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国内候補合宿、2部練習で打ち上げ
2015年05月14日
日本代表候補合宿は5月13日、千葉県内で午前午後の2部練習を行い、2日目最終日の活動を終えました。
午前は非公開として約1時間半かけて戦術練習に取り組み、午後は攻撃陣と守備陣に分かれて、それぞれの連係を意識したプレーの確認を入念に行いました。
午後の練習では、攻撃陣は主に中盤からシュートまでの組み立てに取り組み、縦パスに相手DFの裏へ抜け出してゴールを狙う動きを繰り返しました。一方、守備陣はインターセプトしたボールを味方につなげる動きやサイドからのクロスボールの上げ方などをチェック。クロスを中央で受けてシュートを狙う動きにも取り組みました。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は攻撃陣を中心に指導し、ボールを受ける時の体の使い方など動きの細かな部分にまで気を配りながら指導していました。
練習の最後にはグランド中央でスタッフも交えて円陣になり、全員で気合いを入れるように大きな掛け声をかけると、指揮官も笑顔を見せていました。
今回、候補合宿に初参加したDF岩波拓也選手(ヴィッセル神戸)は、「トッププレーヤーと一緒に練習して刺激を受けたし、やればできたところがあって手応えもある」と、短期合宿での収穫を口にしていました。
6月からは2018 FIFAワールドカップアジア2次予選が始まります。日本はグループEで戦い、6月16日にシンガポールと埼玉スタジアムで初戦を迎え、その後、カンボジア、シリア、アフガニスタンと来年3月までの間にホームとアウェーで対戦します。
選手コメント
GK 六反勇治 選手(ベガルタ仙台)
代表チームには面白い戦術としっかりとした規律があって、またここへ来て学びたいという気持ちになりました。監督は時間に厳しいなど規律正しいですが、日本人の感覚からすればそんなに驚きはなかったですし、やりやすくてみんなに合うと思うので、すごくいいと思います。今回仙台からは僕が参加しましたが、これだけでもチームメイトには刺激になったと思います。代表スタッフの方々がいろいろなチームを見ているということが分かります。仙台だけでなく代表が選ばれていないチームの選手などJリーグの活気が戻れば代表のレベルも上がると思うので、いい刺激になったのではないかと思います。
DF 丹羽大輝 選手(ガンバ大阪)
実戦形式の練習で宇佐美選手とマッチアップしてプレーするというのは、普段クラブでは無い状況だったので楽しかったですし、他の選手とプレーできるのも話ができるのも刺激になりました。監督からはミーティングで「世界基準でやろう。まだまだ甘いし、もっと良くなる。日ごろから練習で意識してやらなければロシアでは勝てない」という話がありました。FIFAワールドカップを経験しているので説得力がありますし、見ているレベルが違うと感じました。ガンバでやっていることとギャップがあまりないのは良かったです。早く順応できると思いました。どんどん吸収したいですし、この経験を次からのガンバの試合で活かしていけると思います。ちょっとした意識の変化でプレーも変わると思うので、チームに帰ってレベルアップに還元できれば最高です。結果を残せば代表に呼ばれることも分かりましたし、まずはクラブで結果を残したいです。
MF 遠藤康 選手(鹿島アントラーズ)
自分の課題などが見つかった合宿になりましたし、新鮮な気持ちになりました。監督からはディフェンスでもオフェンスでももっと爆発的に仕事をしろと言われました。自分の中で足りなかった部分だったので、良いアドバイスをいただきました。自分の持ち味は攻撃だと思っているので、そこは少しはアピールできたかと思っています。これからもチームに戻ってさらにアピールしていきたいです。今回の合宿では判断、プレー、切り替えの全てにおいてのスピードを一番感じました。Jリーグに戻って、チームの勝利が一番だと思っているのでそれに貢献できるようにして、その中で今回の合宿で監督から言われたことを出していけば、また代表に呼ばれると思うので頑張りたいと思います。
FW 宇佐美貴史 選手(ガンバ大阪)
相手の裏へ意識を持って献身的に動くことなど、刺激をもらいました。ミーティングでは初めての選手もいたので、より意識を高めるような話が出ましたし、個人的にも監督からプレーだけでなく普段の生活を含めて刺激になるような、ありがたいことを言われました。FIFAワールドカップ予選が近いので、そのメンバーに入りたいです。
JFA-TV
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槙野智章 選手(浦和レッズ) インタビュー
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権田修一 選手(FC東京)インタビュー
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遠藤康 選手(鹿島アントラーズ) インタビュー
スケジュール
5月12日(火) | PM | トレーニング |
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5月13日(水) | AM/PM | トレーニング |