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U-19日本代表候補 AFCU-19選手権に向けて3回目の活動開始
2020年10月06日
AFC U-19選手権ウズベキスタン2020に向けて、9月に続き、今年3回目のU-19日本代表活動が高円宮記念JFA夢フィールド(以下JFA夢フィールド)でスタートしました。新型コロナウイルス感染拡大がまだまだ続く中でも、多くの関係者・Jリーグ・選手所属チーム・所属学校・保護者のご協力とご理解のもと、JFAが作成した様々なガイドラインを厳守しながらの実施となりました。また、全スタッフ、選手は集合時にSmartAmp法検査を実施し、新型コロナウイルス陰性の確認が取れた上で活動を開始しました。
AFC U-19選手権ウズベキスタン2020の延期後の開催日程が未定の為、目標時期を定めるのが難しい状況ですが、2021年初旬の開催を見込んで今回も活動を実施。限られた遠征回数の中で、チーム内での競争も本格化しつつも、チーム力をより高めていきます。9月同様、内田篤人氏もロールモデルコーチとして帯同し、前回以上に選手にさらに刺激を与えていきます。
10月4日(日)からトレーニングを開始し、Jリーグなど公式戦の影響から、午前中は7名、午後は14名でのトレーニングとなりました。過密日程でJリーグや育成年代のリーグ戦も開催されている為、選手のコンディションにはもちろん差があり、各選手の状況を十分把握した上で、中馬健太郎コンディショニングコーチの元、複数にグループを分け、個人個人のメニューを設定していきます。日常での試合経験が不足している選手には短い時間で強度を上げるトレーニング、連戦が続いて疲労が見える選手には、JFA夢フィールド内にあるジムやアイスバス、大浴場などでリカバリーメニューを効率的に実施するなど、より早く選手のコンディションを整えていきます。
残念ながら数名の選手が怪我の為トレーンングキャンプに参加できませんでしが、10月5日(月)午後には、残りの9選手も加わり、23名全員が出揃いました。全体ミーティングでは、影山雅永監督、冨樫剛一コーチから、「強いチームを作るためには何をチームに求めるのか、何をチーム内で意識するのか、この短いトレーニングキャンプの中でも考えながら活動していこう」と、海外の試合映像や、ドキュメンタリー映像などを参考に改めてチームコンセプトを伝えました。それを聞いた選手たちは、よりアグレッシブで集中したプレーが攻守に目立ちました。狭いエリアで3つにゾーンを分け6対6+フリーマン+GK、8対8+2フリーマン+GKのラインゲームを精力的にこなし、チーム内でも要求を繰り返す声がけをする場面が多く見られました。最後はクロスシュートで締めくくりました。
6日(火)には、再び2部トレーニングを行い、最終日7日(水)の午前中に今回のトレーニングキャンプを締めくくります。
選手コメント
GK 藤田和輝 選手(アルビレックス新潟)
久々に日本代表に招集されて、率直にとても嬉しく思っています。アルビレックス新潟で先輩達と切磋琢磨している結果の招集だと感じています。クラブスタッフにも感謝しながら、恥じないプレーをしなければいけないと思いますし、持てる力をすべて発揮して、しっかり集中してアピールにつなげたいと思います。新型コロナウイルス対策という、これまでの日常から変化せざるを得ない中、素晴らしい環境を整えていただいていると感じます。ピッチの管理を初め、たくさんのスタッフの皆さんのご尽力があってこそ、自分たちはプレーに集中させてもらっています。常に感謝の気持ちを持って100%のプレーをしていきます。Jリーグの過密日程などの影響もあり、代表合宿の日数も十分にとれないかもしれません。しかし、練習や日頃の生活から選手やスタッフと積極的にコミュニケーションをとりながら、精一杯プレーしていきます。良い競争下の中でポジションを勝ち取り、AFCU-19選手権のピッチに立てるよう、一生懸命頑張ります。
DF 成瀬竣平 選手(名古屋グランパス)
9月の国内トレーニングキャンプに続き、U-19日本代表に選ばれたことを非常に嬉しく思います。コロナ禍で大変厳しい状況の中、こういった環境を前回に引き続き用意していただけることに感謝したいと思います。サッカーができる喜びを感じながら、自分の存在が少しでもチームのプラスになるよう、短い期間ではありますが、頑張っていきたいと思います。今回のトレーニングキャンプでは、自分の持ち味である攻撃的な部分をどんどんトライしていきたいと思います。そして、チームとしては、戦術的な理解をさらに深め、本日のオープニングミーティングでもスタッフからアドバイスを貰いましたが、ピッチで皆が意見をどんどん要求し、イメージを共有していけたら良いと思います。AFCU-19選手権は来年の初旬開催と、まだ詳細は未定ですが、チームとして集まれる回数は限られていますし、1回のキャンプや1回のトレーニングがとても重要になって来ますので、1日足りとも無駄にせず過ごしていきたいと思います。そして、僕達の目標はAFC選手権を突破することだけでなく、チームしても個人としても、さらにもっと上のステージに行くという強い気持ちを忘れずやっていきたいと思います。
MF 髙田颯也 選手(大宮アルディージャ)
今回U-19日本代表国内トレーニングキャンプに選ばれ嬉しく思います。JFA夢フィールドは芝の質も最高で、施設も非常に整っているので素晴らしい環境でサッカーができているなと、初めて来て嬉しく思います。今回の遠征では、チームメイトとの連携や自分の得意なドリブルを活かしたプレーをたくさん発揮したいです。このような新型コロナウィルスの影響をどの国も受けて、AFCU-19選手権は間違いなく厳しい戦いになると思いますが、しっかり勝てるようチームとしても個人としても成長していけたらなと思います。
FW 櫻川ソロモン 選手(ジェフユナイテッド千葉)
前回招集して頂いた時もそうですが、素直にU-19日本代表に招集されてとても嬉しかったです。選出していただいたことにとても感謝していますし、所属チームや家族、関係者の方々にもとても感謝したいです。前回参加して、多くの優秀なチームメイトが参加し、AFCU-19選手権予選の時よりは、チームとして少しずつ積み上がっていることも肌で感じますし、攻撃の形、崩し方などコミュニケーションを取って、皆で合わせていければ良いと思います。自分としては、チームで1番目立つ存在としてこのチームを引っ張っていきたいです。ストライカーとして、チームに結果で貢献できるように良い準備をして、充実した4日間を過ごしていきたいと思います。
スケジュール
10月4日(日) | AM/PM | トレーニング |
---|---|---|
10月5日(月) | AM/PM | トレーニング |
10月6日(火) | AM/PM | トレーニング |
10月7日(水) | AM | トレーニング |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
※全チームスタッフ、選手は集合時にSmartAmp法検査を実施します。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一般の方におかれましてはトレーニングの見学は一切できません。
※選手やスタッフによるサイン、握手、写真撮影、プレゼント受け渡し等の対応も自粛させていただきます。
皆さまのご理解とご協力を、よろしくお願いいたします。
【今後のスケジュール】
AFC U-19選手権ウズベキスタン2020(2021年初旬へ開催延期)
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