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U-18日本代表 ポルトガル遠征を開始!~第24回リスボン国際トーナメントU18~
2018年06月12日
今年度2018年初のU-18日本代表の活動がポルトガルで始まりました。大会のレギュレーションにてU-18年代で参加しますが、彼らも今年10月に開催されるAFC U-19選手権インドネシアを突破し、来年2019年のFIFA U-20ワールドカップ ポーランド大会で活躍することを目標としたチームとなります。
今回の遠征ではポルトガルサッカー連盟の招待を受け、U18リスボン国際トーナメントに参加します。2年連続2回目の参加となり、U-18ポルトガル代表、U-18ノルウェー代表、U-18チェコ代表と対戦します。今大会で24回の歴史を誇る大会であり、今年のFIFAワールドカップロシア大会でも活躍が期待されるクリスティアーノ・ロナウド選手など数多くのスター選手が経験した若手の登竜門的な大会です。日本は昨年度1勝2敗で3位と、悔しい思いをしましたが、初優勝を狙い本大会に臨みます。
今回招集されたメンバーは、FIFA U-17ワールドカップ インド 2017を経験している選手が9名、代表に初招集の選手が6名と、2000年生まれ及び2001年生まれの選手が融合し、短い期間の中ではありますが、連携面や相互理解を深め、選手各々の個性を発揮し、チーム強化を図っていきます。
U-18日本代表は、9日(土)成田空港に18名が集合し、乗り換え含め約22時間をかけて10日(日)、遠征先となるポルトガル・リスボン空港に到着しました。現地で、フォルトゥナ・デュッセルドルフU19所属のMFアペルカムプ真大カール選手、海外遠征中であったFW櫻川ソロモン選手やスタッフも合流し、全員が揃いました。ホテル到着後すぐに、移動の疲れを取るため、時差対策の為、ホテル近郊の公園でランニングを実施しました。
夜には影山雅永監督から「日本の良さである攻守の連動性を高めること。AFC U-19選手権2018インドネシアに向けてのメンバー選考でもあるので、どんどん自己アピールして欲しい」と、この遠征の意義、チームの目指すべき方向性、そしてチームコンセプトが選手に伝えられ、1日を締めくくりました。
11日(月)、初戦に向けて2部トレーニングを開始しました。午前中は9人組でのトロリカパスで体を温めると、さらに4箇所にボールを受ける場所を指定し、ショートパス、ロングパスとパスの精度を高めていきます。その後は、トロリカパスをしながらのシュートトレーニング、最後はホッケーゲームと称し、ハーフコートで、ゴール前にポール2本をゴールに見立て、その間を攻撃陣も守備陣も跨いではいけないルールで、ポールの後ろからもシュートを打てる状況で、10対10のゲームを実施。いかにタイミングを見て背後を狙い続けるか、また前線を狙う意識を高めるトレーニングとなりました。午後は4対2、6対6対6、3対2と対人強化を意識したトレーニングを次々と実践し、最後はU-19日本代表でも頻繁に行っている3分の2程のピッチでGKを含め5対5を実施。一番後ろのDFが最終ラインに設定されたため、選手は常に背後を飛び出す意識が求められました。白熱した試合展開と共に、回数が進むに連れて、背後への飛び出しも積極的になり、トレーニングで学んだことを早速活かそうと選手達は最後まで走り抜きました。
12日(火)も2部トレーニングを行い、13日(水)U-18チェコ代表との大会初戦に臨みます。
選手コメント
GK #12 石井僚 選手(浦和レッズユース)
今回久しぶりに日本代表に招集され、大変光栄に思います。継続的に日本代表に招集され、AFC U-19選手権インドネシア2018にも出場したいので、積極的にアピールしていきたいです。初めて一緒にプレーする選手も多いですが、本日までのトレーニングで、試合に向けてDFとコミュニケーションを取りどのようにしてゴールを守るかを調整してきました。この遠征では、自分が出場した試合は無失点に抑えて勝利に貢献したいです。初戦に向けて良い準備をして、ベストコンディションで、勝ちにこだわって試合に臨みたいです。
DF #15 吉村仁志 選手(大津高校)
初めて日本代表に招集されてとても嬉しく思います。初の招集で最初はとても不安と緊張でいっぱいでしたが、やってやろうと思うようになりました。本日までのトレーニングで、チームメートは皆上手くて、判断が早く、短時間でも質の高いトレーニングができました。チームメートからは盗めるところは盗んで、勝利にこだわりたいです。チームとしては、影山監督から学んだ通り、お互い切磋琢磨し、個性を発揮し、優勝目指して一丸となり頑張りたいです。
DF #18 中村拓海 選手(東福岡高校)
日本代表に招集されたのは初めてなのでとても嬉しいです。憧れていた、目標とすべき場所でしたので、与えて頂いたチャンスを活かしたいです。FIFA U-17ワールドカップインド2017を経験した選手など、代表経験者が多く、ハイレベルでプレーの質が非常に高いので、とても充実して楽しいです。この歴史ある大会で、世界のレベルの中でどれだけ自分を表現できるか、得点やアシストすることで結果を残したいです。初戦は重要なので、結果にこだわってプレーしたいと思います。
MF #19 椿直起 選手(横浜F・マリノスユース)
FIFA U-17ワールドカップインド2017以来久々に招集されてとても嬉しいです。トレーニングでは、良い雰囲気でやれているし、初招集選手が多い中でコミュニケーションをしっかりとって互いの特徴を理解できてきました。この遠征では技術的な部分はもちろん、チームのコンセプトでもある、どこよりも走ることや、切り替えのスピードにこだわっていきたいです。また、目に見える結果にこだわってしっかりU-19日本代表に食い込んで行けるようにアピールしていきたいです。初戦のU-18チェコ代表戦にむけて、今までいい雰囲気でトレーニングできているので、初戦までにもっと全員でコミュニケーションをとってしっかり勝利にこだわって臨みたいです。
スケジュール
6月10日(日) | PM | トレーニング |
---|---|---|
6月11日(月) | AM/PM | トレーニング |
6月12日(火) | AM/PM | トレーニング |
第24回リスボン国際トーナメントU18 | ||
6月13日(水) | 15:00 | 第1戦 vs U-18チェコ代表(Municipal Sports Park) |
6月14日(木) | AM | トレーニング |
6月15日(金) | 16:00 | 第2戦 vs U-18ポルトガル代表(Municipal Sports Park) |
6月16日(土) | AM | トレーニング |
6月17日(日) | 11:00 | 第3戦 vs U-18ノルウェー代表(National Stadium) |
※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
第24回リスボン国際トーナメントU18
日程:2018/6/9(土)~2018/6/19(火)
会場:ポルトガル/Municipal Sports Park、National Stadium
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