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【ワールドカップヒストリー#第17回】「2014FIFAワールドカップ ブラジル」第3戦 vs コロンビア
2018年06月16日
いよいよ始まる「2018FIFAワールドカップ ロシア」。6月19日に初戦となるコロンビア戦(日本時間21時キックオフ)を迎えるSAMURAI BLUEは、悲願のFIFAワールドカップ初出場から今年で20年―。
そこで「ワールドカップヒストリー」と題して、SAMURAI BLUEの過去のFIFAワールドカップでの戦いをプレイバック。第17回(最終回)は2014年ブラジル大会のコロンビア戦を振り返ります。
記録
2014.6.24 クイアバ
グループステージ第3戦
日本 1-4(1-1) コロンビア
[得点]45+1' 岡崎慎司
[失点]17' フアン・クアドラド、55'82' ジャクソン・マルティネス、90' ハメス・ロドリゲス
[監督]
アルベルト・ザッケローニ
[出場選手]
GK 1 川島永嗣(スタンダール・リエージュ)、FP 2 内田篤人(FCシャルケ04)、5 長友佑都(インテル・ミラノ)、15 今野泰幸(G大阪)、22 吉田麻也(サウサンプトン)、14 青山敏弘(広島)→62' 16 山口蛍(C大阪)、17 長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト)、4 本田圭佑(ACミラン)、9 岡崎慎司(1.FSVマインツ05)→69' 11 柿谷曜一朗(C大阪)、10 香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)→85' 8 清武弘嗣(1.FCニュルンベルク)、13 大久保嘉人(川崎F)
[控え選手]
GK 12 西川周作(浦和)、23 権田修一(F東京)、FP 6 森重真人(F東京)、3 酒井高徳(VfBシュツットガルト)、19 伊野波雅彦(磐田)、21 酒井宏樹(ハノーファー96)、18 大迫勇也(1.FCケルン)、7 遠藤保仁(G大阪)、20 齋藤学(横浜FM)
マッチレポート
第2戦を終えて勝点1しか奪えていない日本が、ノックアウトステージ進出を果たすには、まずは第3戦のコロンビア戦で勝点3を確保すること。さらにそのうえで、同時刻にキックオフされているギリシャvsコートジボワールの結果により突破できるかどうかの運命が左右される状況で、いずれにせよ勝利を手にすることが最低条件でした。
日本は、第2戦からメンバーを入れ替えてこのコロンビア戦に臨みました。ボランチには山口蛍選手に代えて、青山敏弘選手を抜擢。香川真司選手が左サイドMFに復帰し、1トップには大久保嘉人選手を起用。より攻撃的な布陣で、勝利を目指しました。
前半の日本はシンプルに裏を突くサッカーで主導権を握ろうと試みます。しかし、17分、カウンターを浴びると、ペナルティエリア内で今野泰幸選手がアドリアン・ラモス選手を倒してPKを与えてしまいます。これをフアン・クアドラド選手に決められ、先制点を許してしまいます。
後がなくなった日本はより攻勢を強めると、前半終了間際に右サイドを突破した本田圭佑選手のクロスを岡崎慎司選手が頭で合わせ、同点に追いつくことに成功。1-1で前半を折り返します。
このゴールで勢いに乗りたかった日本でしたが、後半開始から10番を背負うハメス・ロドリゲス選手をピッチに送り込んだコロンビアの攻勢にさらされてしまいます。そして55分、そのロドリゲス選手にドリブルで崩され、最後はジャクソン・マルティネス選手に勝ち越しゴールを許してしまいます。
再びビハインドを負った日本は、62分に山口選手、69分には柿谷曜一朗選手を送り込み流れを変えようと試みるも、勢いに乗ったコロンビアを止めることはできません。
82分にはロドリゲス選手のスルーパスに抜け出したジャクソン・マルティネス選手に再びゴールを奪われると、終了間際にはカウンターからロドリゲス選手に巧みなループシュートを決められて、4失点。1-4と完敗を喫した日本は、前回大会のベスト16越えを目指したものの、1分2敗と実力を発揮できないまま、ブラジルの地を後にすることとなりました。
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