SAMURAI BLUE（日本代表）は6月3日(土)、キリンチャレンジカップ2017シリア戦（7日、東京）と2018 FIFAワールドカップアジア最終予選イラク戦（13日、テヘラン）へ向けて、千葉県内で海外組が午前と午後の2部練習を行いました。

海外組のみでのトレーニングキャンプもこの日で7日目。午前の練習では、合流が遅れたFW本田圭佑選手（ACミラン）、DF長友佑都選手（インテル・ミラン）、MF香川真司選手（ボルシア・ドルトムント）の3選手がランニング中心のメニューに1時間余り取り組み、それ以外のメンバーはホテルで過しました。

午後の練習時には、家族連れなど約2000人が訪れて、グラウンドを囲むフェンス越しに練習を見学。選手たちは終始リラックスした雰囲気の中、ランニングやパス回しなどで体をほぐし、多くの時間を割いた2人1組でのフットバレーでは得点を競い合いました。

足に痛みのあったDF酒井宏樹選手（オリンピック・マルセイユ）は別メニューで体を動かし、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督がマン・ツー・マンで酒井選手にサイドバックでの動き方を指導する場面もありました。

酒井選手は、「監督は、『こういうオプションもある』ということでした。状況によっては増やしていければと思います。あくまでもDFなのでそこは忘れずにやっていきたい」と話していました。

一方、香川選手とFW浅野拓磨選手（VfBシュツットガルト）は、それぞれ臀部と右アキレスに痛みを覚えていたため、午後は大事を取ってホテルで休養しました。

海外組のみのトレーニングは4日(日)まで。同日行われるJリーグの試合を終えた国内組の選手たちが、各自の試合終了後にホテルに集まり、5日(月)からは全体練習が始まります。

選手コメント

FW 久保裕也 選手（KAAヘント）
今日は軽いメニューだったので、だんだん調整してきている感じです。監督からもフィジカルの向上はすごく言われているので、そこは意識して取り組んでいます。もっとアピールというか、結果を出していきたいので、そういう意味では貪欲にゴールを狙っていけたらと思っています。前回のタイ戦の時は周りの選手との連携が結構うまくいったかなと感じていますが、もっとボールを受けることができると思いますし、いい状況でチャンスも作れると思います。右サイドでの経験が浅い分、もっとやれると感じています。

DF 長友佑都 選手（インテル・ミラン）
所属クラブでは1シーズンで4人の監督を経験して、なかなかできない経験だと思いますが、今後のサッカー人生とサッカーを終えたあとにも活かせるような経験ができたかと思います。シリア戦では勝つことはもちろんですが、内容にこだわって、いろいろな戦術もあるので、イラク戦へ向けてしっかりと良い内容で結果も伴いたいと思います。

MF 加藤恒平 選手（PFCベロエ・スタラ・ザゴラ）
日本の選手の足元の技術は、海外の選手より圧倒的に高いとすごく感じますし、特に攻撃の選手は本当に上手いと思います。上手い選手と一緒にプレーして、そこで自分がボールを獲ったり、抜かれたりすることもありますけど、そういう中でしっかり自分の課題を見つけて、その次の練習で活かしてという、その繰り返しだと思うので、それができるのはすごく楽しいですね。ゲーム形式の練習やゲームを早くやりたいと感じています。

スケジュール

※時間は全て現地時間です。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
※「＊」は冒頭15分のみメディア公開となります。

キリンチャレンジカップ2017

2017年6月7日(水) 19:25 キックオフ(予定)
SAMURAI BLUE(日本代表) vs シリア代表
東京／東京スタジアム

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アジア最終予選（Road to Russia）

2017年6月13日(火) 16:55 キックオフ(予定)
[ 日本時間：6月13日(火) 21:25 キックオフ(予定) ]
イラク代表 vs SAMURAI BLUE(日本代表)
イラン／PAS Stadium

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