U-16日本代表  vs  U-18インド代表
2016年6月1日(水) キックオフ時間 20:00　試合時間 90分（45分×2本）
PJN Stadium（インド・ゴア）

U-16日本代表　4-0（前半2-0、後半2-0）U-18インド代表

得点
12分　鈴木冬一（U-16日本代表）
16分　宮代大聖（U-16日本代表）
73分　久保建英（U-16日本代表）
78分　福岡慎平（U-16日本代表）

スターティングメンバー
GK：青木心
DF：菅原由勢、菊地健太、桂陸人、西尾隆矢
MF：平川怜、福岡慎平、喜田陽、鈴木冬一、久保建英
FW：宮代大聖

サブメンバー
GK：谷晃生、小久保玲央ブライアン
DF：東俊希、桑原海人、狩野奏人
MF：上月壮一郎、瀬畠義成、松本凪生
FW：山田寛人、中村敬斗、栗原イブラヒムジュニア

交代
HT　菊地健太 → 東俊希
HT　鈴木冬一 → 松本凪生
72分　平川怜 → 瀬畠義成
80分　福岡慎平 → 栗原イブラヒムジュニア

マッチレポート

インド遠征中の「00ジャパン」は1日(水)、U-18インド代表と対戦し、4‐0で勝利しました。インドとは、FIFA U-17ワールドカップ2017の出場権を掛けたAFCU-16選手権インド2016の準々決勝で対戦する可能性があります。試合時間も本番と合わせて20時キックオフとしました。今回の対戦相手が2歳年上であっても本番の初戦を想定し、選手たちはその意図を理解してウォーミングアップから非常に高い集中力をもって準備をしていました。
　
試合は立ち上がり序盤、前線からプレッシャーを与えてくる相手に日本は落ち着いて守備陣が対応、シュートチャンスを与えません。守備陣が耐えて徐々に流れを掴むと12分、MF久保建英選手が右サイドを1人交わして突破すると、クロスにMF鈴木冬一選手が合わせ、幸先良く先制点を奪います。さらに攻勢に出る日本は16分、久保選手のクロスをMF平川怜選手が頭で落とし、ボールをキープしたFW宮代大聖選手が豪快なシュートを蹴りこみリードを2点とします。しかし雨が強くなりだすとパスミスが増え、相手にチャンスを許してしまいます。それでも、日本は球際での粘り強い強さを見せて相手に得点を与えません。前半終了間際の44分、鈴木選手のクロスにDF菊地健太選手がボレーで合わせますが、惜しくも相手のファインセーブにあいます。そのまま前半は2-0で終了します。

後半、一層激しさが増す雨の中で、日本はなかなかチャンスを作れず苦しい時間が続きます。それでもDF菅原由勢選手、DF西尾隆矢選手を中心に守備陣が集中し、相手のボールをことごとく跳ね返していきます。70分には、久保選手のスルーパスにDF東俊希選手が相手GKとの1対1を迎えループで狙いますが、ボールはわずかにゴールをそれます。73分、途中出場のMF瀬畠義成選手が気迫溢れるプレーでパスカットをすると久保選手に素早くパス、これを受けた久保選手が落ち着いて決めて3点目を奪います。78分には、CKのこぼれ球をMF福岡慎平選手が蹴りこみ4点目。その後も日本は集中力を切らさず、試合は4-0で終了しました。2日はU-18ゴア選抜と対戦します。

選手コメント

GK #1 青木心 選手（JFAアカデミー福島U18）
大事な初戦で勝てたことは良かったです。前半は良い流れを保てましたが、後半は激しい雨でピッチコンディションが変わり、対応することが難しかったです。相手のクロスに積極的に前へ出ることで自分の長所は出せたと思います。ただキックの質が悪いことは課題です。次戦までにもっとDFとコミュニケーションを取って連携を深めていきたいです。明日もみんなで必ず勝ちたいと思います。

MF #6 喜田陽 選手（セレッソ大阪U-18）
AFCU-16選手権で実際に使用するスタジアムで試合ができて、大変貴重な経験を積むことができました。スタジアムの雰囲気、ピッチコンディション、ロッカールームなどはやはり日本と大きく異なるので、肌で体験できて良かったです。試合に勝てたことは良かったですが、激しい雨でぬかるんだピッチだと技術的なミスが非常に増えてしまいました。激しい雨などは、AFCU-16選手権でも起こりえる状況なので、どんな状況でも、球際の強さなど相手に隙を見せないプレーを続けたいです。明日も万全の準備で試合に臨みたいです。

MF #12 久保建英 選手（FC東京U-18）
AFCU-16選手権インド2016の本番に近いような環境でプレーができて良かったです。激しい雨でピッチコンディションが変わった中でプレーできたことも経験になりました。チームとしては、前半の早い時間帯に2点入って守備も安定し、試合の進め方は良かったと思います。ただパスのテンポが遅かったり、パスを出す方と受ける方の意思疎通がなされていないケースも多かったので、みんなで課題を共有し、改善していきたいです。得点やアシストでチームの勝利に貢献できたことは良かったですが、相手DFの裏への飛び出し回数はもっと増やしたいです。動きの連動性や攻守の切り替えの遅さなど、多くの改善点をトレーニングしていきたいです。

スケジュール

※時間は全て現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。