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SAMURAI BLUE、試合から一夜明けてエルサルバドル戦へ調整開始 ~キリンチャレンジカップ2019~
2019年06月07日
SAMURAI BLUE(日本代表)はキリンチャレンジカップ2019のトリニダード・トバゴ代表戦から一夜明けた6月6日(木)、午前中に愛知県の豊田スタジアムで体を動かし、次のエルサルバドル代表戦(9日、宮城)へ向けて調整を始めました。
真夏を思わせる強い陽射しの下、グラウンドに集まった選手たちは駆けつけた約1200人のファンがスタンドで見守る中、FW大迫勇也選手(ベルダー・ブレーメン)やMF中島翔哉選手(アルドゥハイルSC)ら前夜の試合に先発した11人は、ウォーキングやジョギングで体をほぐし、15分ほどで室内へ移動すると、ストレッチや体幹トレーニングなど軽めの内容でした。
一方、試合に途中出場したDF室屋成選手(FC東京)やMF南野拓実選手(ザルツブルク)らは、1時間半ほど、じっくりと汗を流しました。
フィールドプレーヤー13人は、パスを出して受ける動きをパスのスピードや強さなどを意識しながら繰り返し、続いて、その流れからゴールの隅にシュートする動きにも取り組みました。
その後、GKと相手DF役を加えて、サイドからのグラウンダーや浮き球のクロスを受けてシュートする動きに取り組み、最後は、狭いエリアにゴールを3か所に設けて7対6の対人練習を実施。その様子を、先に室内でトレーニングを終えた先発組の選手たちがグラウンドに戻り、ピッチサイドから精力的な動きを見せるチームメイトの練習を見つめていました。
全体練習を終えた後には、FW岡崎慎司選手(レスター・シティ)やMF久保建英(FC東京)ら攻撃陣の多くがグラウンドに残って、シュート練習を繰り返していました。
前夜のトリニダード・トバゴ戦では現体制で初めて3バックの新システムを採用。結果はスコアレスドローでしたが、森保一監督はこの日の練習冒頭にも選手たちに「時間がない中でのチャレンジだったが、みんな良くやってくれた。あとは点を獲るだけだ」と声をかけ、練習後にはMF堂安律選手(FCフローニンゲン)やDF長友佑都選手(ガラタサライSK)らと個別に話をしていました。
練習終了後、選手たちはスタンドに集まったファンとグラウンドからハイタッチを交わし、短時間ながらファンとの触れ合いを楽しみました。
トリニダード・トバゴ戦では23人の試合登録から外れて、GK川島永嗣選手(RCストラスブール)ら他の3選手とともにスタンドから試合を見た岡崎選手は、「チャンスも作れたと思うし、狙いを持ってやれていた部分もある。きれいに崩すのはどの試合でも難しい。ボールを獲った後の速攻や相手のミスを突いてのチャンスを仕留めるのが重要」と語りました。
昨年夏のFIFAワールドカップ以来の代表活動ですが、岡崎選手はチームのために「今より成長した自分が必要。それを目指している」と話し、気持ちを新たにしていました。
チームはホテルで昼食を摂った後、次の試合会場に近い仙台へ向けて空路移動。夜にはホテルに入り、7日(金)から現地で行う練習に備えました。
エルサルバドル代表戦は9日(日)19:00から、ひとめぼれスタジアム宮城にて行われます。
選手コメント
GK #1 川島永嗣 選手(RCストラスブール)
森保さんになってから生で試合を見るのは初めてでしたが、一つ基準を持つという意味では良かったかもしれません。(3バック採用は)試合中に臨機応変に自分たちで対応しないといけないゲームも、レベル上がれば上がるほど出てきます。試せる時にやっておかないと、あとで急に準備することはできません。そういう意味では良い機会だったと思います。その中で自分たちが挑戦できることもあります。得点だけでなく、まだ詰めてやらないといけない部分はあると思います。
GK #23 シュミット・ダニエル 選手(ベガルタ仙台)
3トップの相手に対してしっかり守ってくれましたが、もっと磨く必要がありますし、フィニッシュに行く時にもっと人数をかけられれば良かったです。センターバックのサイドの選手が出て行って攻撃参加すれば、この陣形は、はまると思います。自分はやることはやって最低限のことはできたと思いますし、ボール配給も攻撃にリズムを生む形でできたと思いますが、もっと出せればと思います。
DF #22 畠中槙之輔 選手(横浜F・マリノス)
3バックはチームとして初めてでしたし、ぶっつけ本番みたいなところもありましたが、ある程度は共通理解を持ってやれたと思います。ポジションの取り方も3バックと4バックの真ん中とでは全然違いますが、しっかりと頭で考えながらプレーできたかなと思います。欲を言えば、もう少しボールに触れる回数を増やせればよかったですが、そこは少し慎重に入った結果がああいう感じになったので、次はもっと積極的にやれればと思っています。
MF #14 伊東純也 選手(KRCヘンク)
4バックの方が慣れている部分が自分としてもチームとしてもありますし、やりやすさもあると思いますが、相手が強くなったときに3バックのオプションは必要になってくるかもしれません。そういうポジションに慣れておくのは大事だと思いますし、自分はシャドーもウイングバックもいろいろなところでもできるような準備をしたいと思っています。
MF #25 小林祐希 選手(SCヘーレンフェーン)
トリニダード戦の前半は、みんな初めてのシステムなので探りながらやっていましたが、良いシーンも作れていたと思います。チャンスはたくさん作っていいたので、あとは気迫です。個人としては点に絡むことを目標にしていたので収穫はなしです。次の試合に自分が出ることになったら、後ろの役割が増えると思いますが、その中でも前へ前へと言う意識は忘れずにやりたいと思っています。
FW #18 岡崎慎司 選手(レスター・シティ)
テレビで見るのと、ここにいて自分が出た時を考えながら試合を見るのは違います。今ここでせめると攻撃の際、スイッチが入って切り替えた時に点が獲れなかったのが昨日の課題だったと思います。3バックは所属チームでやった時も1、2回の練習ではうまく行きませんでした。代表でやるのはなかなか難しいと思いますが、これを何回も積み重ねていくのが大事だと思います。
スケジュール
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昌子源 選手(トゥールーズFC/フランス)インタビュー
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柴崎岳 選手(ヘタフェCF/スペイン)インタビュー
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中島翔哉 選手(アルドゥハイルSC/カタール)インタビュー
SAMURAI BLUE(日本代表)対 エルサルバドル代表
開催日時:2019年6月9日(日) 19:00キックオフ(予定)
会場: 宮城/ひとめぼれスタジアム宮城
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