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SAMURAI BLUE、今合宿初の非公開練習を実施~キリンチャレンジカップ2018【10/12@新潟 vsパナマ代表、10/16@埼玉 vsウルグアイ代表】~
2018年10月11日
SAMURAI BLUE(日本代表)は10月10日(水)、2日後に控えるキリンチャレンジカップ2018パナマ代表戦へ向けて、新潟での今合宿で初となる非公開練習を行いました。
DF長友佑都選手(ガラタサライ)、MF中島翔哉選手(ポルティモネンセSC)など前日の練習では合流早々で別メニュー調整だった欧州組の選手たちも、この日から全体練習にフル参加です。
時折小雨が降る中、選手たちは練習開始前のボール回しなどで和やかな様子を見せていましたが、練習が始まると表情も一変。報道陣に公開された冒頭15分では、フィールドプレーヤーとGK 3人の二手に分かれて、フィールドプレーヤーは細かいステップワークを取り入れたフィジカルトレーニングとストレッチを繰り返し、その後、2人一組でのパス交換を行ってウォームアップ。GK 3選手も短い距離からの角度を変えたキックを受けるなどで、体をほぐしました。
その後、非公開となった部分では戦術やコンビネーションの確認などに取り組みました。
森保一監督体制で初参加となったMF原口元気選手(ハノーファー96)は、「試合よりも練習で難しいことをやっているので、試合で良いものを出せると思う」と話しています。
MF三竿健斗選手(鹿島アントラーズ)は、「ボールを縦に入れてのコンビネーションを重点的にやって、前回からいる人たちは、そういう意識がより強くなっている。今回が初めての人も、すぐに適応して良いコンビネーションを出せていると思う」と語りました。
三竿選手は、今回加わった欧州組の面々に海外サッカー事情を訊き、鹿島の元同僚のMF柴崎岳選手(ヘタフェCF)にはトレーニングや体の使い方などを訊くなど、積極的にコミュニケーションを取っていると言い、「自分に何が足りないかをたくさん学びたい」と意欲的です。
また、9月のコスタリカ戦でゴールを決めたMF南野拓実選手(ザルツブルク)は、「今日の練習でも一緒に組む選手との距離感を意識した。相手の得意なプレーも話し合って、お互いの良さを引き出していければ」と話していました。
この日は選手の背番号も発表になり、前回に続いて10番は中島選手、9番は南野選手が付けます。
今回がワールドカップ以来の復帰となった大迫選手(ベルダー・プレーメン)は15番、DF吉田麻也選手(サウサンプトン)は22番、長友選手は5番、DF酒井宏樹選手(オリンピック・マルセイユ)は19番、原口選手は8番、柴崎選手は7番と馴染みの番号で、追加招集で初選出となったFW北川航也選手(清水エスパルス)は13番、同じく最後に呼ばれたFW川又堅碁選手(ジュビロ磐田)は11番になりました。
パナマ代表のFIFAランクは日本の54位に対して70位。この夏のワールドカップには初出場で、4強入りしたベルギー、イングランドと同組で3戦3敗となり、グループステージ敗退でした。
パナマ代表との試合は12日(金)、新潟のデンカビッグスワンスタジアムにて19:35キックオフの予定です。その後、16日(火)にはウルグアイ代表と埼玉スタジアム2002にて対戦します。
選手コメント
GK #12権田修一 選手(サガン鳥栖)
まだチームは始まったばかりで、森保監督のサッカーを人が変わっても継続して、どう体現するかということをやっているところだと思います。前回の合宿で言われたことを普段から意識しながらやっていました。どんな相手でもできるようにと思っています。GKは一人しか試合に出られないので、どんな時にも準備をし続けて、自分が試合に出たらプレーできる状態を常に作るというのがGKという選手の仕事だと思っています。僕は何か一つ良いプレーをしたからといって満足できる状況ではないので、とにかく少しでも上に行けるようにやらなくてはなりません。僕自身がレベルアップすることが大事だと思うので、試合に出る、出ないに関係なく、やっていきたいと思っています。
DF #19酒井宏樹 選手(オリンピック・マルセイユ)
個人的には、試合にしっかり出て新しい選手のことを知ったり、自分のことを知ってもらうという段階ですが、監督の采配を尊重して、できるだけ期待に応えられるように23人がやっていかなければいけないと思います。みんな基本的に良い選手なので、試合数やプレッシャーのかかる試合をこなしていけば、うまくなると思いますし、僕が代表に入ったころに比べるとはるかにうまいので。僕がチームを引っ張るというよりは、お互いがお互いを引き出していければいいですね。ただ、なにかあった時に自分のところで責任を負えるプレーはしなくてはいけないという責任感は持っています。
MF #8原口元気 選手(ハノーファー96)
4年後に向けてすごくモチベーションの高い選手が入ってきていて、両ウィングは本当に良い選手がたくさんいて競争が始まっていますが、自分ができることをやるだけだと思っています。100%出し切りチームに貢献するところは、チームが変わっても同じです。自分の良さを出せる能力は良くなっていますし、どういう試合でも出せると思います。チームを引っ張っていきたいですし、経験したものをやはり伝えていかないといけないと思いますが、競争もあります。自分ができることを100%やっていくことを、ピッチ内でも外でも示していけたらいいかなと思います。
MF #9南野拓実 選手(ザルツブルク)
チームが新しくなった中で、アジアカップはみんなが目指している目標の一つで、メンバーに入っていきたいとみんなが思っていますし、自分もそうです。でも、まず目の前の試合に集中して、良い準備をしていきたいです。試合に出たら目に見える結果を残したいですが、ビルドアップでの味方との関わりや、守備で味方とのタイミングでプレスをかけることなども絶対に必要なので、そこも意識しつつ、ゴールとアシストにこだわっていきたいです。ワールドカップに行っていた選手は質も高いし、すべてにおいて能力が高いと、今日の練習でも感じました。その中で自分の良さを合わせていって、チームとして良くなっていけばいいと思っています。
スケジュール
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酒井宏樹 選手(オリンピック・マルセイユ/フランス)インタビュー
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原口元気 選手(ハノーファー96/ドイツ)インタビュー
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南野拓実 選手(ザルツブルク/オーストリア)インタビュー
2018年10月12日(金) 19:35キックオフ(予定)
新潟/デンカビッグスワンスタジアム
SAMURAI BLUE(日本代表)vs パナマ代表
2018年10月16日(火) 19:35キックオフ(予定)
埼玉/埼玉スタジアム2002
SAMURAI BLUE(日本代表)vs ウルグアイ代表
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