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SAMURAI BLUE、本格練習をスタート~キリンチャレンジカップ2018(11/16@大分、11/20@豊田)~
2018年11月14日
SAMURAI BLUE(日本代表)は11月13日(火)、キリンチャレンジカップ2018のベネズエラ代表戦とキルギス代表戦へ向けて大分での合宿2日を迎え、本格的な練習を始めました。
前日の雨から一転して晴天に恵まれたなか、所属クラブの試合の都合で合流が遅れていたMF南野拓実選手(ザルツブルク)、MF堂安律選手(FCフローニンゲン)、DF酒井宏樹選手(オリンピック・マルセイユ)、MF三竿健斗選手(鹿島アントラーズ)がこの日の練習から参加。試合後の長距離移動を考慮して、ランニングやボールリフティング、ストレッチなどの軽めの内容で調整しました。
しかし、この日合流予定だった初選出のFW鈴木優磨選手(鹿島アントラーズ)が週末のAFCチャンピオンズリーグ決勝の試合中で受けた負傷のために辞退となり、代わりにFW杉本健勇選手(セレッソ大阪)が急遽、招集されることになりました。杉本選手はこの日の夜、大分に到着。14日(水)の練習から合流の予定です。
一方、フライトキャンセルの影響で昨夜チームのホテルに入ったFW北川航也選手(清水エスパルス)と負傷辞退のMF青山敏弘選手(サンフレッチェ広島)に代わって招集されたMF守田英正選手(川崎フロンターレ)は、初日から参加している選手たちと一緒に練習しました。
選手たちはフィールドプレーヤーとGK3人に分かれて、それぞれパス交換や短い距離からのパス&コントロールなどボールを使った基本練習で体を動かし、その後はGKも参加して狭いエリアで7対7にフリーマンとGK2人を加えた対人練習を実施。タッチ数に制限を付けて、切り替えや動き出しなどを意識しながら取り組みました。
この日、最も多く時間を割いたのがハーフコートでのミニゲームでした。7対7で途中からフリーマンが加わりました。森保一監督は「パスを出した後、どこに動くか」などと声をかけて選手の注意を促し。選手たちは精力的な動きを見せ、その様子を先に練習を終えた酒井選手や堂安選手らがスタンドから見守っていました。
森保監督は全体練習の終了時にも選手を集めて、身振り手振りを交えながら求める動きを説明し、練習後にはボール回しを楽しむ選手たちの傍らで、キャプテンを務めるDF吉田麻也選手(サウサンプトン)と話し込む様子も見られました。
予定より一日遅れのスタートとなった北川選手は、「昨日は軽めのトレーニングみたいだったので、今日から参加できてよかった」と、練習を終えてホッとした様子を見せていました。
北川選手は10月のシリーズでは追加招集でしたが、今回は最初からメンバー入りとなり、「今回はアジアカップへ向けた最終テスト。結果を残したい。前回より(いいプレーを)、という気持ちは持っている」と意気込んでいました。
また、ヨーロッパリーグでのハットトリックなど所属クラブで公式戦2戦連続得点と好調の南野選手は、「9月に代表に選ばれたことが自信になったし、コンディションはいい。その勢いを代表でもクラブでも維持できていると自分でも手応えを感じているので、それを今後も続けていきたい」と話していました。
なお、この日の練習前には、大分市内のサッカー少年少女約90人がピッチで選手たちと記念撮影を行い、笑顔を見せていました。また、練習後には選手たちは見学に訪れた多くのファンの待つエリアへ足を運び、サインや写真撮影などに応じていました。
14日(水)は非公開練習で試合に備える予定です。
選手コメント
MF 堂安律 選手(FCフローニンゲン)
代表で自信もつきましたし、そのおかげでチームに戻った時にチームでやらなくてはいけないことがはっきりしています。その辺は、日本代表に選ばれたことに感謝したいと思っています。ウルグアイ戦を見てくれたクラブの監督が右サイドで固定して使うと言ってくれて、代表でもやらせてもらっているポジションで、頭の中がすごくクリアになりました。この2試合は、まずチームとして勝つことが必要ですし、そこで自分がどうやって貢献できるかを考えると、絶対にゴールやアシストが必要になってきます。それができるからこそ呼ばれていると思うので、そういうことを考えながらプレーしていきたいと思います。中島選手、南野選手とは3人が描いている絵が同じという瞬間が多いです。共通意識を持ってプレーできていると思います。
MF 南野拓実選手(ザルツブルク)
アジアカップへこの2試合が最後のアピールのチャンスなので、自分もこの2試合で何かを残したいですし、明日の練習からしっかりアピールできるようにしたいです。まずは、チームの勝利が最優先で、その中で自分が攻守においてチームに関わることが大事だと考えています。代表で中島選手や堂安選手とうまくかみ合っている理由はよく分かりませんが、みんながゴールを意識して前に行くプレーなど前への推進力があります。そういうところがうまく攻撃で形になっていると、ウルグアイ戦などでも手応えを感じました。そういうプレーをどんどん増やしていければいいと思います。
MF 守田英正選手(川崎フロンターレ)
どこのポジションでもやれるスタンスではいますが、個人としてはボランチの座を獲れるように頑張りたいです。今の段階では一人でなにかできるという選手ではないので、チームの連動性を持たせるように、間に入ってプレーして人と人とをつなぐところは一番見てもらいたい部分です。うまく人をつなぐポジショニングをすれば相手も嫌だと思いますし、自分たちにもプラスになるので、そこの連動性を出していきたいです。Jリーグで優勝して、所属チームから一人だけ選ばれたので、期待感に見合うプレーはしていかないといけないと思っています。代表ではサイドバックもできるというマルチな部分を含めて選ばれたと思いますし、そこは選手の数が限られている代表戦においてはプラス部分です。その特長はうまく出していければと思います。
スケジュール
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冨安健洋 選手(シントトロイデンVV/ベルギー)インタビュー
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南野拓実 選手(ザルツブルク/オーストリア)インタビュー
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堂安律 選手(FCフローニンゲン/オランダ)インタビュー
11月16日(金) 19:30キックオフ(予定)
大分/大分スポーツ公園総合競技場
SAMURAI BLUE(日本代表)vs ベネズエラ代表
11月20日(火) 19:20キックオフ(予定)
愛知/豊田スタジアム
SAMURAI BLUE(日本代表)vs キルギス代表
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