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U-19日本女子代表候補 神村学園高校男子と練習試合を実施(2/8)
2015年02月09日
2月国内トレーニングキャンプ 練習試合
2015年2月8日(日) キックオフ 15:00 試合時間 25分X4本
インターナショナルゴルフリゾート京セラ(鹿児島県/さつま郡)
U-19日本女子代表 1-8(1st 0-4、2nd 1-3、3rd 0-1、4th 0-0) 神村学園高校(男子)
得点
4分 失点 神村学園高校(男子)
12分 失点 神村学園高校(男子)
21分 失点 神村学園高校(男子)
23分 失点 神村学園高校(男子)
27分 園田瑞貴(U-19日本女子代表)
32分 失点 神村学園高校(男子)
48分 失点 神村学園高校(男子)
51分 失点 神村学園高校(男子)
55分 失点 神村学園高校(男子)
スターティング・メンバー
GK: 平尾知佳
DF: 竹村美咲、市瀬菜々、乗松瑠華、遠藤優
MF: 宮川麻都、杉田妃和、瀬野有希、安齋結花
FW: 小林里歌子、園田瑞貴
2本目他
GK:スタンボー華
DF:北川ひかる、羽座妃粋、清水梨紗、畑中美友香
MF:長谷川唯、隅田凜、三浦桃、水谷有希
FW:清家貴子、兼重紗里
交代
26分 宮川麻都 → 三浦成美
76分 畑中美友香 → 宮地明日翔
76分 水谷有希 → 島村友妃子
マッチレポート
鹿児島キャンプ3日目は、神村学園高校の男子学生と25分×4本のトレーニングマッチを行いました。
小雪が舞う中、15時にキックオフ。立ち上がり早々の4分、左サイドをドリブルで持ち込まれるも、乗松瑠華選手が体を張った守備でボールを奪います。しかし、クリアしたボールが相手に渡ると、そのまま足を振りぬかれ、ボールはゴール右に突き刺さり、先制点を奪われます。相手の寄せの速さとスピードになかなかついていくことが出来ず、その後12分、21分、23分と失点を重ねてしまいます。2本目開始早々の27分、相手のパスミスを杉田妃和選手が拾います。相手DFの裏に抜けだした園田瑞貴選手へ浮き球のパスを出すとゴール前までドリブルで持ち込み、相手GKが前に出てきたところを、冷静にゴールへ流し込み、ようやく1得点をあげます。しかし32分、ゴール前にワンツーで抜けだした相手に再び得点を許します。36分には、ゴール左でFKを得ます。杉田選手からのパスに、ゴール前に走りこんできた安齋結花選手が飛び込むも、惜しくも合わせることができません。その後48分、51分と立て続けに失点してしまいます。3本目からはメンバーを総入れ替えで臨みますが、早々55分に失点。練習試合の1本目、2本目をピッチの外から見てきた選手たちは、うまく試合に入り、1、2本目に比べるとボールに触る回数は増えましたが、なかなか前線までボールを運ぶことが出来ず、試合はこのまま1-8で終了しました。
監督・選手コメント
高倉麻子 監督
今日の試合は強さ、スピードへの対応をテーマに臨みました。試合全体としては、粘り強くプレーしていましたが、守備の連携や連続性、緩急に課題を残しました。良い形で得点できたことは収穫でしたが、より早い動き出しでポゼッションとゴールへ向かうプレーの質を高め、全員の関わりを多くして魅力ある攻撃的なサッカーを追求していきたいと思います。失点を多く重ねてしまいましたが、強豪の神村学園との対戦で課題が明確になり、収穫が多かったです。今後も一つずつ課題を克服し、より高いレベルを目指していきたいです。
平尾知佳 選手(JFAアカデミー福島→浦和レッズレディース)
神村学園はゴール前で細かいパスをつないできました。その中で、自分のポジショニング、さらに誰がファーストディフェンダーでいくのかを味方に伝えるのが難しかったです。少しのポジショニングミスやファーストディフェンダーが遅れるだけで、そこを突かれて失点してしまう場面が多くありました。自分自身、失敗を恐れず思い切りプレーすることができました。次回、試合をするときはこのことが改善できるように明日のトレーニングから意識し、チーム内で共有していきたいです。
羽座妃粋 選手(日本体育大学)
午前中のトレーニングでは、頭を使ったゲームとポジション別トレーニングが行われました。この合宿のテーマである頭を使い賢くサッカーをすることは、私自身の大きな課題であり、チームの課題でもあります。あらためてこの難しさを感じましたが、常に考えることを意識し、少しでも考えられる選手へと成長していきたいです。ポジション別トレーニングでは、DFはクリアの練習をしました。クロスの対応は世界と闘うために重要な事ですが、中途半端にクリアしてしまうことがあったので、クリアの質をもっと上げていきたいと思います。
神村学園の男子高校生との試合では、ゴール前で体を張り、粘り強い守備が出来たことはよかったですが、守備に追われ、守り切る形になってしまいました。守っているだけでは勝つことは出来ないので、良い攻撃につながる守備をは次はしたいです。また今日は、男子の速いスピートとフィジカルに苦しみました。世界と闘うためには、このような差をものともしないような選手にならなければいけないと思います。明日、明後日のトレーニングで、今日出た課題を少しでも改善し、最終日の試合につなげたいです。
遠藤優 選手(浦和レッズレディースユース)
男子というだけあって、スピードもフィジカルも全く異なり、慣れていなかったのでついていくので精一杯でした。右サイドバックで試合に出ましたが、いつも女子チームと対戦しているので、ディフェンスの距離感、立ち位置、味方をどのように動かすのかということがうまく出来ずに、簡単に飛び込んでしまうことが何回もありました。それでも後半は持ち直し、前線の選手にも声をかけ、1対1の場面でもボールを取り切って味方にパスをつなぐこともできました。今回の合宿では、DFにかかせない「1対1の対応」を磨いていきたいと決めています。残り半分の合宿でも自分を精一杯発揮し、みんなに負けないように頑張っていきたいです。
瀬野有希 選手(修徳高校)
スピードに慣れるまで時間がかかってしまい、ペナルティーエリア付近で相手のペースでボールを回されてしまいました。マークの受け渡しが課題だったのですが、動き出しも速いため対応が遅れてしまったと思います。個人としての課題は、プレスに緩急をつけることや予測してボールを奪うこと、牽制をして相手にボールを出させないことでしたが、人に厳しく当たりにいく時の判断に迷ってしまうことが多かったです。中盤にスペースが出来てしまい、そこを相手に使われてしまったので、ボールサイドを優先にもっと積極的にボールを奪いに行きたいです。また、ボールを奪った後が雑になってしまい、攻撃に上手くつなげられなかったのも課題だと思います。出た課題を改善できるように自分で工夫して、今後の練習に取り組んでいきます。
園田瑞貴 選手(京都精華女子高校)
スピードと体格が異なり、キーパーとのロングボールの競り合いや、相手を背負ってボールを受ける時に体を入れきれず前でボールに先に触られたり、サイドハーフがボールを持っている時のサポートが遅くてボールを受けられなかったりすることがありました。チームは、粘り強くディフェンスをして、チャンスを何本か作り出し、得点することが出来ましたし、修正点に対してはコミュニケーションをとりながら改善するための話し合いが出来ていたと思います。より良いチームにするためにしっかりと話し合い、チーム全体で高め合っていこうと思います。そしてもっと自分をアピールしていこうと思います。
スケジュール
2月6日(金) | PM | トレーニング |
---|---|---|
2月7日(土) | AM/PM | トレーニング |
2月8日(日) | AM/PM 1-8 |
トレーニング 練習試合 vs. 神村学園高校(男子) |
2月9日(月) | AM/PM | トレーニング |
2月10日(火) | AM/PM | トレーニング |
2月11日(水) | AM | トレーニング |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。