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SAMURAI BLUE、全員が揃って非公開で練習
2017年08月30日
SAMURAI BLUE(日本代表)は8月29日(火)、勝利で出場が決まる2018年FIFAワールドカップアジア最終予選のオーストラリア戦を2日後に控えて、試合会場の埼玉スタジアム2002で全選手が揃って練習を行ないました。
この日の朝帰国したMF柴崎岳選手(ヘタフェCF)、FW乾貴士選手(SDエイバル)、FW久保裕也選手(KAAヘント)、DF酒井宏樹選手(オリンピック・マルセイユ)の4人が合流して、メンバー27人全員が集合です。
約2時間の練習は、室内での約20分のミーティングでスタート。その後、埼玉スタジアムのピッチに姿を見せた選手たちは、3グループに分かれてボール回しで体をほぐし、ヴァイッド・ハリルホジッチ選手が鋭い視線で選手たち動きを見守っていました。
足の負傷から回復したMF長谷部誠選手(アイントラハト・フランクフルト)と、週末の試合で足に違和感を覚えていたDF長友佑都選手(インテル・ミラノ)は前日まで別調整でしたが、この日はボール回しやランニングに加わって体を動かしていました。
その後、報道陣に非公開で行った練習では戦術の確認に取り組みました。
最終予選グループBで現在首位の日本は、3位のオーストラリアと9月5日にアウェイで対戦する2位のサウジアラビア(1試合多く消化)の両チームに勝点1差でリードを奪っています。31日のオーストラリア戦で勝てばグループ2位以内が確定し、突破が決まります。
両者の対戦成績は、日本はワールドカップ予選では5分2敗。2011年AFCアジアカップ決勝(1-0)などでは日本が勝利を収め、それ以降の対戦では日本の3勝3分無敗ですが、接戦が多く繰り広げられてきました。
しかしDF吉田麻也選手(サウサンプトン)は、「僕らが毎試合勝たなくてはいけないのは(これまでと)変わらない。勝点でも得失点でも僕らは優位にある。そこをうまくゲームマネジメントしていかないといけない」と話しています。
また、MF香川真司選手(ボルシア・ドルトムント)は、「どう戦うかを確認して、頭の中がクリーンな状態で試合を迎えられる」と話し、この日の練習に手応えを覚えたようです。
今年6月のシリア戦は肩を負傷してアウェイでのイラク戦出場を見送った経緯もあり、「苦しんだ経験や厳しい試合をしてきた中で、今回の試合を迎えられる。集中して、どんなものにも対応できるイメージを持って入りたい。メンタル的な準備はできている」と、意気込みを示しています。
チームは30日(火)の試合会場での公式練習で最終調整を行います。
選手コメント
DF 長友佑都 選手(インテル・ミラノ)
オーストラリアは技術がしっかりしていて、プラス、高さとフィジカルがあります。フィジカル勝負ではなく、頭を使いながら戦いたい。ホームなので僕らも勝たないといけないですし、前から行く気持ちは常に持っています。ただ、気持ちだけ先行して、前と後ろでギャップができると試合が難しくなるので、経験がある選手がしっかり声を出して落ち着かせていかないといけないと考えています。
DF 吉田麻也 選手(サウサンプトン)
いい緊張感はありますが、過度のプレッシャーを感じているわけではないですし、全員が高いモチベーションでやってきています。オーストラリアはアウェイで対戦した時から時間も経って、コンフェデレーションズカップを経験してレベルアップしていると思います。より警戒しなくてはいけないところはたくさんあると思いますが、僕らはアウェイの時よりはもっとアグレッシブにやるべきだと思うし、より攻撃的なサッカーを見せられると思います。
MF 柴崎岳 選手(ヘタフェCF)
この試合の持つ意味はしっかりと理解しています。鹿島時代から大きな意味を持つ試合は何度も経験させてもらっているので、また違った意味の試合ですが、自分が出たら結果を残して、チームを勝利へ導きたいという思いはあります。クラブでいろいろなポジションを経験して、与えられた役割を全うできるだけのキャパシティも増えてきています。日本代表でも与えられたポジションでしっかりと自分を表現したいと思います。
MF 香川真司 選手(ボルシア・ドルトムント)
前回アウェイで対戦した時とは相手のフォーメーションも変わっていますし、コンフェデレーションズカップで自信を得ている部分もあると思います。厳しい試合になると思いますが、勝つチャンスはあります。今度は僕らのホームですし、みんながより積極的にならないといけない。どれだけ攻撃の中で意思統一してやっていけるかだと思います。自分自身がチームとして良い戦いができれば、僕のところにもみんなのところにもチャンスは来ると思うので、やることを徹底すれば、自然と結果は生まれると思っています。
FW 岡崎慎司 選手(レスター・シティー)
ホームなので勝って決めたいというのが一番あります。たくさんの方がここで決めて欲しいと期待してくれていますし、その思いは自分たちの力に必ずなると思っています。落ち着いて弱気にならずに、強気で前向きに戦っていかないといけないですし、怖がらずに前から行くことが必要になってきます。オーストラリアに守り切るというのは難しいと思うので、自分たちの持っている力をぶつける。そうやって勝って、ワールドカップに行く資格があるというところを見せなければならないと思っています。
FW 浅野拓磨 選手(VfBシュツットガルト)
チームに貢献したいという強い気持ちがあるので、自分にできることを100%やりたいです。まずしっかり集中して準備したいと思っています。競争が激しくなってきていますし、自分も確立された選手ではないので、しっかり練習から自分はやれるというところをしっかりと見せていきたいです。
JFA-TV
8月29日(火)トレーニング
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柴崎岳 選手 (ヘタフェCF) インタビュー
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香川真司 選手 (ボルシア・ドルトムント) インタビュー
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岡崎慎司 選手 (レスター・シティー) インタビュー
スケジュール
8月27日(日) | 18:00 | トレーニング(埼玉スタジアムサブグラウンド)【一般公開】 |
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8月28日(月) | 18:00 | トレーニング(埼玉スタジアムサブグラウンド)【一般公開】 |
8月29日(火) | PM | トレーニング【一般非公開】 |
8月30日(水) | PM | 公式会見・公式練習【一般非公開】 |
8月31日(木) | 19:35 | アジア最終予選(Road to Russia) vs オーストラリア代表(埼玉スタジアム2002) |
9月1日(金) | 11:00 | トレーニング(さいたま市駒場スタジアム)【一般公開】 |
9月2日(土) | PM | トレーニング ※1 |
9月3日(日) | PM | トレーニング【一般非公開】 |
9月4日(月) | 未定 | 公式会見・公式練習【一般非公開】 |
9月5日(火) | 20:30 | アジア最終予選(Road to Russia) vs サウジアラビア代表(King Abdullah Sports City) |
※1 9/2に行なうトレーニングの一般公開については未定です。決定次第ご案内いたします。
※2 スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
アジア最終予選(Road to Russia)
2017年8月31日(木) 19:35キックオフ(予定)
SAMURAI BLUE(日本代表) vs オーストラリア代表
@埼玉/埼玉スタジアム2002
テレビ朝日系列/NHK-BS1にて18時30分より全国生中継!
2017年9月5日(火) 20:30キックオフ(予定)
[日本時間26:30キックオフ(予定)]
サウジアラビア代表 vs SAMURAI BLUE(日本代表)
@サウジアラビア/キング・アブドゥラー・スポーツ・シティー
テレビ朝日系列/NHK-BS1にて全国生中継!
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