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ニュース

FIFA U-20 ワールドカップに向け、U-20日本代表候補が全日本大学選抜とトレーニングマッチ

2019年04月17日

FIFA U-20 ワールドカップに向け、U-20日本代表候補が全日本大学選抜とトレーニングマッチ

トレーニングマッチ U-20日本代表候補 vs. 全日本大学選抜
2019年4月16日(火) キックオフ時間 12:30 試合時間 90分(45分×2本)
稲毛海浜公園スポーツ施設(千葉県千葉市)

U-20日本代表候補 1-1(前半1-1、後半0-0)全日本大学選抜

得点
23分 安部裕葵 (U-20日本代表候補)
31分 イサカ・ゼイン(全日本大学選抜)

スターティングメンバー
GK:茂木秀
DF:石原広教、三國ケネディエブス、小林友希、東俊希
MF:山田康太、伊藤洋輝、藤本寛也、安部裕葵
FW:郷家友太、宮代大聖

サブメンバー
GK:大迫敬介、若原智哉、谷晃生
DF:橋岡大樹、関川郁万、瀬古歩夢、菅原由勢
MF:中島元彦、斉藤光毅
FW:西川潤

交代
HT 茂木秀 → 若原智哉
HT 石原広教 → 菅原由勢
HT 三國ケネディエブス → 関川郁万
HT 安部裕葵 → 斉藤光毅
61分 山田康太 → 中島元彦
70分 斉藤光毅 → 西川潤
75分 小林友希 → 橋岡大樹

マッチレポート

5月にポーランドで開幕するFIFA U-20ワールドカップポーランドに向け、千葉県内でトレーニングキャンプ中のU-20日本代表候補は16日(火)、全日本大学選抜とトレーニングマッチ(45分ハーフ)を行い、1-1で引き分けました。

ピッチ脇に置かれた温度計の表示が20℃を越し、眩い太陽の光のもと試合はキックオフしました。

この日のU-20日本代表候補のスターティングメンバーは4-4-2のフォーメーションでGK茂木秀(セレッソ大阪)、ディフェンスラインは右から石原広教選手(アビスパ福岡)、三國ケネディエブス選手(アビスパ福岡)、小林友希選手(ヴィッセル神戸)、東俊希選手(サンフレッチェ広島)。中盤はMF藤本寛也選手(東京ヴェルディ)と伊藤洋輝選手(名古屋グランパス)がダブルボランチを組み、右MFに山田康太選手(横浜F・マリノス)、左に安部裕葵選手(鹿島アントラーズ)を配置。前線では郷家友太選手(ヴィッセル神戸)が宮代大聖選手(川崎フロンターレ)の一つ下がったポジションで縦関係の2トップを組む布陣で前半に臨みました。

試合開始から約20分は全日本大学選抜ペースで試合が進みます。序盤は思うように攻撃の形を作れないU-20日本代表候補でしたが、前半23分に安部選手のパスを受けた郷家選手がファウルを誘い、PKのチャンスを獲得します。キッカーの安部選手が右足でGKの逆を突き、先制点を奪います。

良い流れを継続したいU-20日本代表は再度攻撃を仕掛けますが、前半31分、全日本大学選抜の旗手怜央選手(順天堂大)のパスに反応したイサカ・ゼイン選手(桐蔭横浜大)が裏へ抜け出し、冷静にゴールキーパーとの1対1を制し1-1に追いつきます。それでもU-20日本代表は前半終了間際までセットプレーでのチャンスを作りますがなかなかゴールを割れずそのまま前半終了となります。

後半開始から選手を4人変更したU-20日本代表は前半序盤から途中出場の斉藤光毅選手(横浜FC)をはじめとする攻撃陣に新しいリズムが生まれ惜しいチャンスを作ります。69分には斉藤選手に代えてチーム最年少の西川潤選手(桐光学園高)が2トップの一角に入り、勝ち越しゴールを狙います。互いにチャンスを作りながらも決定機を逸しながら徐々に全日本大学選抜のペースで時間が進みますが、最後はディフェンスの奮起もあり1-1のまま試合終了となりました。

監督・選手コメント

影山雅永 監督
もう本番まで残り1ヶ月となりましたので、選手選考というスタンスで今回の合宿に臨んだわけではなく、チームを成熟させたいという思いで2泊3日のトレーニングキャンプを行いました。今日の練習試合では試合終盤ではガクッと運動量も落ち、今日のメンバーの中では所属クラブで思うように試合に出場できていない影響もあったのかと思いますので、これから本大会までに少しでもゲーム経験を積んでまた来月集まってほしいと選手たちに伝えています。本大会では細かな戦術を押し付けず、選手たちが思いっきり自分の個性を出してほしいと思っています。ただし、それぞれが別のベクトルで動くのではなく、大きな枠組みの中でうまくハーモニーを奏でられるようにしたいと考えています。これから最終メンバーを決めるにあたり、よりコンディションの良い、旬な選手を見極めるために、それぞれの試合や練習に出向いて視察を重ねていきます。

DF #4 橋岡大樹 選手(浦和レッズ)
本大会が近い中で、課題はまだまだありますが選手間でコミュニケーションをとりながら改善していきたいと思います。このチームの強みは皆で同じ方向を向き、一致団結できるところだと思っています。ピッチ外でも明るく個性の強いメンバーですが、ピッチに入ると目の色を変えて真剣に取り組むことができる集団でもあります。所属する浦和レッズの先輩である槙野智章選手からもU-20ワールドカップや大きな大会ではいかに試合に出ていない選手がチームのことを考えて行動できるか、また試合に出ている選手、出ていない選手、全員が同じ気持ちを持つことが大切だよ、とアドバイスももらいました。そういったこともありチーム内でのコミュニケーションをより大切にしたいですし、それができるチームであると思っています。

DF #11 石原広教 選手(アビスパ福岡)
U-20ワールドカップは選手としては必ず出たい、と思う大会なので、自分自身それは目指していますし、今日の試合も自分の持ち味である運動量を発揮してアピールしました。ただ、今日は高い位置でボールを持つことはできたのですがクロスを上げるタイミングで中の選手の距離が近いと感じ、クロスを上げるまでに至らない場面が何回かありました。そういった場面は中の選手たちとコミュニケーションをとって改善したいと思いました。最終メンバーの発表まではとにかく今まで自分がやってきたことを変えず、日々の練習をしっかりと行っていきたいです。

スケジュール

4月14日(日) PM トレーニング
4月15日(月) AM/PM トレーニング
4月16日(火) 1-1 練習試合 vs. 全日本大学選抜

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

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