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U-22日本代表、ブラジルとの再戦に向けて始動
2019年10月09日
東京オリンピックに向けて強化を進めるU-22日本代表は8日(火)、ブラジルのサンパウロ郊外で活動を開始しました。一週間の活動期間のなかで、10日(木)にU-20サンパウロFCと練習試合を行い、14日(月)には今年6月のトゥーロン国際大会決勝で敗れた相手、U-22ブラジル代表と対戦します。
今回のメンバーは、コパアメリカにも参加したMF三好康児選手やMF中山雄太選手ら7名、トゥーロン国際大会準優勝組のFW小川航基選手やDF田中駿汰選手ら7名、初招集のMF食野亮太郎選手、DF渡辺剛選手、MF菅原由勢選手と多彩な顔触れ。「この年代の選手たちは急激に伸びていく選手もいる。今回来ていない選手も含め、これがラストチャンスということではなく見ている」と横内昭展監督代行。来年7月のオリンピック開幕を見据えながら、チーム全体の底上げ、細かな部分の積み重ねを目指します。
前日夜に到着したチームはこの日、午前・午後の二部練習を実施。午前中にジョギング、ストレッチで身体をほぐし、午後はボールを使ったメニューに移行しました。ブラジル戦が行われるレシフェに移動するまでの3日間、トレーニングを行うのはサンパウロFCアカデミーの施設です。ジュニア世代からU-20までの選手たちが使用するこの施設は複数のピッチやジム、スタジアム、宿泊施設を兼ね備えています。2014年には柏レイソルアカデミーが訪れており、中山選手はこれで2度目の訪問になります。
オリンピック連覇を狙うブラジルとの一戦に向け、集中して強化を図ります。
監督・選手コメント
横内昭展 U-22日本代表監督代行
ブラジルとはトゥーロンで対戦して以来2回目の対戦。さらにいいメンバーが招集されている、そういう相手に対して自分たちの立ち位置がどう変わっているか確認することができます。先月の北中米遠征は得点ができないまま終わりましたので、そこを意識してこだわりながら、強い相手ですが是非得点を奪いたい。海外に行って初めて学ぶこと、経験できることがあります。移動距離の長さ、気候や時差の違いがありながらも普段通りのパフォーマンスをいかに出せるか。我々はオリンピックだけではなくて日本代表につながる活動をしています。こうしたことを克服してこそ、代表につながっていく。選手が持っているポテンシャルを大事にしながらも、注視していきたいと思います。
DF #15 渡辺剛 選手(FC東京)
(初招集ですが)U-22日本代表がどういうサッカーをするのか、どういう選手がいるのかと意識しながらトゥーロン国際大会を見ていました。FC東京は4バックですが、U-22日本代表は3バックなので、まずはシステム、戦術をしっかり理解して、自分のストロングな部分を出せればと思います。所属チームでやってきたことがここにつながったので、いただいたチャンスを生かしたい。ここで手に入れるものをチームに持って帰ってまた還元して、いい流れにチームがなれるようにしたいです。
国際親善試合 ~ブラジル遠征~
日程:2019年10月6日(日)~2019年10月14日(月)