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SAMURAI BLUE、吉田選手、長友選手ら合流で本格練習へ ~キリンチャレンジカップ2018【10/12@新潟 vsパナマ代表、10/16@埼玉 vsウルグアイ代表】~
2018年10月10日
SAMURAI BLUE(日本代表)は10月9日(火)、新潟市内でキリンチャレンジカップ2018パナマ戦(同12日、新潟)とウルグアイ戦(同16日、埼玉)へ向けた合宿2日目を迎えて、DF吉田麻也選手(サウサンプトン)、DF長友佑都選手(ガラタサライ)らが合流して全員が揃いました。
ひんやりとした風が吹く曇天の下、グラウンドに集まった23選手に練習冒頭で森保一監督が、「ワールドカップでは良い結果、良いパフォーマンスを出したが、それは終わったこと。次のアジアカップへ向けて新しいチームで、少しでも常に前進していこう」と語りかけて、練習を開始しました。
この日から練習合流となった吉田選手、長友選手、DF酒井宏樹選手(オリンピック・マルセイユ)、MF中島翔哉選手(ポルティモネンセSC)、MF南野拓実選手(ザルツブルク)の5人は、ランニングの後に室内へ移ってストレッチや体幹トレーニングなどの軽めの調整に終始。早めに終了しました。
それ以外の選手はGK3選手も含めて、ランニングやボールを使ったフィジカルトレーニングの後、狭いエリアで攻守の速い切り替えを意識した対人練習を実施。森保監督は時折プレーを止めて、動き方のポイントを自らが演じて示していました。
指揮官は、負傷辞退選手に代わって昨日急遽参加が決まったFW川又堅碁選手(ジュビロ磐田)と練習後にピッチで暫く話し込むなど、選手の状態の把握に腐心しています。
この日は平日にもかかわらず約3500人のファンがグラウンドに駆けつけて選手の動きをスタンドから見守り、練習の最後に行った7対7のミニゲームで選手がシュートを決めると、大きな歓声と拍手が起こり、練習場は熱気に包まれていました。
その中には新潟市を中心に近隣エリアから集まった約100人の小学生サッカーキッズの姿もあり、練習前にグラウンドで選手たちと記念撮影に臨んだ時には笑顔を見せていました。
夏の2018FIFAワールドカップ以来の参加となった吉田選手は、「コーチングスタッフも練習内容もだいぶ変わっている。自分が対戦したことや一緒にプレーしたことのない選手が多いので、特長をなるべく早くつかみたい。自分がなぜここに選ばれているのかを証明しなくてはいけないと思っている」と、新体制でのスタートに気持ちを新たにしています。
また、9月に続く選出のMF堂安律選手(FCフローニンゲン)は、「前回は良かったプレーもあったが、もっとやれたというのがある。改善していけたら」と意気込んでいます。
なお、日本代表オフィシャルパートナーのキリングループを代表して、激励に訪れたキリンビバレッジ株式会社関信越地区本部信越支社長の栗山典久様からオフィシャルドリンク「生茶」の差し入れがあり、チームを代表して森保監督が受け取りました。
10日(水)からは非公開で本格的な戦術練習が始まります。
試合は12日(金)のパナマ代表戦が新潟のデンカビッグスワンスタジアムにて、16日(火)のウルグアイ代表戦が埼玉スタジアム2002にて行われます。
選手コメント
GK シュミット・ダニエル 選手 (ベガルタ仙台)
ワールドカップに出場した選手が入ってきて、チームの雰囲気は全体に落ち着いた印象です。前回の合宿後に所属の試合でミスもありましたが、また選んでもらえたことをプラスにとらえて、思い切りやれればと思っています。試合に出るためにはもっと存在感を出してやらなくてはいけないですし、試合に出たら、しっかりと森保監督のサッカーを理解してやれるところを見せたいです。ある程度できる自信はあります。
DF 吉田麻也 選手 (サウサンプトン)
コスタリカ戦はフレッシュで勢いがあって、選手一人一人がアピールしたい気持ちが全面に出た気迫が伝わってきました。ワールドカップ前にはあまり感じられなかったことで、ワクワクする攻撃をしていて、楽しみです。新しい競争が芽生えれば、選手の危機感も高まってチームの成長につながると確信しているので、この融合がプラスに働くというポジティブな気持ちでいます。僕自身はまず、新しい監督のやり方を理解することですが、今一度、日の丸を背負う覚悟と責任を持って戦わなくてはいけないということを、若い選手にプレーで示さなければと思っています。今回の新潟や次の大分や豊田で良いパフォーマンスを見せて、サッカーの裾野を広げていきたいです。
DF 佐々木翔 選手 (サンフレッチェ広島)
試合に出て結果を残したいですし、そのためにまず練習で良いパフォーマンス、アピールしないと使ってもらえません。もっと自分のストロングは出さないといけないと思いますし、全てにおいてレベルアップしなければと思っています。海外組の選手とは一緒にやることも対戦することもないので、普段では味わえない刺激だと楽しみしています。良いところをどんどん吸収しながら、成長するためにもしっかり取り組みたい。その選手の良さを活かしながら、僕の良さも活かしてもらってやれればと考えています。
MF 堂安律 選手 (FCフローニンゲン)
どのチームにいってもポジション争いはあると思いますし、これから自分が強くなっていく上でポジション争いは隣り合わせなので、全く怯えてはいないです。いつも通り楽しんで自分のプレーに集中したいと思います。ゴールのこだわりももちろんありますが、チームとして団結して勝ちたいというのが今は強くあります。今日の練習も一日楽しくできたので、結果が残れば最高ですが、仮に残らなくても、それがサッカーがうまくなる秘訣だと思っているので、この10日間を楽しくできたらと思っています。
FW 川又堅碁 選手 (ジュビロ磐田)
このチームでは一緒にやっている選手が結構多くいます。今年28歳ですが、初々しくやりたいです。僕はゴール前で勝負するタイプですが、起点のところでもっとレベルを上げていきたいですし、アグレッシブに前から守備をしなければならないと思っています。そこはできると思うので、あとは得点のところです。自分の良さを出せると思っていますし、そこを出せれば結果は出ると思っています。
スケジュール
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吉田麻也 選手(サウサンプトン)インタビュー
-
堂安律 選手(FCフローニンゲン)インタビュー
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川又堅碁 選手(ジュビロ磐田)インタビュー
2018年10月12日(金) 19:35キックオフ(予定)
新潟/デンカビッグスワンスタジアム
SAMURAI BLUE(日本代表)vs パナマ代表
2018年10月16日(火) 19:35キックオフ(予定)
埼玉/埼玉スタジアム2002
SAMURAI BLUE(日本代表)vs ウルグアイ代表
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