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【ワールドカップヒストリー#第15回】「2014FIFAワールドカップ ブラジル」第1戦 vs コートジボワール
2018年06月13日
いよいよ始まる「2018FIFAワールドカップ ロシア」。6月19日に初戦となるコロンビア戦(日本時間21時キックオフ)を迎えるSAMURAI BLUEは、悲願のFIFAワールドカップ初出場から今年で20年―。
そこで「ワールドカップヒストリー」と題して、SAMURAI BLUEの過去のFIFAワールドカップでの戦いをプレイバック。第15回は2014年ブラジル大会のコートジボワール戦を振り返ります。
記録
20014.6.14 レシフェ
グループステージ第1戦
コートジボワール 2-1(0-1) 日本
[得点]16' 本田圭佑
[失点]64' ウィルフィード・ボニー、66' ジェルビーニョ
[監督]
アルベルト・ザッケローニ
[出場選手]
GK 1 川島永嗣(スタンダール・リエージュ)、FP 2 内田篤人(FCシャルケ04)、5 長友佑都(インテル・ミラノ)、6 森重真人(F東京)、22 吉田麻也(サウサンプトン)、16 山口蛍(C大阪)、17 長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト)→54' 7 遠藤保仁(G大阪)、4 本田圭佑(ACミラン)、9 岡崎慎司(1.FSVマインツ05)、10 香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)→86' 11 柿谷曜一朗(C大阪)、18 大迫勇也(1.FCケルン)→67' 13 大久保嘉人(川崎F)
[控え選手]
GK 12 西川周作(浦和)、23 権田修一(F東京)、FP 3 酒井高徳(VfBシュツットガルト)、15 今野泰幸(G大阪)、19 伊野波雅彦(磐田)、21 酒井宏樹(ハノーファー96)、14 青山敏弘(広島)、8 清武弘嗣(1.FCニュルンベルク)、20 齋藤学(横浜FM)
マッチレポート
アルベルト・ザッケローニ監督率いる日本代表は、2011年のアジアカップを制し、ワールドカップアジア予選でも危なげない戦いを披露。5大会連続となる本大会出場を決めました。前回大会のメンバーである本田圭佑選手、長友佑都選手、長谷部誠選手らが引き続きチームの軸をなし、指揮官が求める攻撃的なサッカーを、高いレベルで体現。南アフリカ大会のベスト16を越える成績が期待されていました。
第1戦の相手であるコートジボワール代表は、ヤヤ・トゥーレ選手、ディディエ・ドログバ選手ら強烈なタレントを擁するアフリカの強豪チーム。日本はザッケローニ監督の下で成熟させてきた4-2-3-1の布陣で、この試合に臨みました。
GKは川島永嗣選手、最終ラインには内田篤人選手、森重真人選手、吉田麻也選手、長友選手が並び、山口蛍選手と長谷部選手が2ボランチを形成。2列目には岡崎慎司選手、本田選手、香川真司選手が配され、大迫勇也選手が1トップに入りました。
激しい雨が降り続ける中での一戦。日本はスリッピーなピッチと相手の激しいチャージに苦しみ、思うようにボールをつなげません。しかし16分、一瞬の隙を見逃しませんでした。スローインの流れから長友選手が中央の本田選手にパスを供給。本田選手は巧みなトラップでDFをかわすと、間髪入れずに左足を一閃。強烈なシュートが突き刺さり、日本が先制に成功しました。
1点をリードした日本は、その後も内田選手が決定的なシュートを放つなどチャンスを迎えましたが、一方でミスも散見し、相手の素早いカウンターを受ける機会も少なくありませんでした。
1点リードで迎えた後半もコートジボワールのカウンターに苦しめられます。62分にドログバ選手がピッチに立つと、コートジボワールの攻撃はさらに活性化。そして64分、セルジュ・オーリエ選手のクロスをウィルフリード・ボニー選手に頭で合わされて同点に追いつかれてしまいます。さらにその2分後にはジェルビーニョ選手にヘディングシュートを叩き込まれ、あっという間に逆転を許してしまったのです。
追い詰められた日本は、67分に大迫勇也選手に代えて大久保嘉人選手を投入。さらに86分には柿谷曜一朗選手をピッチに送り込むも、持ち前のパスワークは鳴りを潜め、コートジボワール守備陣を崩すには至らず。終盤のパワープレーも実らず、日本は大事な初戦を1-2で落としてしまいました。
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