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ビーチサッカー日本代表候補 トレーニングキャンプ 活動レポート(4/18)
2014年04月19日
ビーチサッカー日本代表監督にマルセロ・メンデス氏が就任して初めてのキャンプが沖縄・宜野湾トロピカルビーチでスタートしました。
まずは練習前にピッチ上で青空ミーティング。監督から選手たちに向けて次のような話がありました。
『私はこの日本代表の監督として君たちを率いることができ、非常に嬉しく思う。7年間UAEで監督をやってきて、日本代表との対戦を通じて君たちのスキル、スタミナは良く知っているつもりだ。私の経験や知識をプラスして、日本代表をアジアで優勝させ、ワールドカップで上位と戦えるチームにするためにやってきた。君たちにはそのポテンシャルがある。共に上を目指して頑張っていこう!』
これまで長年代表に名を連ねてきたメンバーも、新監督の初練習とあって若干緊張気味でスタート。ただ、時間が経つにつれ、いつもの元気なビーチサッカー代表となり活気がみなぎります。
メンデス監督は所々練習を止めて丁寧に戦術の説明をし、自分のフィロソフィーを選手たちに落とし込みます。
最後は紅白戦をして一日目を終了。
ビーチサッカー日本代表は、新しい一歩を踏み出しました。
監督・選手コメント
マルセロ・メンデス 監督
まずは日本代表の活動をスタートできて素直に嬉しく思います。選手たちは代表に全てを捧げる覚悟で参加しているのが伝わってくるし、とにかく集中して代表選手としてのプライドをもって練習に取り組んでくれています。
監督が代わると選手たちは多少ナーバスになるもの。ただ硬さが取れると、私の与える練習メニューを楽しんでいました。これは選手が伸びるために非常に重要なことです。
オズ選手はもちろん技術的に頭一つ飛び抜けているわけですが、他の選手たちのレベルは皆ほぼ同じくらいで、メニューを考える時や練習の指導をする上で非常にやりやすいです。通常ビーチの世界では、トップチームの中でもレベルにばらつきがあるものですが、日本代表候補の選手たちにはそれがない。これも良いチームを作る上で非常に重要な要素と言えます。
初の移動、初の練習を終えたわけですが、スタッフは皆プロフェッショナルで、移動もスムース、ホテルも申し分なく、ピッチコンディションも準備万端。練習に集中できる環境を作ってくれたJFA、沖縄県協会、ホテルなど周囲に感謝して、良いキャンプにしたいと思います。
茂怜羅オズ 選手
初回の練習は気持ちも入って良い感じでした。新しい監督が就任して戦術練習、フォーメーション練習などが入ってきて、選手たちは頭を使う機会が増えています。これまでがむしゃらにやっていた我々も、一人一人が考えてプレーする必要があります。
今回はラモス前監督が作ったチームの選手が集められたけれど、今後は新しい選手も入ってくると思います。まだ始まったばかりですが、とにかく早く監督の考えを理解してチームの形を作り、今年中に行われると言われているワールドカップアジア予選で新しい日本の形を見せたいです。
アジア予選突破は回を重ねるごとに難しくなってきていますが、強い日本代表を見せつけて勝ちたいです。僕はメンデス監督とは長い付き合いで、ある程度どのような指導をするのか分かっているつもりです。アジア優勝、ワールドカップで上位進出を狙っているという言葉がありましたが私も同様の考えで、監督の指導の下、ワールドカップでベスト4以上を狙えるチームを作っていきたいと思います。
ラモスさんはこれまで攻守の素早い切り替え、スピードとタフネスの重要性、あきらめない気持ちを選手たちに植え付けてくれました。今マルセロ監督が来て、そこに世界に通用する戦術やセットプレーのフォーメーションなどが加わって、日本代表はとても良い方向に進んでいると思います。
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