし、そこは去年オランダでの2シーズン目に、決めるところを決め切れずに自分の課題も出たので、それをこれからのプレーにも活かしていきたいと思っています。

MF 板倉滉 選手(FCフローニンゲン)
毎回の練習や試合からしっかりアピールしないと次はないという気持ちで、一日一日が勝負と捉えてやらないといけないと思っています。所属チームで球際の勝負は監督からも言われていますし、少しは成長していると思うので、今回の遠征でも出していきたいです。ワールドカップ予選は絶対に出たい大会です。選手全員がそう思っていると思うので、その点でも簡単な競争ではないですが、自分の力を発揮して、これからも選び続けてもらえるようにやっていきたいです。

MF 橋本拳人 選手(FC東京)
ワールドカップ予選はこれまでの代表戦とは、また違う雰囲気だと思います。初の経験なので、また新たな経験ができるのはうれしいことです。代表として日本の勝利のために貢献したいと思っています。今回は海外組が多いので、そこに負けないようにがんばろうという気持ちは強いです。

FW 鈴木武蔵 選手(北海道コンサドーレ札幌)
パラグアイは球際も強いと思いますが、しっかり相手との駆け引きで勝ってチャンスを演出してゴールを決めたいです。ワールドカップ予選は難しい試合も出てきますが、いかに冷静さを保てるかが大事だと思っています。(2016年の)オリンピック予選も大変でしたが、自分にとっては良い経験になっていますし、その経験を活かせると思います。

スケジュール

SAMURAI BLUE(日本代表)のスケジュールはこちら

  • SAMURAI BLUE(日本代表)森保一 監督 インタビュー

  • 長友佑都 選手(ガラタサライSK/トルコ)インタビュー

  • 堂安律 選手(PSVアイントホーフェン/オランダ)インタビュー

  • 板倉滉 選手(FCフローニンゲン/オランダ)インタビュー

SAMURAI BLUE(日本代表)対 パラグアイ代表
開催日時:2019年9月5日(木) 19:20キックオフ(予定)
会場:茨城/茨城県立カシマサッカースタジアム

大会情報はこちら

2022FIFAワールドカップカタールアジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選

ミャンマー代表 対 SAMURAI BLUE(日本代表)
開催日時:2019年9月10日(火) 18:50キックオフ(予定)
会場:ヤンゴン(ミャンマー)/ Thuwunna Stadium

大会情報はこちら

 

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