AFC U-19選手権2020予選に向けてベトナムのホーチミンに滞在しているU-18日本代表は、トレーニングを順調に続けています。11月3日(日)には、チーム事情で一時離脱していたバングーナガンデ佳史扶選手と川本梨誉選手、4日(月)には川崎颯太選手が合流し、23名が揃いました。

初戦前日の5日(火)には、同じグループのU-18ベトナム代表、U-18グアム代表、U-18モンゴル代表監督が一堂に会して前日会見が行われました。ベトナムでの注目度が伺えるように多くのメディアが集まり、会見も約1時間におよび、多くの質疑応答が交わされました。特に、U-18ベトナム代表を率いるのが元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏とあって、日本を意識した質問も多くありました。影山雅永監督は、「注目度が高いベトナム戦だけでなく、初戦から気を引き締めて、日本の良さを存分に発揮し、一戦ずつ改善して勝利していきたい」と力強く語りました。

チームは試合会場で公式トレーニングを1時間行い、最終調整としました。選手のコンディションも良く、6日(水)にいよいよ初戦・対U-18グアム代表戦を迎えます。

選手コメント

DF #4 中村拓海 選手（FC東京）
国内キャンプでは流通経済大学と試合をして、勝ったものの内容としてはまだまだ課題もありました。ベトナムに着いてからは暑熱対策から始まり、練習試合で出た課題とチームとして向き合い、今日までやってきました。それを思い切り発揮できれば、自分たちのサッカーができるので自信を持ってプレーするだけです。開幕戦は、アジア独特でのやりにくさなどがあると思いますが、リラックスして臨めればベストだと思います。

DF #19 木村誠二 選手（FC東京U-18）
メンバーに入れず悔しい思いでしたが、追加招集というかたちでプレーできるチャンスを得たので頑張ります。過去の遠征で何度も一緒にプレーしているメンバーばかりなので、うまく馴染めています。ベトナムに到着してから、暑さやピッチ状況など慣れない環境に順応して、全員で良いトレーニングができていると思います。あとは試合までに話し合って意識を統一し、さらに良い状態で試合に臨めるようにしたいです。途中で離脱してしまったメンバーの分まで、いまいるメンバーで3試合しっかり勝ち抜いて、AFC U-19選手権2020予選を突破したいと思います。

MF #10 川崎颯太 選手（京都サンガF.C. U-18）
今回のAFC U-19選手権2020予選のメンバー23人に選ばれず、発表を聞いたときは非常に悔しかったですが、追加招集というかたちで選ばれ、日本代表として戦えることにとても喜びを感じています。昨日到着したばかりですが、日本と比べて蒸し暑さがあり、汗の量も日本とは全く違ったので、それに慣れるのに苦労しました。前日練習は実際に試合をするピッチで行い、スタジアムの雰囲気や芝の感覚を確かめることができました。明日からいよいよ開幕ですが、相手の戦術や日本との環境の違いなどで難しい試合になるかもしれません。それでも今までのU-18日本代表活動で積み上げてきたことを活かして戦い、勝利します。短期間での3試合を23人全員で必ず勝ち切ります。

スケジュール

※時間は全て現地時間となります。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

AFC U-19選手権2020予選

大会期間：2019/11/06(水)～2019/11/10(日)
会場：ベトナム／Thong Nhat Stadium

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