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SAMURAI BLUE、2日連続の非公開練習で戦術を確認~AFCアジアカップUAE2019(1/5~2/1)~
2019年01月08日
AFCアジアカップ2019 UAE初戦のトルクメニスタン戦を2日後に控えて、SAMURAI BLUE(日本代表)は1月7日(月)、アブダビ市内で前日に引き続いて非公開で戦術練習を行いました。
公開された冒頭15分ではジョギングや体幹強化でウォーミングアップ。2グループに分かれてのボール回しでは、FW大迫勇也選手(ベルダー・ブレーメン)やDF吉田麻也選手(サウサンプトン)、MF堂安律選手(FCフローニンゲン)らフィールドプレーヤーが狭いエリアで体を動かし、一方、GK 3選手は近距離からのボールをキャッチする動きを繰り返しました。その後は非公開で戦術の確認を入念に行いました。
チーム23人が揃っての練習は2日目で、初戦まで2日というタイミングですが、MF柴崎岳選手(ヘタフェCF)は、森保一監督体制発足時からの積み上げを指摘して「9月から継続的に戦術の落とし込みをやっている。成熟度も選手の意識づけもできているのでは」と語り、「僕のところから攻撃をスタートさせて、いい形でフィニッシュまでつなげることができれば」と話していました。
また、DF長友佑都選手(ガラタサライSK)は「チームに緊張感が出てきている。やっと来たかなとワクワクしている」と話し、チームに戦う準備ができつつあると話しています。
2大会ぶり5度目の優勝を目指す日本は、9日(水)の初戦で対戦するトルクメニスタンとは初顔合わせになります。FIFAランクでは日本の50位に対して、トルクメニスタンは127位。アジアカップは2004年大会以来2度目の出場で、予選ではバーレーン、チャイニーズ・タイペイ、シンガポールと同組で3勝1分け2敗のグループ2位で突破。12月25日にはアフガニスタンと親善試合を行い、2-0で勝利を収めました。
今大会メンバーで国外クラブ所属はチェコでプレーするMFルスラン・ミンガゾフ選手ら3選手のみ。国内リーグでトップのアルティン・アシラや上位のアハルなど、同じクラブに所属する選手を多く揃えています。
柴崎選手は「相手は意思疎通が取れている。ボールを奪ってからのカウンターで縦に速くつけてくる」としながらも、「自分たちに何ができるかに全力で取り組まなくてはいけない。その中で良いパフォーマンスができれば、どんな相手にも必ず勝てる」と語りました。
また、MF南野拓実選手(ザルツブルク)は、「どれだけゴールに近いところでボールを受けられるか。多少強引にでもシュートに持って行く姿勢は重要になってくると思う」と語り、守備を固める可能性が高い相手に対するプレーイメージを膨らませていました。
5日(土)に開幕した大会では、前回王者のオーストラリアが初戦でヨルダンに負ける波乱も発生しており、長友選手は「ワールドカップで相手が日本に戦術を変えることはほとんどないが、アジアカップは日本を倒すためなら相手はどんな戦術も採ってくる」と、アジアの大会ならではの難しさを指摘しました。しかし一方で、森保監督の進めてきた若手と経験豊富な選手との融合が「かなりできていると思う」として、チームの成長に手応えを口にしており、「あとは結果だけ」と話していました。
日本はトルクメニスタンとの対戦後、13日(日)にオマーンとアブダビで対戦し、17日(木)にアルアインでウズベキスタンと対戦します。グループ2位以内、または3位の中で上位4チームに入れば、ノックアウトステージ進出が決まります。
日本以外のグループでは、大会3日目のこの日、韓国がフィリピンに1-0で勝利、イランがイエメンに5-0で快勝し、中国はキルギスに2-1の逆転勝ちを収めました。
選手コメント
DF #3 室屋成 選手(FC東京)
試合に向けて全員が順調に準備できていると思います。この前、練習試合ができたのが大きかったです。トルクメニスタンはキルギスに似ている感じかと思いますが、緊張感を持ってプレーしないといけません。格下と思ったら足元をすくわれます。そういうところの準備をしっかりやらないといけません。初戦は難しいので、しっかり準備したいです。
DF #5 長友佑都 選手(ガラタサライSK)
ワールドカップの時と似ているようなテンション、緊張感がチームに流れています。練習もピリッとしてきている感じです。攻撃の部分だけでも、今日一日だけでも連動性を含めてかなり良くなったと感じています。試合に出た時に前や横に誰がいるのか、しっかりイメージトレーニングしておきたい。相手の分析もしましたが、対戦相手よりも自分たちの中でしっかりモチベーションを大きく持って、自分たちの戦いをできるかが一番大事です。
MF #9 南野拓実 選手(ザルツブルク)
チームも個人もいいトレーニングを積んで来ています。自分が真ん中でしっかり顔を出して、いい距離感でボールを受けてしっかりチームの攻撃につなげることができれば、チャンスは作れると思います。そこを意識してやっていきたいです。オーストラリアの敗戦は知っていますし、僕たちはそこから学ばないといけません。サッカーは何があるか分かりませんし、しかも初戦です。そこから何かを参考にして、いい準備をしていきたいです。
MF #14 伊東純也 選手(柏レイソル)
引いた相手にはしっかりコンビネーションで合わせるところや、個で剥がすことが必要だと思います。チャンスがあればシュートを狙っていかないといけませんが、「自分が、自分が」にならないで、しっかり見極めてアシストすることも大事です。選手間で話をして、相手云々より、自分たちのサッカーができるように、メンタルと体の部分を合わせていければと思います。初戦で思うようにいかないこともあると思いますが、雰囲気にのまれずに、いつも通りやることが大事だと考えています。
FW #11 北川航也 選手(清水エスパルス)
9日の試合に向けて100%の力を出す準備はできていると思います。すべての試合を同じメンバーでやるのは難しいと思っているので、離脱や追加招集でメンバーの入れ替えもありましたが、一人ひとりが日本の優勝のために力を出すことが大事だと思います。このメンバーに選ばれている以上、結果が求められてくると思うので、自分のやれること、自分の強みを試合の中で出したいと思います。
スケジュール
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長友佑都 選手(ガラタサライSK/トルコ)インタビュー
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柴崎岳 選手(ヘタフェCF/スペイン)インタビュー
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南野拓実 選手(ザルツブルク/オーストリア)インタビュー
AFCアジアカップUAE2019
大会期間:2019/1/5(土)~2019/2/1(金)
グループステージ:
2019/1/9(水) 20:00キックオフ(日本時間)
vs トルクメニスタン代表
2019/1/13(日) 22:30キックオフ(日本時間)
vs オマーン代表
2019/1/17(木) 22:30キックオフ(日本時間)
vs ウズベキスタン代表
地上波放送:テレビ朝日系列にて生中継 予定
BS放送:NHKBS1にて生中継 予定
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