トレーニングマッチ
2014年4月7日（月） 現地時間　17:30キックオフ　20分ハーフ（プレーイングタイム）
（スペイン/サンチアゴ・デ・コンポステラ）

フットサル日本代表　1-4（前半1-0、後半0-4）　サンチアゴ・フットサル

得点
19分  中村友亮（フットサル日本代表）
24分  失点（サンチアゴ・フットサル）
26分  失点（サンチアゴ・フットサル）
38分  失点（サンチアゴ・フットサル）
39分  失点（サンチアゴ・フットサル）

スターティングメンバー
GK：川原永光
FP：渡邉知晃、滝田学、皆本晃、仁部屋和弘

サブメンバー
GK：藤原潤、関口優志
FP：稲葉洸太郎、小曽戸允哉、佐藤亮、星翔太、中村友亮

登録外メンバー
西谷良介、吉川智貴、内村俊太

交代
GK藤原、関口以外全員出場

マッチレポート

チームはこの日、サンチアゴ市庁舎へ表敬訪問しました。
ここサンチアゴ・デ・コンポステラは、エルサレムから始まるキリスト教巡礼の最終着地であり、国内外から多くの観光客が集まる場所です。

今回の遠征5試合目となる、この日の対戦相手はスペインリーグ1部のサンチアゴ・フットサル。日本は序盤から多くのチャンスを作るもののスペイン代表GKの好守に阻まれてチャンスを生かせませんが、終了間際に挙げた中村選手の代表初ゴールで1点をリードして折り返します。

ルーゴ戦のように後半序盤に失点してゲームを壊すことがないように気合を入れ直して後半に臨んだ日本ですが、この試合でも24分、26分に立て続けに失点を喫して逆転されてしまいます。

この後は立て直して反撃に出るも同点に追いつくことは出来ず、残り5分からパワープレーに出ますが逆に2点を奪われて1-4で敗れました。

監督・選手コメント

ミゲル・ロドリゴ 監督
今日も昨日のルーゴ戦のような展開でした。エネルギーの充填された前半はよく動き、攻守に積極的な展開を見せることが出来ました。シュートも多く打ちましたが、さすがスペイン代表GKといった好守に阻まれてしまいました。やはり課題は後半の立ち上がりです。ハーフタイムに落ち着いてしまった頭にもう一度火を灯すまでに時間がかかってしまい、その隙に逆転されてしまいました。ただ昨日と違うのは、逆転された後、引きずらなかったことです。疲労して動きも鈍くなりましたが、昨日の試合から学んだことを生かしてくれました。パワープレーの時にはすでに心身ともにエネルギーが枯渇していた状況で、これまでのようにチャンスを作ることが出来ませんでした。フィジカルコンディションを整えて体と頭がフレッシュな状況にさえなれば、スペイン1部のチームと互角に戦えるという自信を持てる内容でした。

皆本晃 選手（府中アスレティックFC）
守備も攻撃も、試合を通じて悪くなかったと思います。相手を凌駕する時間帯も長かったと感じています。ただ、小さなディテールの部分の差で結果的には負けてしまいました。ここがスペイン人との小さなようで大きな差で、ゲームの流れを読む力、ここというタイミングを逃さない力をつけていかないといい試合ができても勝ち切ることは難しいとあらためて感じました。技術、戦術もそうですが、こうした部分を学んでいけばもっといいチームになれると確信しています。

星翔太 選手（バルドラール浦安）
チームとして昨日の試合で出た課題を持って臨んだ試合でした。個人的には昨日の試合に出ていなかったこともあり、リズムを掴むのに少し時間がかかってしまいました。チームとしては昨日と同様で、好守に支配する時間も多くチャンスを作りしましたが、後半に相手のギアが上がった時に対応しきれず失点を重ねてしまったことが悔やまれます。しかし、そうした時間も自分たちのスタイルを捨てずに戦えるようになっているので、変化させるべきろ、継続させるべきところを見極めてもう一つ上のレベルに行きたいと思います。

中村友亮 選手（バサジィ大分）
色々なチームと対戦し、多くの選手を見ていく中で、毎試合学ことが多くあります。自分は身長が低いので、対戦相手の中でも小柄な選手の動きを見て勉強するようにしています。スペインクラブの選手を見ていて感じるのは、スピードの緩急の使い方がとても上手いと感じました。自分もその部分を磨いていかなければと感じました。個人的にはこの試合で代表初ゴールを決めることができて嬉しかったのですが、チームが負けてしまっては悔しさだけが残ります。スペインでの試合は残りあと1試合。結果にこだわって戦いたいと思います。

スケジュール

※時間は全て現地時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

今後の予定