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フットサル日本代表 ウズベキスタンにPK戦で敗れ3位決定戦へ〜第5回アジアインドア・マーシャルアーツゲームズ(2017/アシガバット)
2017年09月25日
第5回アジアインドア・マーシャルアーツゲームズ
準決勝 vs フットサルウズベキスタン代表
2017年9月24日(日) キックオフ時間19:00(現地時間) 試合時間40分(前後半各20分)
Multifunctional Sport Venue Hall-1(トルクメニスタン/アシガバット)
フットサル日本代表 3-3(前半1-1、後半2-2、PK2-3)フットサルウズベキスタン代表
得点
21分 田村佳翔(フットサル日本代表)
21分 失点(フットサルウズベキスタン代表)
23分 失点(フットサルウズベキスタン代表)
27分 清水和也(フットサル日本代表)
34分 原辰介(フットサル日本代表)
35分 失点(フットサルウズベキスタン代表)
スターティングメンバー
GK:矢澤大夢
FP:植松晃都、室田祐希、清水和也、上村充哉
サブメンバー
GK:三浦拓、上原拓也
FP:原辰介、田村佳翔、堀米将太、八木聖人、齋藤功一、森村孝志、橋本優也
マッチレポート
第5回アジアインドア&マーシャルアーツゲームズに参加しているフットサル日本代表は24日、準決勝でフットサルウズベキスタン代表と対戦しました。「楽な試合なんて一つもない。それでもここまで勝利してきた自分たちを信じよう。我々はこの大会で勝ちに値するチームであることは間違いない。家族・友人そして日本のみんなが君たちの背中についている。仲間を信じて決勝へのチケットを取りに行こう」と、ブルーノ・ガルシア監督が試合前に選手に話したましたが、試合は最後に劇的な展開が用意されていました。
試合は前半9分、一瞬の相手の隙を見つけ右サイドを駆け上がった田村佳翔選手が原辰介選手が落としたボールを受け、そのまま右足を振り抜き先制します。ファーストラウンドから3試合連続で先制点を挙げてきた日本は、この得点でこの後の試合運びも自分たちのリズムで試合を進め、強豪ウズベキスタンを苦しめていきます。その後日本は何度も相手ゴールを脅かしますが、引いて守りカウンターを狙うウズベキスタンからなかなか追加点が奪えません。このまま日本リードで前半が終了するかと思われた残り15秒でウズベキスタンに得点を奪われ1-1の同点で前半を折り返します。
後半に入り、両チーム膠着状態が続きますが、日本は23分にウズベキスタンに失点し逆転を許す展開になります。しかし諦めない日本は27分、フリーキックのこぼれ球を清水和也選手がゴールへ押し込み同点に追いつきます。これで勢いに乗ったかと思われましたが、同点ゴールの直後、味方陣内でボールを奪われそうになった場面で相手を倒してしまった清水選手がこの日2度目のイエローカードをもらい退場となってしまいます。日本はこの退場のペナルティとして数的不利な時間(2分間もしくは相手の得点まで)を迎えるも、このタフな状況をチーム全員で守り抜きピンチを乗り越えます。満員となった試合会場のボルテージも徐々に上がっていく中、日本はボールを素早いテンポでボールを回しながらウズベキスタンの守備の崩れを狙っていくと34分、原選手の値千金のゴールでついに逆転します。このままの流れを保ちたい日本でしたが、試合巧者のウズベキスタンも意地を見せ、35分にすぐさま同点ゴールを奪われてしまいます。その後も両チーム最後まで戦う姿勢を見せるもこのまま後半は終了。10分間(5分間の前後半)の延長戦を迎えます。延長戦でも決死の覚悟でゴールを目指す日本でしたが、決定機を決めきれず試合はPK戦に。ブルーノ監督は「我々はこの時のために最高の準備をしてきた。自信を持って蹴れば問題ない。信じて戦おう」とPK戦に選手を送り出します。
しかし会場から伝わる緊張感を味方につけたのはウズベキスタンでした。日本もGK矢澤大夢選手のシュートストップがありましたが、ウズベキスタンは2本のPKをストップし、2-3でウズベキスタン代表がこの激闘を制しました。
この結果、フットサル日本代表は銅メダルをかけて26日(火)17:00(日本時間21:00)にフットサルアフガニスタン代表と対戦します。
監督・選手コメント
ブルーノ・ガルシア 監督
フットサルの歴史に残るようなビッグゲームをしてくれたと思います。そして観客の皆さんにとっては両チームの異なるスタイルでのフットサルを観戦でき、非常に楽しめる試合で満足のいく内容だったと思います。今日の試合に関しては強豪ウズベキスタン相手に3つのシーンに分けて経験を積むことができました。1つは40分間の前後半、2つ目は延長戦、3つ目はPK戦と、選手にとってもこれ以上無い経験になったと感じています。残念ですが、試合結果は私達が臨んでいたものに手が届きませんでした。それでも彼らが示したプレーは勝ちに値するものだったと思います。だからこそ、3位決定戦では良い結果を出せるよう、チーム全体で良い準備をしていきたいと思います。
FP #3 原辰介 選手(ペスカドーラ町田)
ウズベキスタン戦は、毎度勝ち越すも失点全てをセットプレーで追い付かれる試合展開でした。また今回の試合では、退場者を出し、延長戦、PK戦と、様々な局面を経験することになりました。とても悔しい敗戦でしたが、次の試合に向けて誰一人下を向くことなく、3位決定戦に臨みます。必ずメダルを勝ち取るために、またチーム一丸となって戦います。
FP #5 堀米将太 選手(シュライカー大阪)
はっきり言って悔しいです。ですがまだ大会が終わったわけではありません。これがAFCフットサル選手権やワールドカップの舞台だったらと想定すると、負けた後に下を向かず切り替えることが大事になってきます。チーム全員で前を向き3位を取って日本に帰れるよう頑張ります。
FP #7 八木聖人 選手(名古屋オーシャンズ)
チーム一丸となってこの大会に臨みました。だからこそ悔しいです。この試合は忘れてはいけません。一試合一試合大会の中で成長したチームの最高のパフォーマンスを最後だしてメダルを取って日本に帰りたいと思います。
スケジュール
第5回アジアインドア・マーシャルアーツゲームズ | ||
---|---|---|
9月16日(土) | 1-1 | トレーニングマッチ vs フットサルトルクメニスタン代表 |
9月17日(日) | 2-2 | トレーニングマッチ vs フットサルウズベキスタン代表 |
9月18日(月) | 5-2 | グループステージ 第1戦 vs フットサルレバノン代表 |
9月19日(火) | AM | トレーニング |
9月20日(水) | AM/PM | トレーニング |
9月21日(木) | 6-4 | グループステージ 第2戦 vs フットサルタイ代表 |
9月22日(金) | AM/PM | トレーニング |
9月23日(土) | 4-1 | 準々決勝 vs フットサルヨルダン代表 |
9月24日(日) | 3-3 (PK:2-3) |
準決勝 vs フットサルウズベキスタン代表 |
9月25日(月) | AM/PM | トレーニング |
9月26日(火) | 17:00 | 3位決定戦 vs フットサルアフガニスタン代表 |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
第5回アジアインドア・マーシャルアーツゲームズ(2017/アシガバット)
大会期間:2017年9月16日(土)~2017年9月26日(火)
日程・結果、招集メンバーなど大会情報はこちら
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