SAMURAI BLUE（日本代表）は6月14日、2日後に迎える2018 FIFAワールドカップロシア アジア2次予選初戦のシンガポール戦へ向けて、試合会場の埼玉スタジアム2ＯＯ2で2時間ほど調整を行いました。

冒頭の15分以外が報道陣に非公開とされた練習では、チームは戦術の確認に取り組み、クロスの精度や本数、クロスに合わせてゴール前に入る人数やタイミングなど、細かい部分にも気を配って確認を重ねました。

１グループ5チームで競うアジア2次予選で、シンガポールはすでに6月11日に初戦を行い、アウェイでカンボジアに4-0の勝利を収めています。

DF槙野智章選手（浦和レッズ）は、「得失点も絡んでくるし、決めるところは決めないといけないし、後ろはゼロで押さえないといけない」と気を引き締めていました。

今回が自身3度目のワールドカップ予選となるMF長谷部誠選手（アイントラハト・フランクフルト）は、「2回経験して、個人的にはワールドカップ予選の厳しさも分かっている。初めて経験する若い選手も結構いるので、そういう選手たちにのびのびとプレーしてもらうためにも、経験のある選手たちがチームを落ち着かせたいと思う」と話しています。

また、試合会場の埼玉スタジアムについて長谷部選手は、「ここではすごく良い結果を出せるイメージがある。すばらしいサポートがあるので、（試合に）来た人に喜んで帰ってもらえるようにしたい」と語りました。

試合は16日に埼玉スタジアム2ＯＯ2で19:30開始の予定です。

選手コメント

岡崎慎司 選手（1.FSVマインツ05）
アジアカップも悔しい思いをしましたし、親善試合はやってきたが、ワールドカップ予選は特別です。その緊張感の中で常に向上心を持って90分間を無駄にしないように戦えるかが重要だと思います。勝利が求められるので、選手みんながどれだけ緊張感を持てるかが大事になってくると思います。FWは１トップならボックス内でどれだけ仕事ができるかが求められていて、チームへの起点になるような裏への抜け方ではなく、自分が点を獲るための裏への抜け方をすることだと思います。そうやって僕がチームを引っ張ることで味方も生きると思います。ボックスの中で勝負するために、違った引き出しを出せるようにしたいです。

長谷部誠 選手（アイントラハト・フランクフルト）
また長い予選が始まります。この予選の中で成長しながら勝っていけるようにしたいです。結果は最低限で、先を目指すのであれば、結果だけでなく内容も必要だと思っています。今、チームの中で良い競争が出てきているので、そういう競争の中で戦っていきたいです。シンガポールは前の試合をアウェイで勝ったので、日本には気持ちよく入ってくると思います。カウンターに気をつけて、相手をリスペクトしながら、自分たちがどういうアクションを見せられるかに集中したいと考えています。

森重真人 選手（FC東京）
ワールドカップ予選で今回はアジアを勝ち抜くことを最初から経験して、その難しさを感じることができます。ここで勝ち抜いていくことでワールドカップへも違った思いで臨めると思います。AFCアジアカップを戦って、アジアは簡単にはいかないと分かっていますし、誰も簡単に突破できるとは思っていません。そこを勝ち抜く勝負強さは必要ですし、アクシデントがいろいろある中でも勝っていくことで良い経験ができると思うので、楽しみです。（先日の）イラク戦は悔しい思いを持ちながらベンチで見ていました。ただ、自分の中でやれるという強い気持ちを持ってやっています。レギュラーを獲ることが目標になったので、それをプラスに捉えていきたいです。

槙野智章 選手（浦和レッズ）
今、チャンスを貰えているので、チャレンジしていかないといけないと思っていますし、同じポジションにライバルとなる選手がいることは、個人的にはレベルアップにつながると考えています。シンガポール戦は、相手のクオリティや僕らがホームでプレーすることを考えると、ホイッスルと同時に仕掛けて、相手にプレッシャーをかけることが大切だと思います。1点獲ったら、2点、3点とたたみかけることが必要です。得失点も絡んでくるので、決めるところは決めないといけないですし、後ろはゼロで押さえないといけないと思っています。

JFA-TV

スケジュール

※ スケジュールを変更する場合があります。

2018FIFA ワールドカップロシア アジア2 次予選兼AFC アジアカップUAE2019 予選

SAMURAI BLUE(日本代表) vs シンガポール代表
6月16日 19:30 キックオフ(予定)　
埼玉／埼玉スタジアム2002
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