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1日オフにしてイングランド戦に向けて英気を養う ~FIFA女子ワールドカップフランス2019
2019年06月17日
FIFA女子ワールドカップフランス2019グループステージ第3戦のイングランド戦の開催地となるニースでの滞在2日目となった16日(日)、高倉麻子監督はトレーニングをキャンセルしてチームは1日オフとなりました。
大事な試合を前に、体を一度休めると共に、気分転換で心身ともにリフレッシュを促します。この日は朝食後にチームでニースの海岸沿いの街に出かけ、地中海の青さに心を奪われながら散歩やカフェでリラックスしました。その後はショッピングモールに場所を移して、活動中にはなかなかできない(ウィンドウ)ショッピングを楽しみました。
夕食前には、スコットランド戦を分析した映像で振り返りました。攻撃、守備の両面で狙いどおりに実践できた場面と、課題として残ったシーンをチームで共有。高倉麻子監督は、「全員気持ちのこもったプレーだった」と振り返ると、「フォワードは点をとってくれた。中盤はハードワークしてくれた。守備陣は守備だけでなく攻撃のスタートにもなっていた」とそれぞれのポジションで仕事を成し遂げたことを評価しました。
この日行われた他のグループの結果により、日本のラウンド16進出が確定。これを受けて高倉監督は、「ノックアウトステージ進出が決まったことは、目標に近づくという点では1歩前進です。しかし、なでしこジャパンの目標はもっと高いところにあります。この先も今までと変わらず1試合1試合全力で、そして何よりもまずは目の前のイングランド戦に集中して戦います」とコメントしました。
高みを目指すなでしこジャパンが乗り越えなければいけない強敵・イングランドとのグループステージ第3戦は19日(木)21:00(日本時間翌20日午前4時)キックオフ予定です。
選手コメント
DF #3 鮫島彩 選手(INAC神戸レオネッサ)
ワールドカップという大舞台で誕生日を迎えられることもそうですが、スコットランド戦で勝利したタイミングということで、とても幸せです。今日はオフだったので海の方に行って、少しリラックスしながら心も体もほぐれたと思うので、また明日からは締めたピリっとしたムードの中でイングランド戦に向けて準備できればと思います。イングランドはロングボールを多用して、前線に速い選手がいて、フィジカルも強いという印象ですが、それに加えてパスワークも驚異的なものがあるので、厳しい戦いになると予想しています。サイドの選手が迷わずスピードで突破してくる選手なので、そこを止めることがサイドバックの仕事だと思っています。イングランド戦は本当に勝ちたいので、しっかり勝ちきれるように準備していきたいです。
DF #22 清水梨紗 選手(日テレ・ベレーザ)
大会中に誕生日を迎えたことがなかったので、みんなに祝ってもらえていい誕生日になりました。1日オフというのが今回の活動で初めてで、すごくいいリフレッシュになったので、次に向けた準備につなげたいです。初戦の難しさがあって、全員が少しミスを恐れたプレーをしてしまったことが課題に残っていました。2戦目の前には選手間でも話して、少しの違いですが、皆がミスを恐れずにプレーした結果がスコットランド戦の勝利につながったと思います。勝たなければいけない状況に立たされていたので、自然とチームの一体感もより一層強くなって、皆が勝つことに意識を強めたことを感じました。イングランド戦は難しい試合になると思いますが、チーム全員で勝ち点3を取りたいと思います。
スケジュール
FIFA女子ワールドカップフランス 2019
大会期間:2019年6月7日(金)~2019年7月7日(日)
グループステージ:
2019/6/11(火) 01:00キックオフ(日本時間)
vs アルゼンチン代表
2019/6/14(金) 22:00キックオフ(日本時間)
vs スコットランド代表
2019/6/20(木) 04:00キックオフ(日本時間)
vs イングランド代表
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